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クリスマスカードと封蝋のワークショップ

「なでしこ切手倶楽部展」で参加したもう一つのワークショップは、大阪からやってきた”おもしろ遊便倶楽部”が教えてくださる手作りクリスマスカードと封蝋のワークショップでした。

クリスマスカードは、イラストの一部を毛糸で刺繍するものでした。クリスマスツリーとトナカイの2種類が用意されていて、クリスマスツリーを選ぶ人が多い中、天邪鬼の私はトナカイを選んだのでした。

トナカイの鼻の部分に円を描き、その円に沿ってブツブツと穴を空けていきます。これがまず楽しかった。楽しさ余って細かく穴を空けたところ、細い毛糸で何度も縫う羽目に…。考え無しのぶきっちょは苦労しますね。

こんな風に仕上がりました。
遠目で見た感じはまずまず。
近づいて見ないでね、と言いたくなります(笑)

続いて、封蝋づくりに挑戦しました。
封蝋とはシーリングワックスと呼ばれている外国で昔から伝わる封かんのやり方です。中世を舞台にした映画などで見たことがあると思いますが、蝋を垂らして、家の紋章の入ったスタンプを押すアレです。現代では、紋章の部分にさまざまなデザインがあり、それが楽しさの一つにもなっています。

私が家でシーリングワックスをする時にはロウソクの火を使いますが、会場では火が使えません。どうやるのかしら、と思っていましたら…

な、なんと、たこ焼き器! この発想は無かった。さすがは関西人ですね。
グルーガン、もしくはたこ焼き器でワックスを溶かします。

溶かしたワックスを専用のスプーンですくって垂らし、
こんな風にスタンプをシールします。
私が作ったのはこの5種類でした。
シーリングスタンプの裏には丸い両面テープが貼ってあり、
実際にお便りの封かんとして使う場合にはそれを剥がして貼り付けます。

こんなにいろんな種類を一度に試す機会などそうそう無いので、楽しくてすっかり夢中になってしまいました。
”おもしろ遊便倶楽部”の先生がとても優しく親しみやすかったのと、ノリのいい教え方で、ワークショップは大盛況でした。




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