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【DQ9】ドラクエ9今さら一人旅の記録(ストーリー編)


どうして今さらドラクエ9?

 本当にその通りだと思います。私もよくわかりません。YouTubeのオススメにたまたまドラクエ9の動画が流れてきたから、今年で15周年を迎え少し話題になっていたから、さまざま理由がありそうなものですが本当にふと遊びたくなりました。それも縛りプレイで。

一人旅とその難しさ、魅力

 まず一人旅というのはその名の通り主人公1人で冒険を進めていくプレイスタイル(おそらく縛りプレイ)です。DQ9は仲間を最大三人まで連れて合計4人で冒険することができ、それが前提の設計をされているため1人でボスに立ち向かうのは非常に難しいのです。回復役、火力役、盾役といった役割分担もできず、全て主人公1人で行わなければいけません。
 ここまで聞くとただの無理ゲーといった印象を持ってしまいますが、実はこの作品は物語中盤〜ラスボスでプレイヤー側の強さが大幅にインフレし、転職を繰り返して効率よくスキルを振っていけばストーリーボスがただの雑魚と化します。はっきり言うと4人だと簡単すぎるんですね。そこで一人旅という縛りをすることで難易度が上がり、適度に難しいストーリー攻略ができるようになるというわけです。

本題: 完走した感想

 作品とプレイスタイルの大まかな説明が済んだところで、ストーリーの順を追ってどんなプレイになったのか、各ボスにどれくらい苦戦したのかについて語りたいと思います。ここからはネタバレ全開で行きます。ストーリーを初見でプレイしたい方はブラウザバックを。いや15周年なのにそんな人いるんか。この記事を見て自分も久しぶりにドラクエ9を遊んでみたいと思っていただければ幸いです。あわよくば追走お待ちしております。
 あと主人公の性別は女性。当たり前ですね。

物語冒頭〜転職解禁

vs.ブルドーガ

 まず1番最初はどんなプレイスタイルだろうと主人公1人なので特に差がありません。最初のボスであるブルドーガはレベルを5くらいまで上げておけば攻撃とホイミで楽々倒せます。道中の宝箱で拾えるはねのおうぎはどうのつるぎより若干攻撃力が高く、おなべのふたは守備力を少し盛れる盾なので私は毎回欠かさず回収しています。おそらく新しい武器防具を買う必要もなく撃破できるでしょう。

vs.謎の黒騎士

 新しい町セントシュタイン城下町へ行き、次のボス謎の黒騎士。ここが最大の山場だったと言っても過言ではないでしょう。ちょうど仲間が解禁され、通常プレイではここから4人で戦うことになるので味方が4人である前提の強さになっています。ここからが一人旅の本領発揮です。
 とりあえずレベル10程度まで育成していざボス戦。あっさり負けました。相手の攻撃が全て自分1人に降りかかるため、回復しつつ殴り合うためにはかなりの耐久力を要求されます。パーティー全体に3,4回の打撃を与えるさみだれ突きも全て1人に命中するため非常に痛く、これはかなりの育成が必要だと感じました。
 しかしまだメタル系モンスターが出現しないため、闇雲に雑魚を倒すのは非効率になりがちです。そんな中最も経験値効率のいいモンスターは海岸に出現するウィングスネークでした。1体あたり経験値が100もあり、他のモンスターが20~50であることを考えると破格です。もちろん他の敵よりHPも攻撃力も高いので死なないように気をつけつつ狩りまくってレベルを16にし、呪文ヒャダルコを覚えたタイミングで再び対戦。負けました。惜しかった。相手が3ターンに一回50%の確率でホイミを唱えてくるのですが、この運が悪かった。何度もボスに回復され、MPが尽きてジリ貧となって負けてしまいました。
 もうできることは装備品を整え運に任せることしかありません。皮のドレスやせいどうの盾、レイピア、次の町エラフィタ村でブルーガードを揃え万全の状態で泣きの3戦目。ようやく勝ちました。どんだけ強いねん。やっと倒せたという喜び以上にこれからの一人旅に対する不安が募る戦いでした。
 ちなみに謎の黒騎士は火属性が弱点なため、通常プレイでは魔法使い3人でメラ連打、主人公は曲芸スキル4ptの火吹き芸がオススメです。私の一人旅だとMPが切れて回復できなくなってしまうため通常攻撃がダメージソースでした。

