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2020年の名盤リスト【BEST OF THE YEAR】

▼トークで聴きたい人はライブ配信のアーカイブをご視聴下さい▼


Album

1:Age Factory - EVERYNIGHT

ロックが死んだと言われてから久しいが、
ロックがまだ死んでいないと、
この音を聴いて確信した。
"CLOSE EYE"はキレッキレでヒリヒリする。
若き才能で研ぎ澄まされた刃のよう。

2:Alpha Wolf - A Quiet Place to Die

依然としてニューメタルコア的でありながらも
前作からのお約束を更にブラッシュアップさせ
次の次元へ向かった名盤。

3:Arise in Stability - Dose Again

国内プログレッシヴメタルの9年ぶりの新作。
恐ろしい完成度。
このアルバムから使用し出した
持ち味を活かした味わい深いクリーンが大好き。

4:August Burns Red - Guardians

Messengersや Constellationsが好きだった方には、
絶対聴いて頂きたい名盤。

5:BLEED FROM WITHIN - The End Of All We Know

2020年の隠れた名盤。
"The End Of All We Know"からどうぞ!!

6:Blueshift - Voyager

エラーキテクツ(ERRAとArchitects)な
プログレッシヴサウンドが、好きな方は必聴。
同系統のフォロワー群の中では、
頭一つ飛び向けているクオリティー。

7:Bring Me The Horizon - POST HUMAN: SURVIVAL HORROR

まさかのメタル回帰作。
"Parasite Eve"はエポックメイキングな神曲。
サウンドプロダクションのレベルは極まっている。

8:Chief State - Tough Love

近年稀にみるポップパンクの超名盤。名曲しか無い。
夏はヘビロテ必至。

9:Code Orange - Underneath

ハードコア をベースとしつつ
インダストリアル、ノイズ、ホラー、
ニューメタルなどなど…が実験的に混ざり合う。
形容し難いオリジナリティーあるサウンドが特徴的。
固定観念を打破するネクストレベルの
ヘヴィミュージック。

10:CrowsAlive - BIRTH

世界観賞。
圧倒的オリジナリティーとハイセンスな音構築。
電子音のセンスには脱帽。

11:Crystal Lake - The Voyages

リメイク賞。
"Endeavor"も欲しいというワガママだけは言わせて欲しい。
古くからのファン、新しいファン両方に嬉しい作品。

12:CVLTE - 616

快進撃が始まった名盤。
アコースティックみとデジタルみが見事なバランス。
"Falling Apart"は今後も語り継がれるであろう名曲。

13:DARKO US - Pt. 1 Dethmask 

ニューメタルコア最高峰の初作品にして、秀作。
他の追随を許さない孤高のブルータリティー。

14:Dealer - Saint

ニューメタルコア群の中でも
メソッドが洗練されている。ニューメタルコアというジャンルの方向性を決定付けた作品。
次回作が無さそうなのが惜しまれる。

15:DEXCORE - [METEMPSYCHOSIS.] 

V系デスコア・メタルコアというカテゴリーの中で
別格の存在感。
曲構成が今後更に洗練されるとモンスターバンドになるだろう。

16:DVSR - West Technique

ニューメタルコアのなかでも、
かなりニューメタル寄り。
グルーヴィーでラップ中心な音楽性。
飽きずに聴き続けられる名盤。

17:Earthshatter - 1135

ニューメタルコア寄りなサウンドだが、
高品質なクリーンをフィーチャーしているのが、
よりニューメタルチックでGOOD。
"Ghost Orchid"には、あの頃の突っ走り感がある。

18:EMMURE - Hindsight

ニューメタルコアのパイオニアの
スッキリまとまったコンパクトな名盤。
先駆者としての威厳すらある。
曲が変にグダって長くならないのも良い。潔し。

19:FEVER 333 - WRONG GENERATION

前作が良い意味で歌モノだったのに対し、
本作はソリッドでハードなサウンド。
デジタルなビートとベース音が最高。

20:Fit For A King - The Path

廻りまわって正統派メタルコアなった良作。
"Breaking The Mirror"あたりは、
ブルータルなメタルコアだった時期が
好きだった人が聴くとびっくりするかも?

