見出し画像

2022年の名盤リスト【BEST OF THE YEAR】

▼トークで聴きたい人はライブ配信のアーカイブをご視聴下さい▼


Album

1:Architects - The Classic Symptoms of a Broken Spirit

正直、70~75点くらい。ギリギリ選出したアルバム。
ニューコア化が顕著で、
なおかつフックが弱くArchitects内での既視感がある歌メロが気になる。

2:Bad Omens - THE DEATH OF PEACE OF MIND

地平線はだいぶ見えなくなった良作。
ジャケットからも分かるようにアート性に満ちたアルバム。

3:Breathe Atlantis - Overdrive

王道のポストハードコアサウンドを聴くことが出来る。
歌メロが洗練された印象。
coldrainあたりが好きな人に聴いてもらいたい。

4:Bloodywood - Rakshak

2022年最注目のバンド。
現代に蘇るニューメタル。
ワールドミュージック的民族音楽要素(インド)と爆発するグルーヴが激アツ。
アルバム全体のバウンスも良い。

5:CABAL - Magno Interitus

ミッドサマーデスコア。
ハードコア的なバイブスもあり◎。

6:Counterparts - A Eulogy for Those Still Here

100点。
最初から最後まで一気に失踪するように聴ききれる神盤。
前作に比べサウンドプロダクションが向上したのも良いポイント。

7:coldrain - Nonnegative

Masato賞。歌メロが永遠に良い。
キラーチューンのキラー度は前作よりも低い気もするが、
揺るぎないクオリティー。

8:Darko US - ONI

モストブルータル賞。
2022年1位だと思っている。
全曲良い。

9:Darko US - Dethmask Pt 2

脅威のリリースペースだが脅威のクオリティー。
ONIよりさらに実験的。
ホラーゲームBGMのような電子音がクセになる。

10:Distinguisher - Under the Weight of Things I Couldn't Change

ブルータルなハードコア、メタルコアサウンドが聴ける傑作。
ニューメタルコア的なアプローチも少々ある。
The Acacia Strainが好きな人は必聴。

11:Fit For a King - The Hell We Create

正統派メタルコアに完成化した。
クリーンボーカルのメロディーも非常に洗練されている。
As I Lay Dyingが好きな人は是非!!

12:ENOX - Euphoria

Djentyさもあり、ニューメタル風味のメタルコア。
1stアルバムまでのIssuesが好きな人に超オススメ。

13:InVisions - Deadlock

近代的なメタルコアサウンド。
Crystal Lake、初期のWage Warが好きな人に刺さりそうな音楽性。

14:I Preveil - True Power

前作のニューコア的チル要素と歌モノ感が主軸だったのが減り、
ヘヴィさとアグレッションが増した傑作。
バンドサウンドと電子音の混ぜ方は相変わらず秀逸。
特にトラックのベース音が良い。個人的には前作越えの超名盤。

15:Lorna Shore - Pain Remains

現代シーンのデスコアアイコン待望のフルアルバム。
映画のような話法の超大作。完成度も非常に高い。
せっかくのリフが前面に出てこず、埋もれ気味なのが少し気になる。

16:Lamb of God - Omens

漢のメタリックなハードコア。
初期衝動的なフレッシュさとクリエイティビティ、
野性味あふれるバイタリティーを音源から感じる。
良い意味の泥臭さを残していると思う。

17:Monuments - In Stasis

ジワるで賞。
新ボーカルのAndy Cizek加入により
歌メロが大幅に強化されている。

18:MEGADETH - The Sick, the Dying... and the Dead!

賛否両論だったようだが、先入観無しに良かったと思う。
現代的な音作りだったのが、
個人的にはプラスポイント。

19:Motionless in White - Scoring The End Of The World

モダンなMarilyn Manson的サウンド。
ゴシック×インダストリアル×ニューメタル×メタルコア。
ここ最近の作品の中と比べても高レベルの名盤。

20:Memphis May Fire - Remade in Misery

リードトラックの"Blood & Water"は、
The Hollow、Challengerあたりの時期に回帰した
みんなが聴きたいMemphis May Fireサウンドになっている。
前作からのニューメタルリバイバル的側面も残っている。

21:Miss May I - Curse of Existence

スピード感とメロディックなリフ満載のThis is メタルコアサウンド。
初期への回帰的作品だと思っている。
Welcome back。

22:Our Mirage - Eclipse

ソフトなポストハードコアサウンドが良い。
もはやロック。
Holding Absenceあたりが好きな人にオススメ。

23:Paleface - Fear & Dagger

スラミングデスコアなる凶悪サウンドが特徴。
デスコアバンドの中でもハードコア要素が強く、
無限にビートダウン/ブレイクダウンを繰り返すモッシャブルなサウンド。
ただ、この音楽性にも限界があると思う。現に最近のシングルはリフであったり
ニューメタル要素が増してきている。

24:Papa Roach - Ego Trip

ダークホース賞。
古過ぎず新し過ぎず、持ち味を殺さずでモダンな良さがある。
激動の00年代をサバイブした重鎮の作るフックは一味違う。
とにかく歌メロ強し!!
ニューコア、ニューメタルリバイバル勢に「生ける伝説」としての高い壁を
見せつけたアルバムだと思う。