vs.妖女イシュタル

 謎の黒騎士の正体が数百年前に栄えた王国の「黒薔薇の騎士」という異名を持つレオコーンという人物だったことが判明し、いざイシュタル戦。このボスはあやしいひとみでこちらを麻痺状態にした後、麻痺している味方に大ダメージを与えるタナトスハントを放つというコンボが厄介です。こちらは一人旅ですから、一度麻痺してしまうと解除のしようがなく、敵に一方的に殴り殺されます。そんな不安がありつつ戦ったのですが、なんと運よく1発勝利でした。そもそもあやしいひとみの回数も少なく、1回も麻痺することなく勝ててしまいました。謎の黒騎士での下ブレがうまく収束してくれました。

vs.病魔パンデルム

 大昔に流行ったらしい病気が再び流行してしまったベクセリアに到着。ここではこれから長く使っていける武器てつのつるぎを売っているので即購入。錬金を繰り返してはがねのつるぎ、たまはがねのつるぎと強化していけば物語終盤までメインの武器として活躍してくれます。
 そして肝心のボス戦、病魔パンデルム戦ですがなんと圧勝でした。実はこのボスが登場するダンジョンではメタルスライムがそこそこの頻度で出現します。そうです、メタル狩り解禁なのです。とりあえずメタルスライムを倒しまくってレベルを21まで上げ、ベホイミを習得したタイミングで挑みました。特に新しい装備を整えなくてもステータスの暴力でねじ伏せることができました。
 ここで気づいたことなのですが、一人旅は通常プレイと比べてメタル狩りの経験値効率が良いです。通常、獲得した経験値は味方のレベルによって良い感じに分配され、1匹のメタルスライムから得られる約4000の経験値も一人あたり1000程度に落ち着いてしまいます。しかし1人旅ではこの経験値が主人公に全て入るため、1匹倒しただけでポンポンレベルが上がっていきます。想定外のメリットのおかげで難なく撃破でき、少し一人旅に希望が見えました。
 そういえばベクセリアでのストーリーはかなりの鬱展開でしたね。ルーフィンお前ほんとダメ男だな。

vs.魔神ジャダーマ

 なんやかんやしてついにダーマ神殿に到着。転職解禁と意気込みますがどうやら大神官がいないらしい。お隣のダーマの塔最上階で大神官を見つけますが目の前で魔物に変貌。魔神ジャダーマ戦です。通常攻撃はそこまで痛くありませんがいなずまはかなりの高火力。あまり連発されるとジリ貧になりがちなボスです。これは割と有名な戦法ですが、先にツォの浜に行ってゴームのながぐつを買ってから挑むと雷属性耐性を得られるので少し楽に戦えますね。そこまで苦戦せずに倒すことができました。晴れて転職解禁です。

転職解禁〜2度目の落下

ここで一旦メタル狩り

 颯爽と次のボスに行きたい気持ちをグッと堪えてメタル狩りの時間です。転職が解禁されてまずすべきことは各種職業スキルにスキルポイントを割り振り、パッシブスキルを獲得することです。DQ9の職業スキルには通常特技とは別に「常時HP+30」、「常時みのまもり+60」といったパッシブスキルがあり、これを取ることで味方が一気に強くなります。これが冒頭で話した中盤以降のインフレの正体です。これから先はひたすらパッシブでステータスを盛ることになります。
 ここで振るべきなのは戦士の「ゆうかん」、武闘家の「きあい」です。私はゆうかんに56pt、きあいに42ptふって合計攻撃力+50、守備力+20、素早さ+10を獲得。レベル上げ方法は旅芸人以外で剣を装備できる戦士、盗賊でメタルスライムを4対ほど倒し、レベル18まで上げるという手段を取りました。ここがちょうどメタルスライム1匹でレベルが上がらなくなるラインでした。剣が装備できない職業はセントシュタイン付近の雑魚でレベル6まで育成。少しスキルポイントを稼ぐ程度にしました。

