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飛べない鳥は

心の乱れ。決定的な原因はない。ただ自分がやりたいことをやりきれずにグダグダしていることに対する自己嫌悪感とか焦燥感が浮き彫りになっているだけだろう。

三十路手前まで来たのにも関わらず、俺がやろうとしている事は、未成年の人間でもできることだ。いい歳したオッサンがそんな事に憧れて生きていていて、本当は恥ずかしいのではないのか…、頭の中をそんな考えが過ることがある。

もちろん、自分の心の中くらいでは「NO」と言い切りたいのだけど、いかんせん俺は生きている世界が狭すぎる。俺が「革命だ」と思った事が、他の誰かの手によってとうの昔に確立されていることだって山ほどある。改めてそれに気づかされる事で、今まで自分がやってきたことが無駄だったと思い知ることが怖くて仕方がない。

だからといって何もしないほうがいいわけでは無いんだけどね…。でも、人より優柔不断で腰の重い自分にとっては、躊躇う材料がどれだけ少なくても、それがゼロではない限り障害となってしまうのです。

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