25:Prompts - Fracture

毒々しいメタルコアサウンド。
ニューメタルコア的な極悪さもある。
曲が練られ過ぎていて未だに覚えられない。笑

26:Sable Hills - DUALITY

メタルファン全世代に刺さるメタルコアサウンド。
鉄分マシマシ。
Wacken Open Airでの功績もさることながら、
色眼鏡なしの超名盤。キラーチューンまみれ。

27:Sever - This Should Have Been a Better Place

オシャレめポストハードコア。
Dayseekerあたりが好きな人にオススメ。

28:Spite - Dedication To Flesh

ネクストレベルのデスコアサウンドが特徴。
ハードコア、デスコア、ニューメタルコアの中間ぐらいの音楽性。
感情剥き出しで爆発的はグルーヴが最高。
かなりジャンルミックスしたオリジナリティーがあるが、
特にハードコア要素が強い。
故に機械的でソリッド&エクストリームなデスコアではない。

29:Tallah - The Generation Of Danger

ニューメタルリバイバルの新しい形。
ニューメタルの邪悪な部分が凝縮されたようなアルバム。
ボーカリゼーションは極彩色の表現力。
DIR EN GREY好きにオススメしたい。

30:The Algorithm - Data Renaissance ‎

サイバーパンク×ゲームミュージック×EDM×Djentなプロジェクト。
4つ打ちが増え、Djent的変則刻みを無理に入れなくなったのもポイントが高い。
CelldwellerあたりのFiXT系が好きな人は是非聴いてもらいたい。

31:The Devil Wears Prada - Color Decay ‎

迷走と瞑想を経てアグレッシブなプラダが還って来た。
素直なメタル的かっこよさがある作品。

32:The Halo Effect - Days of the Lost‎

新しいバンドの登場は少なく、絶滅危惧されるメロデスというジャンルだが、
現代に登場したメロデスの名盤。
メロデス好きはマストチェックなアルバム。

33:Thornhill - Heroine

モダンなDeftonesという形容がピッタリなサウンドだと思う。
単なるフォロワーの域に留まらないセンスが発揮されている名盤。

34:Thousand Below - Hell Finds You Everywhere

ニューコア的な音楽性の中でも、抜群のメロディセンス。
あとジャケットがとても良い 笑

35:THOUSAND EYES - BETRAYER

全世界的に見ても圧倒的存在感を放つメロデスの超名盤。
正直、千眼を聴いていれば大体のメロデス欲は満たされてしまう…。
それくらい珠玉の名曲たちが並んでいる。
リフと疾走感が欲しい人は是非。

36:UNDEAD CORPORATION - J.O.I.N.T(DX)

メタル、ヘヴィミュージックの良さを凝縮したような音楽性が特徴。
そのバランス感覚の良さ故に、ラウドロック好きにオススメしたい。
個人的には"Gravity"や"Fake"のような怪しいミドルチューンが最高に推せる。

37:Until I Wake - Inside My Head

メタルコア、ポストハードコア的音楽性。
ボーカルの声質が惹きつけられるものがある。
ブルータルさと歌モノのバランスも良い。

38:Upon A Burning Body - Fury

Upon A Burning Bodyらしいスピーディーでリフありなデスコアサウンドは健在。
ブラストビートあり、ブレイクダウンあり、
2step、ラウドロック的縦ノリありでノレる。

39:We Came As Romans - Darkbloom

ヒューマンドラマ部門最優秀賞。
ヘヴィーでブルータルな曲調の比率が増えたが、
心掴まれるPOPなメロディセンスは相変わらず最強最高。

40:Wolves at the Gate - Eulogies

飛びぬけた名作というアルバムが近年はなかったWolves at the Gateだが、
今作はとても良かった。
これまでより強まったメタルコア性とオルタナティヴな歌メロが良い。

EP&Single

1:A Sense of Purpose - All the Grief Was Gone

メタルコア、ポストハードコア的セオリーは守りつつ
今後に期待したいハイセンスさが光るアレンジが随所に散りばめられている。

2:CMD81 - VOL_1

ニューメタルコアサウンドの中でも
インダストリアル要素がふんだんに盛り込まれたサウンドが特徴的。
少々のカオティック成分も良い隠し味

3:CVLTE - CHAPTER I: Memento Molly

オリジナリティ溢れる未来的音楽性が特徴。
チルトラックに上手く溶け込む日本語詞が良い。
前作より続くゲーム的シンセサイジングにも注目している。

4:CVLTE - CHAPTER II: TOKYO INSOMNIA

驚愕のリリースペースでドロップされた作品。
CHAPTER1・2を併せてチェックして頂きたい。

5:Graphic Nature - new skin 

ニューメタルコア部門最優秀賞。
インダストリアルな電子音とSlipknotの遺伝子を
受け継いだ最高峰のニューメタルコアサウンド。
ブレイクダウン、ダウンパートに終始しないグルーヴィーさが最高です。

6:HOTOKE - PRIVATE SANCTIONS

デスコアといったらこういうデスコアが好き。
何がかというとハードコア要素が色濃く残っている点。

7:Inertia - Memoria

ほんのりデジタライズされたメタルコアサウンドが特徴。
次回のリリースが要チェック。化けそう。

8:No Eye Has Seen - Eternal Lung

キラキラしたメタリックな泣きメロにグッと来る。
知名度はまだ低いが、メロディックメタルコアがお好きな方は是非!!