vs.ぬしさま

 クソデカ魚のぬしさまを呼ぶことのできるオリガちゃんを追って戦うことになるぬしさま。正体は亡くなったオリガの父が女神の果実を手にした姿でしたがそんなこと構わず全力攻撃です。職業も旅芸人から戦士に変え、より高い攻撃力と守備力で応戦です。レベル20程度で戦いましたがパッシブスキルのおかげで余裕でした。たまに使用してくるつなみが少し痛かったですが、HPが50を切りそうなタイミングで錬金しておいた特やくそうを使えばすぐ回復できました。ちゃんと転職してスキルを振っておけばそこまで苦戦する相手ではありません。

メタルブラザーズ狩りの時間です

 ツォの浜でのイベントを一通り終えるとふなつきば、カラコタ橋、ビタリ山、サンマロウといける場所が増えますが、ここでやるべきなのはビタリ山頂のルーラポイントを開放してサンマロウに直行です。この町ではスパンコールドレスなどかなり強力な装備が買えるほか、イベントを進めて行くことになるサンマロウ北の洞くつではメタルブラザーズが出現、その経験値は破格の12000です。レベル上げのためにサンマロウへ急ぐのです。
 ここでやることはまずメタルブラザーズを気合いで1,2体倒して槍スキルに全ぶっぱ。きゅうしょ突きを覚えたら僧侶へ転職し少しメタルスライムを狩ってからヤリでメタルブラザース狩り。ヤリに58pt振って一閃突きを習得します。ここまでやるとこれからのメタル狩りが格段に楽です。通常プレイではメタル斬り連打で十分倒せますが、こちらは一人旅。メタル斬りの1,2ダメージでちまちま削っていたらすぐ逃げられてしまいます。だからこのタイミングでさっさと一閃突きを習得する必要があるのです。
 一閃突きが使えるようになったらヤリを装備できる僧侶、戦士のレベルを27まで上げ、ゆうかんスキルを90ptまで伸ばして守備力+40、最大HP+60を取りました。スキルポイントにかなり余裕がありますが、他の職業スキルで取りたいものがあるため一旦溜めておきます。

vs.妖毒虫ズオー

 猛毒、1ターン休みとデバフを使ってこちらを苦しめてくるボスです。道具のどくけしそう、きあいスキルのふとうふくつがあれば毒は解除できるため、そういった対抗手段をちゃんと用意して挑みます。もちろん特やくそうの錬金も忘れずにしておきます。洞くつの最深部まで進み、いざ妖毒虫ズオー戦。ただの雑魚でした。

4ダメージしか喰らわない主人公

 執念のメタルブラザーズ狩りによるレベルとパッシブスキルで盛りまくったステータスでズオーをぶん殴ってしまいました。。。ちゃんと一人旅でもプレイヤー側のインフレをひしひしと感じることができました。

グビアナ城を進める前に

 サンマロウのストーリーを終え、手に入れた船で向かう次の目的地がグビアナ城なのですが、このタイミングでグビアナ城に加え、その先のカルバドの集落、エルシオン学院まで行くことができちゃうので、ルーラだけでも登録しておきましょう。エルシオン学院ではクリア後でも通用する最強の下半身装備マジカルスカートが買えるため、私はこのタイミングで購入しておきました。実はこのマジカルスカートは女性専用装備であり、これが主人公を女性にした1番の理由です。ほぼ全ての属性を7%軽減できてしまう破格の性能です。