21:From Ashes to New - Panic

乱暴な形容をするならば現代版Linkin Parkなのだが、
すこぶるとても良い。
ニューコア的な一面もあり
まさにヘヴィミュージック最先端&ハッピーセットなバンド。

22:GHØSTKID - GHØSTKID

ニューコアをしっかりヘヴィネスで煮詰めた名盤。
キラーチューンは"START A FIGHT"。
謎にクセになるメロディーにも注目。

23:Graupel - Fade Away

隙が無い3曲入りEP。
速いリフと泣きが欲しい、
ブレイクダウンも欲しいメタルファンは
Graupelを聴くしかないッ!!

24:HEAVEN SHALL BURN - Of Truth and Sacrifice

そのブレ無さ一級品。
安定安心安全のヘブンシャルサウンド。

25:If I Were You - Radiant Dark

毎度ハイクオリティーなメタルコア・ポストハードコアを聴かせてくれる。
本作も健在。音質もいつも最高。
スピード感もあり良い。
"Hate Me"から聴いて頂きたい。

26:Kingdom of Giants - Passenger

レベルの高いモダンなメタルコアサウンド。
適度なデジタライズとDjentyな
ギターがモダンのそれ。

27:Misery Signals - Ultraviolet

叙情系ハードコア・メタルコア金字塔の
待ち望まれた名盤。
過去作はどれも音質が惜しかったが、
今回は文句無しの良音。

28:October Ends - Zodiac

バランス賞。
ヘヴィミュージックの良いとろが高次元で
バランス良くまとまっている。
メタルサブジャンルの良い要素が
これでもかとブチ込まれている。ラップもあるよ。
それでいてゴチャッと感は無い。

29:Omerta - Hyperviolence

カオティックハードコア×ニューメタルといったサウンド。
凶暴で予測不可能な曲展開にアドレナリンが噴き出す。

30:ovEnola - Left Behind

フロンティア賞。
飽和気味のニューメタルコアシーンに
鉄槌を下すかの如く現れた期待の開拓者。
非の打ち所が無い。ブルータルで隙も無い。
それでいてノリやすい。

31:Polaris - The Death of Me

前作も相当良かったが今作も最高。
クリーンや泣きのエモーショナルなアプローチもあり、
ほんのりプログレッシヴなのも良い。
好きやん。こんなん。

32:Reflections - Willow

無慈悲で賞。
MESHUGGAHを暗闇鍋で煮詰めたようなサウンド。
鬱々としていて極悪で狂気。

33:Svalbard - When I Die, Will I Get Better?

ダークホース賞。
シューゲイジーな一面もある
ポストハードコアの隠れた名盤。

34:The Acacia Strain - Slow Decay

ブルータルなハードコアバンドの
久しぶりの良作。
限りなくデスコアに近いハードコア。

35:THE GHOST INSIDE - The Ghost Inside

泣き賞。
悲劇を乗り越えた傑作。
"Aftermath"は涙なしには聴けない。
限りなくメタルコアに近いハードコア。

36:WITHIN DESTRUCTION - Yōkai

以前のデスコアサウンドから
ニューメタルコア、メタルコアへの
サウンドのシフトチェンジが印象的。これも良い。
すごぉい!!(日本好きな)

37:Within The Ruins - Black Heart

平たくいうとDjentという事になりそうだが、
本作もテクニカルな部分が一際光っている。

Single

▼紹介したアーティストの楽曲(シングル)

Bolu2 Death - Broken Landscape

最高の音質。
残念ながらアルバムは、
”Broken Landscape”のような曲が
沢山あるわけでもなく、それ程良くなかった。

Chelsea Grin - Bleeding Sun

2022年7月現在、新アルバムは未リリース。
その他のシングルも良いのでアルバムが期待される。

De8ed - The Only Thing They Fear Is You

最強カバー。

VEIL OF MAYA - Outsider

アルバムには収録無しとの噂あり。
False Idolよりメロディーが推されて入れいて、
Matriarch好きな僕らとしては嬉しい。

Volumes - holywater

アルバム未収録。
1st~2ndあたりのヘヴィなVolumesを聴くことが出来る。

総括

2020年はとにかくニューコアとニューメタルコアの年といった感じでした。
2つの新ジャンルがシーンを席巻し、成熟期になったの2020年だと思います。
その流れの中でも変わらず自分たちのスタイルを通して良い作品を出すアーティストも居れば、
一方でトレンドを意識しつつもオリジナリティー溢れる作品、同ジャンルの中でも突出した作品があったのが面白いところでした。
僕らが忘れている可能性もあるので「これが入って無いぞ!!」の連絡もお待ちしています。笑
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

written by カラス先輩、くろちゃん

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