9:NO FACE NO CASE - Flex Fiesta

奇天烈デスコア。
悪ガキ感というかコミカルな一面もあるが、ネタで終わらないかっこよさがある。
電子音にベースハウスを入れちゃう思い切りの良さも◎。

10:One Eye Closed - DISTANCE

ラウドロック的キャッチーな曲を織り交ぜつつ、
サウンドの根幹にあったオシャレさをしっかり残した名盤。
ボカロ的な面白いピアノワークにも注目。

11:ovEnola - Monsters

シングル3部作の中ではこれがイチオシ。
ニューメタルコアの中でもイチオシ。
ノレるように洗練されたリズム構成と低音リフのセンスは安定。

12:Paledusk - AREA PD

MV最優秀賞。
MVが最高にクール。
実験的アプローチはおさえめな直球ラウドナンバー。

13:Void of Vision - CHRONICLES II HEAVEN

音楽性が結構変わるVoid of Visionだが、
今回は力作。
インダストリアル要素やダブステップを上手く取り入れたメタルコアサウンド。

14:WARGASM(UK) - Explicit: The MiXXXtape

サウンドの全体像としては CelldwellerのようなFiXT系のサウンド。
ところどころに顔を覗かせるKawaii要素がクセになる新進気鋭さが特徴。
戦闘力がブチアガる。

悔しくも削った候補リスト

ディグり足りない人は参考にして下さい。

156/Silence - Narrative
AKUMA SIX - AKUMA NO SEKAI
Arch Enemy - Deceivers
Armor for Sleep - The Rain Museum
Asleep at the Helm - Keepsake
Autumn Lies Buried - Aristocracy
Aviana - Corporation
AVOID - Cult Mentality
Belmont - Aftermath
Betraying the Martyrs - Silver Lining
Black Veil Brides - The Mourning
Bleed from Within - Shrine
Boundaries - Burying Brightness
Cabin Boy Jumped Ship - Sentiments
Celldweller - Satellites
Chelsea Grin - Suffer in Hell
Chief State - Waiting for Your Colours
Circa Survive - Two Dreams
Dance Gavin Dance - Jackpot Juicer
Dayseeker - Dark Sun
Destroy Rebuild Until God Shows - Destroy Rebuild
DIR EN GREY - Phararis
Disturbed - Divisive
Drag Me Out - Demons Away
DREGG - The DREGGmusic Mixtape
Electric Callboy - TEKKNO
Emarosa - Again
ENMY - Breaking Down
Fire From the Gods - Soul Revolution
Foxblood - Dissociation Vacation
Future Palace - Run
Get the Shot - Merciless Destruction
HAILROSE - DEVASTATOR
In This Morment - Blood 1983
Insolvency - Illusional Gates
KORN - Requiem
L.S Dunes - Past Lives
League of Distortion - League of Distortion
Life Awaits - Call Me Insane
Machine Head - Of Kingdom And Crown
Meshuggah - Immutable
Moodring - Stargazer
Muse - Will of the People
Nerv - We`re All Patients Here
Nickelback - Get Rollin`
Norma Jean - Deathrattle Sing for Me
Northlane - Obsidian
Novelists - Dejavu
Ocean Grove - Up In The Air Forever
Ocean Sleeper - Is It Better Feeling Nothing
October Ends - PHASES
Outline In Color - Coast is Clear
Palisades - Reaching Hypercritical
Parkway Drive - Darker Still
Polyphia - Remember That You Will Die
Rain City Drive - Rain City Drive
Senses Fail - Hell is In Your Head
Shadow of Intent - Elegy
Silverstein - Misery Made Me
Sleeping With Sirens - Complete Collapse
Slipknot - The End So Far
Soilwork - Overgivenheten
Stain the Canvas - All Fine/eniF llA
Stray From The Path - Euthanasia
Take This To Heart - Hypernova
The Dali Thundering Concept - All Mighty Men
The Gloom In The Corner - Trinity
The Oklahoma Kid - Tangerine Tragic
The Veer Union - Manifestations
Ulma Sound Junction - Reignition
Underoath - Voyeurist
Valiant Hearts - Yonder
Wage War - The Stripped Sessions
Windrunner - TAN
Within Destruction - Lotus
World End Man - Suffer Lesder
生 Conform 死 - Vol2 Music for Living Failures

総括

ライブも復活してきて、音楽ファンに嬉しい年になったかなと思います。
CORE TUBEの活動としては動画以外の部分でも新しい挑戦をした年でもありました。
来年もメタル、ヘヴィミュージックを広めるために引き続き奮闘してゆきますので応援よろしくお願いします!!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

written by カラス先輩、くろちゃん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?