 またグビアナ城ではまほうのこて、まほうのたてを購入すると良いです。盾は今後上位互換のものが出てきますがまほうのこては連勤していくとげんまのこてとなり、こちらもクリア後までお世話になる最強装備です。どちらも属性ダメージ(呪文やブレスに相当)を軽減する効果が強く、錬金していくうえで必要になる素材のせいれいせき、げんませきはどちらもボスが確定ドロップするため、一つは簡単に作れます。

vs.アノン

 グビアナ城でのストーリーを進め、城の大浴場からグビアナ地下水道へ進んでその最深部で戦うことになる、一回行動ながら一撃一撃が重くかなりの攻撃力を誇るボスです。しかしスキルを取りまくった今、アノン程度敵ではありません。高い攻撃力から繰り出される攻撃はせいぜい20ダメージ。ドラゴン斬りが刺さる相手ということもあり5ターン程度であっさり仕留めました。一人旅で最もあっけなかったボス戦でした。

vs.呪幻師シャルマナ

 カルバドの集落でイベントを進めていくと戦うことになるボス。突風による1ターン休みとマヌーサによる命中率低下にどう対処するかが攻略の鍵です。まあ、このボスも弱かったですね。。。マヌーサ状態はズオーと同じくふとうふくつで返せますし、1ターン休みになったところでたいしたダメージも受けない、負ける理由がこれといって見つかりませんでした。一人旅はいつも以上に雑魚との戦闘に時間がかかるため、ストーリーを進めるのにかなりフィールドを移動しなければいけないのが面倒でした。

vs.魔教師エルシオン

 エルシオン学院で生徒失踪事件を解決するべくやってきた探偵に間違えられ、仕方なく事件を解き明かしていき戦うことになります。が、じつは道中で1回全滅してしまいました。エルシオン地下校舎に出てくるアサシンドールです。この不届者によるアサシンアタックが急所に当たってしまい、即死効果で死亡。一人旅なので即全滅です。くたばれ。せいすいを多く買っておきました。
 気を取り直してボス戦について。エルシオンは通常攻撃と往復ビンタによる物理攻撃、ヒャダルコとドルクマによる呪文攻撃のハイブリッドです。職業は戦士にしていたため守備力がかなり高く、呪文攻撃をどう防ぐかがポイントでした。
 そこで目をつけたのがサンマロウで言及したスパンコールドレスを錬金して得られるひかりのドレスです。この装備には一定確率で呪文を反射する効果があり、相手の呪文ダメージを少し抑えられるどころか反撃までできてしまうため、すぐ作りました。素材となるひかりの石はグビアナ砂漠で収拾でき、ピンクパールはどこかのダンジョンの赤宝箱からゲットできたような気がします。サンマロウで購入することもできますね。
 戦闘中に取る行動ですが、魔法スキル8ptで習得できる魔結界を張って呪文ダメージを軽減しつつ、魔法の反射をねらいつつ物理攻撃で攻めて倒しました。これまでのボスより攻撃一つ一つがかなり高火力だったため、やられる前にやるという戦闘スタイルでした。

vs.石の番人

 まさか忘れてないですよね。サンマロウに行く途中のビタリ山で戦うことになるボスです。正直エルシオンまで進めてしまうとただの雑魚敵同然なので何一つ苦戦しないでしょう。石の町はこのボスのためにあるのではなく、入り口付近の男性に話しかけて受注するクエストで初の宝の地図がもらえるというただそれだけのために存在しています。
 これで女神の果実が7個揃いました。終盤戦のスタートです。

