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良い姿勢について

自分の姿勢が悪いと気にしている人は、多いのではないでしょうか?
「猫背」を指摘されて多くの人は胸を張って腰を反らして、体育でいうところの「気を付け」の姿勢をとる人が多いと思います。

何故良い姿勢が大切なのでしょうか?
「見た目」でしょうか?
確かに背中が丸まっていると老けたようにみえますよね?
「見た目」以上に「不良姿勢」が問題なのは、それが原因で「慢性障害」や「不定愁訴」が発生することだと思います。
なんとなく「肩がこる」、慢性的に「腰が痛い」「膝が痛い」という方は多いと思います。

そもそも「良い姿勢」とはどのような姿勢をいうのでしょうか?
私が、日本コアコンディショニング協会(JCCA)のマスタートレーナーの資格を取得するために学んでいる中で、テキストの中に「理想的な姿勢」について次のように述べられていました。

理想的な姿勢とは、身体の各部が側方・前後方向から観察して理想的なアライメント(骨の配列)に並んでいる状態である。重心・慣性・足底面の接地面からの反発力などの外力が最小限に抑えられるため、身体が発生させる内力も最小で済む。
つまり筋骨格系の働きが最小でも、正しい姿勢を保つことができる。運動学的に言えば「最大効率の姿勢」のことである。体の直立位を維持するには、外力の和に対して、同じだけの内力を発生させることが必要となる。

何か難しいですが、「無駄な力」を使わずに立っていることができるんだと思います。

そこで「良い姿勢」を獲得するための第一歩として「椅子に座って」あるいは「直立」でまたは、ヨガのように「安楽座」や「胡坐」でもいいので目を閉じて「自分の身体のどこに力みがあるか?」を観察してみてはいかがでしょうか?

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