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ハゼ釣り

夫の趣味は釣りだ。

息子のチッチがまだお腹にいた頃、オットはよくわたしを連れて近場の川へ運動がてらつれていってくれた。

産後はさすがに子ども小さいし抱っことはいえあまり体力も無いので一緒には行けずじまいだった。

夫は、趣味とはいえ70cmもの大きなシーバス(スズキ)やら、クロダイやら、太刀魚なんかの本格的な釣りをする。一方わたしは、糸の結び方すらも知らない素人なので、たまに夫がつっている横でセッティングされた竿を持たせてもらってよっこいしょとリールを回すくらいが好きだ。

さて、そろそろハゼの季節。
魚のことはあまりわからないわたしですら、去年は何度もハゼ釣りをしたので、さすがにそろそろだなという勘もはたらく。

ハゼというのはこんな魚だ。

こういっちゃなんだが、マヌケな顔だ。(ごめんね。ハゼちゃん)


これは去年釣ったハゼだが、割と近場の川で釣って楽しめた。
餌は、冷凍のホタテなんかを針につけると浅瀬のハゼなら喜んでたべるが、もう少し深い川だとホタテがほぐれて流れていってしまう。だからたいがいは、イソメというミミズに手足がたくさん生えたものをつける。

去年ハゼをはじめてみたとき、かわいくて家で飼いたいなあとすら思ったけれど、実際こんなゲテモノグイでちょっとどんびく。

だけどまた、なんと腹を取って天ぷらにして食べてからというもの「おいしい魚」にランク付けされてしまった。リリースすることが多いけれど、彼を見る目が「おいしそう」に変わってしまった。


さて、去年お腹の中にいたチッチと、ついに家族そろって釣りタイムだ。


去年のいまごろ…

いつか息子とハゼ釣りをしたいななんて漠然と思っていたものだけど、ついにその機会がこんなにもはやく訪れるとは…


夫に針から餌のイソメから、、すべて準備をしてもらい、わたしはチッチを抱えながら竿を持つだけという状態にまでしてもらった。

なんて、ラクなんだ~


母ちゃんが、竿を持つと息子が竿を叩き始める。


まてまて、むすこ。。!!!それじゃ魚が食いついたかわからないじゃないか。。


息子の竿トントンをかわいいなあと思いつつも制しながらようやく1匹!

おお、今年もこの川で出会えたね。

かわいいねえと夫と語らいながら、はしゃいでいると、息子はもう上の空…


ま、0歳児だしね…


釣りをしていると、通りがかる人たちが「なにを釣ってるんですか〜」と声をかけてくれる。


知らないおばあさんからは、オレンジ色のお花をもらう。

ひさしぶりの釣り。楽しかったなあ。


いつか、息子も「お魚さんだ!」とわかる頃にもまた来ようね!

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