ナザム村〜ラスボス戦

はぐれメタル狩り、解禁___

 長いストーリー演出を終え、ナザム村まで来るといよいよはぐれメタルが登場します。場所はナザム村から北西に進んだところにある魔獣の洞くつ。ここでレベル40付近まで上げたいところです。私はまずヤリを使える戦士、僧侶をレベル39へ。ヤリスキルに100pt振って全職業で使えるようにしたらバトルマスターや魔法戦士、レンジャーといった職業クエストをクリアして上級職を解禁。極端にMPの低い武闘家、バトルマスター以外の職業ではぐれメタル狩りをして全てレベル39にしました。今までのメタル狩り同様、ちょうど上げづらくなるラインがそこでした。

みんな大好きはぐメタコンベア

 ここでどのスキルを取るかですが、私は魔法戦士フォース100pt、バトルマスターのとうこん82pt、レンジャーのサバイバル42pt、武闘家のきあい100ptを選択。すべて有用なパッシブスキル目的です。中でも武闘家のきあいスキルは素早さが大きく上がり、メタル系に先制する確率が高くなるため最優先。次に優先度が高いのは魔法戦士。習得できる各種フォースは今後ボスに対して大ダメージを与える手段になるのでかなり重要です。そして魔法戦士という職業自体もMPが確保できる戦士といった印象で使い勝手が良かったため、メイン職業を戦士から魔法戦士へ変えることにしました。

vs.大怪像ガドンゴ

 はぐれメタル狩りでお世話になった魔獣の洞くつ最深部にいます。攻撃力は200以上、打撃+確率で一回休みのハートブレイクや全体攻撃のじひびき、そして確率で麻痺効果のあるやけつく息と痛恨の一撃を使用する強敵です。一回行動だからといって侮れません。麻痺した状態で痛恨の一撃を何度も喰らえばそこそこピンチになります。
 しかし麻痺に対する対抗策という対抗策がなかったため、当たらないよう祈りつつ瞬殺する戦略で倒しました。風、闇属性が弱点なためストームフォース、攻撃力増強のバイキルトをかけ、たまはがねのつるぎでひたすらはやぶさ斬り。一度麻痺してしまいましたが致命傷ではなかったためそのままゴリ押して倒すことができました。

vs.グレイナル

 ナザム村の先、無駄にグルグルさせられドミールの里へ到着。ここに着いたら真っ先に防具屋へ行き、ミラーアーマーを購入。性能だけ見れば光のドレスの上位互換です。またここでたまはがねのつるぎより攻撃力の高い剣が買えますが、最終的に絶対に使わなくなるため買わなくていいでしょう。
 グレイナルはドミール火山の頂上にいるボス。数百年前は現役だったようですが今はヨボヨボなので簡単に倒すことができます。アイスフォースとバイキルトをかけ、ドラゴン斬り数回でおしまい。はげしいいなずまを使用するため、ゴームのながぐつがまたしても活躍。他のイベントも難なく撃破可能でした。

vs.ゴレオン将軍

 いよいよガナン帝国の3将軍と戦います。カデスの牢獄でのイベントを爆速で終わらせ、アギロに仲間を連れてきた方がいいと忠告されますがそもそも一人旅なので余計なお世話です。ミラーアーマーを一撃で仕留めてボス部屋へ。
 ゴレオン将軍ですが、痛恨の一撃以外怖い攻撃がありません。物理主体で殴ってくるのですがこちらの守備力が高かったおかげでほぼ喰らいません。弱点のライトフォースとバイキルト、さらにスーパーハイテンションまで溜めてワンパンに成功しました。一人旅でもできるんだなあ。

2758の ダメージ!

vs.ゲルニック将軍

 おそらく3将軍最弱です。これもかなり有名な戦法ですが、ゲルニックは魔法主体の敵で、攻撃呪文を頻繁に唱えてくるのですがミラーシールドで呪文を完封できます。相手の行動AIが賢く、マホカンタ状態のこちらに呪文をいっさい使わなくなるため、ずっと0ダメージの通常攻撃をしてくるかわいそうなスライムに成り果てました。お供のてっこうまじんもはやぶさ斬りで瞬殺できてしまうため、何も苦戦する要素がありませんでした。

