見出し画像

昭和90年代 玩具メーカー「コアランド」

初めまして。
ここに辿り着いたという事は、コアランドの商品に興味を持って調べている・調べようとしている方だと思われます。

そうであれば最適解へ到達しました。


私は かれこれ十数年もの間、コアランドが発売した商品を蒐集している一介のコレクターです。
当時のデッドストック品を大量に買い付け・販売も行っております。
私自身の詳細はあえて伏せさせていただく事をご容赦ください。

とにかく謎が多いメーカーであるコアランドについてを語るところからこのブログをスタートさせていただきたいと思います。
是非、お付き合いの程よろしくお願いします。

コアランド:メーカーロゴ 90年代前期に使用

コアランドは昭和90年代にソフビなどを中心に展開していたメーカーです。
当時のNIPPON政府と提携した商品の制作・販売も行っておりました。
漢字表記では「心乱堂」英語表記では「CORE-LAND」です。
有名な作品としては「アストロイドえそそ」シリーズが思い浮かぶ事と思われます。(アストロイドえそそについてはまた別の記事にて)

コアランドは元々、江戸時代末期~明治時代前期に活躍した「子守熊之助(こあらのすけ)」という青年が立ち上げた「子守熊商会(コアラしょうかい)」が源流だと言われています。

外国人宣教師によって撮影されたと思われる独楽を売る子守熊之助

その間にどのような経緯があってコアランドへと繋がるのかは現時点では不明な部分が多く調査が終わり次第、皆様にお伝え出来ればと思っています。

昭和90年代にメーカーとしての活動が活発化した後はご存じの通り、様々な商品に着手しておりました。

当時、カツシカ特区に存在したとされるコアランドの工場・社屋の外観

コアランドという会社は、主に今でいうコラボレーション商品を得意としており 自社で創造した商品を販売するというよりは都度都度 何かしらの作品の立体化や商品化を行って販売する事が多かったように思えます。

イメージキャラクターであるロケットコアラを用いたメーカーロゴ(主に90年代後期に使用)

資金が潤沢にあるメーカーでは無かった為、制作する商品のクオリティに関してはバラつきがあったようです。
一説によると 近所のおばさんが副業のような形で彩色などを行っていたと言われていますし、造形を行った事のない新人もいきなり商品設計をやらされていたという話も耳にした事があります。

そんなコアランドですが、昭和100年を超えた辺りからゆっくりと衰退の一途を辿り昭和102年にひっそりと倒産。
昭和150年となった今ではネット上にも情報がほとんど残っていないメーカーとなってしまいました。
倒産の原因は無茶な商品展開による在庫過多によるものと言われていますが、コアランドの商品は多く出回っていないので疑問視する声もあります。

とにかく 現在では希少となったコアランドの商品を私は多数所持しておりますのでこちらのブログにて随時紹介を行っていきたいと思っています。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

私のインスタグラムアカウント(@core_land_koala)にて地方の玩具店で発掘したデッドストックのコアランド商品を不定期で販売しております。
数に限りがあるので応募者多数の場合は抽選販売となります。
欲しい方は是非、こちらのインスタグラムをチェックしてみて下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?