自分との闘い


最後にライブを観に行ったのは多分2年前くらいである。ステージで演奏する分には大丈夫なわたしであるが、観に行くのが苦手になってしまった。
運悪く変なオジサンに遭遇してしまい、(会場に必ずいる訳ではないけど)ライブを観に行くのが無理になってしまったのである。

先日長い時間を経て久しぶりにライブを観に行ったが、手が届く距離に人がいるとライブに集中出来ず、人の少ない出口付近で聴いていた。(ちなみに後ろに人がいるのも苦手でどうしようもない感を自分に抱いている。)
しかしスピッツのライブにどうしても行きたいが為に(まずチケットが当たるかだけど、、)、今回別の好きなアーティストを聴きに行こうと踏み切ったのである。スピッツのライブに一度は行きたい、という夢があった。諦めると後悔するのだろうな。しかし今回久しぶりに行けたら次も行けるかもしれないよね、的な思考である。そしてどちらもずっと聴きに行きたかったアーティストである。
そして今回聴きに行けたことは進展であった。
しかし、以前楽しみだった事が楽しめないなら無理していくものでもない、とも思った。狭い空間にぎゅーぎゅーだとまずいけど会場によっては大丈夫かもしれない。

わたしが透明マントを被るか。もしくは、、自分の身は自分しか守れない!ボディビル級にムキムキになる!か。
常習犯みたいなオジサンには、一生落ちない蛍光塗料でもかけちゃって 一生暗闇で光っちゃう、とかそんなシステムでも開発してほしいところ。
アホな発想達は置いといて、現実的に考えると、そういう見ず知らずの人間に対してブレーキの効かないオジサン達には治療を受けてほしいところである。
しかし第三者が気づいて、「今何してたの?」となって捕まることなんてごく稀なのだろう。そんなスーパーヒーローの現れる確率は0.0001%くらいなのだろう。
見て見ぬふりする人がほとんどである。気づかない人がほとんどという場合もある。(人に気づかれないタイミングを狙っている変なオジサンもいる。)
そして泣き寝入りする人がほとんどなのではないだろうか。

自分がライブする側なら大丈夫なのが、まだ救いだった。
その人が自分のライブに来ていないか、しばらく警戒したけど一度も見かけなくてほっとした。
といっても去年で今までの活動の仕方を終了したのである。コロナ禍になりライブ頻度も減っていたのでフェードアウトに近いかもしれない。
ライブするのは今もすごく好きなんだけど、音楽活動の仕方にしっくりこなくなって、何年も悩んでいた。ライブの出演も断り続けていたままで申し訳なく、極々少数のライブを楽しみにしてくれてた人に申し訳ない。
しかし音楽を辞められる筈もなく、何をするのも勇気は要るが、音楽での挑戦も続けていきたいし、音楽以外の挑戦もしていきたい。
音楽を辞められる筈もなく、頭から離れることもなく。多分ずっと好きなままなのだろう。これは脳内麻薬である、おそらく。
今までのような活動の仕方ではなく、飲食店等に好きなタイミングでかなり勇気を振り絞って、歌いに行ったりするのである。ユウとしてではなく、ただの音楽好きの通りすがりの者として。全くといっていいほど人気もないので気づかれることもあるまい。一度、化粧せずスーパーで買い物してた時に気づかれたくらいだ。(何故スーパーで気づくんだすごいよ)

何をするにも勇気のいるトーフなメンタルで参ってしまってる。
絹ごしではなく、わたしは木綿の方だ、と思ってきたけど絹ごしなのかもしれない。
それに加えてなかなかのポンコツなのである(遠い目)。

昼間はぽかぽかしているけれどまだまだ夜は寒いですな。しかし暖房をつけるにはもったいないな。
いつまで経っても足が冷えたままで、布団の中でこうして文字を打ち更新してしまった。さすがに寝るのだ...zZZ

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