ラスボス前最後の育成

 次のギュメイ将軍に挑む前にこちらの戦力を整えます。まずここからの敵は痛恨の一撃がとても痛く、しかもそこそこ頻繁に放ってくるため盾の秘伝書を獲得します。盾の秘伝書は持っているキャラクターに痛恨完全ガード、痛恨の一撃を確定で盾ガードする効果を付与します。ここからはこれがないとまともに戦えません。また、ゴレオン撃破のタイミングで最後の鍵を入手。これで船の倉庫にある牢屋の宝箱からはやぶさの剣を入手できます。今作最強の武器です。そしてメタル狩りをして主人公のレベルがついに50へ。おそらくラスボスまで育成が必要ないであろう状態でボス戦に挑みます。

vs.ギュメイ将軍

 初めに言っておきます。めちゃくちゃ連敗しました。1番の壁は謎の黒騎士でしたが次に壁だとはっきり認識したのはギュメイでした。ギュメイ将軍の行動は通常攻撃、3回のみ使用する魔神斬り、かえん斬り、マヒャド斬り、さみだれぎり、斬り上げ。通常攻撃とかえん斬り、マヒャド斬り、さみだれ斬りは大したダメージでもないため平気、魔神斬りは1/2の確率で痛恨の一撃ですが盾の秘伝書で完封可能。
 残った斬り上げですが、これがボスの使用する一人旅における最強特技です。その内容は通常攻撃ほどのダメージ+1ターン確定で休み。確率で休みになる特技はいくつかありましたがこれは当たれば100%休みです。しかもその使用頻度がえげつない。2回行動で毎ターン使用してくることもザラです。毎ターン休みにされては攻撃も回復もできません。そのままHPを削られて全滅。5連敗くらいしたところで限界を感じます。
 というのも、パラディンを解禁していなかったのです。一人旅という縛りの都合上パラディン解禁クエストの要件である「誰かをかばう」が達成できないのです。パラディンの職業スキルはくあいではHP+80, 守備力+100というバケモノのようなパッシブが得られます。それをあえて封印していたんです。しかしここで限界を感じたため、ギュメイを倒したら例外的に仲間を加え、パラディンを解禁したら即1人に戻そうと思いました。
 ではどうやってギュメイ将軍を倒したのか。祈りました。どうか斬り上げないでくれ。どうかこちらがスーパーハイテンションになるまで斬り上げだけは使わないでくれ。ひたすら運ゲーしようと思いました。狙っていたのはドラクエ9をやりこんだ人なら馴染みのある、SHTフォースバイキルカニ無心こうげきです。ルカニ効果は付与できませんでしたが、テンションバーンを駆使して10戦目くらいでようやく渾身の一撃をお見舞いし、無事に倒すことができました。二度と魔法戦士で戦いたくないです。あと爆速でパラディンに乗り換えました。

vs.暗黒皇帝ガナサダイ

 このボスはドラクエ9で唯一第2形態まで連戦するボスです。しかし、第1形態の方が強かったです。第1形態は通常攻撃、杖の先の球による固定ダメージ攻撃、メラゾーマ、いてつくはどうを使用。こちらがマホカンタ状態になるとメラゾーマを使わずに攻撃してきます。またいてつくはどう持ちなためバフもかけづらいです。なんとかHT無心こうげきを決め、第二形態。こちらは杖の先の球の代わりに痛恨の一撃を使用してきますが、なんとマホカンタ状態でもメラゾーマを使用してくれます。嬉しい限りです。体力が削られた状態でのスタートだったためギュメイからドロップしたまけんしのレイピアでひたすらミラクルソード連打で回復しつつ倒すことができました。

vs.ガナン3将軍(2回目)

 ラスボスの力で蘇った3人と再戦です。攻撃力は増していますが3対ともHPが大幅に減少しているため、全員HT無心こうげきでワンパンすることができます。一体倒したら必ずHPとMPを全回復するようにしておきます。ここのギュメイは主人公がパラディンで守備力が大幅に上昇していたので難なく倒せました。初めからパラディンで挑めば良かったです。

vs.堕天使エルギオス(1回目)

 ラスボス第1形態です。こちらはガナサダイと違い連戦ではないので落ち着いて戦います。とはいえ、第1形態は普通に雑魚なのでサクッと3ターンほどで倒せました。

vs.闇竜バルボロス

 ラスボス前に突如現れて戦います。物理攻撃はそこまで脅威になりませんが、ドルモーアと闇の炎での闇属性攻撃がかなり厄介です。やみのはどうで守備力と素早さを下げてくるのも要注意で、短期決戦が理想です。竜戦士装備には炎、闇属性軽減の効果があるため、積極的に装備しましょう。光属性が弱点のため、ライトフォースHT無心こうげきで倒しました。

ラスボス戦における装備

武器: はやぶさの剣→最も火力が出せるため採用
盾: げんまのたて→ほぼ全属性10%軽減のため採用
頭: けがわのフード→こごえるふぶき対策で採用
胴: ミラーアーマー→あわよくば反射してほしいため採用
腕: げんまのこて→最強装備
脚: マジカルスカート→最強装備2
足→ゴームのながぐつ→ジゴスパーク対策で採用

vs.堕天使エルギオス(2回目)

 いよいよラスボスです。行動パターンがA~Eテーブルまで存在し、多様な技を仕掛けてきます。中でも強力なのがジゴスパーク、やけつくいき、メラゾーマ、マダンテです。ジゴスパークはゴームのながぐつで多少軽減し、やけつくいきは私自身のお祈りで解決。メラゾーマは呪文反射をお祈り。マダンテは超大ダメージを喰らいかねない非常に危険な技ですが、使用する前のターンに必ずめいそうを使用するため、タイミングを見て大ぼうぎょします。
 
そして肝心の戦略ですが、今までと同様るやられるまえにやるコンセプトで戦います。テンションバーンとフォース、あわよくば必殺のパラディンガードを張って最大火力でぶん殴る作戦です。特に弱点属性があるわけではないため頻度の高いメラゾーマ対策でファイアフォースを使用、テンションバーンとためるでテンションを上げていき、ハイテンションフォース無心こうげきで3700ダメージ程度与えた後、残った体力をはやぶさ斬りで削りきりました。
 これにてストーリーにおけるラスボスを撃破。おまけと言ってはアレですが、もう一体ストーリーに関わるボスがいるため倒しておきましょう。

思ったより苦戦しませんでした

vs.ぬしさま(2回目)

 実はツォの浜で少しイベントがあり、オリガが本物のぬしさまに会いたいということで2回目のぬしさま戦があります。行動回数が2回に増え、攻撃力も増加。巨大津波が相変わらず脅威のボスなのでアイスフォースをかけて被ダメージを軽減。バフを盛りまくって2パンくらいで倒せました。一人旅の都合上1戦目は主人公が水の羽衣、みかがみの盾、海なりの杖を持たなければいけないためやや戦いにくかったです。

クリア後のやり込みへ

 ドラクエ9でラスボスを倒したらどうなるか。みなさん大好き、宝の地図攻略生活が始まります。ここからドラクエ9が始まると言っていいでしょう。実はぬしさま2回目を倒すとアギロホイッスルがもらえ、天の方舟で自由に移動することができるようになります。これで宝の地図の場所へアクセスしやすくなるんですよね。しかもウォルロ村付近でのはぐれメタル狩りも解禁となるため、まずはここでレベル99にしてから宝の地図へ挑みましょう。私は現在進行形で宝の地図を攻略していますが、この記事はストーリークリアまでの記録なので、通常ボスを全て倒したタイミングで続きを書こうと思います。あの謎の黒騎士を超えるボスもいるので、ぜひご期待ください。それでは、また。

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