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世界は誰が創っている?

セッションの合間に
来週のご予約で使う資料をつくる

どんな仕事も同じだと思うけれど
表に出ている部分はほんのわずかであって
見えていない部分の作業のほうが
全体を動かしているのではないだろうか

少なくとも
私が経験してきた仕事は
全てそうだったように思う

これは「意識」の構造と似ている

私たちの意識は
数%の顕在意識でものごとを認識し
普段は意識できない潜在意識の部分で
己の世界を創造している

好き嫌いといった嗜好
外的刺激から受けとる快・不快といった感覚
湧き上がる感情などは
どれも潜在意識からのメッセージに他ならない

これらの反応を軸に
私たちはほんの数%の顕在意識を通して
世界を認識しているのだ

そう、
世界を創造している(動かしている)のは
潜在意識であって
潜在意識が創造した世界を
単に認識しているだけなのが
顕在意識ということになれば
日頃の「判断」や「選択」というのは
既に決まっているものを
あたかも意識的に決めていると
錯覚しているにすぎないと言えるだろう

ならば、
何かを決めたり、行動しようとするときに
失敗を恐れても、不安に苛まれても
どんなに迷い、葛藤したとしても
既に結果は決まっているということになる

精神世界の学びを始めたばかりの頃には
この仕組みが全く腑に落ちず
知識としては「わかっている」つもりでも
実感が伴うことがなかったのだが
今日、資料をつくりながら
この仕組みについて
「至極納得」している自分に気付き
ハッと驚かされた

そういえば
私の顕在意識がどんなに抵抗していても
根拠のない自信みたいなものが
私を突き動かすことが増えてきたようにも思う

「なんとかなる」
「だいじょうぶ」
「これでいいのだ」

この「ゆるぎない」感覚こそが
潜在意識からのメッセージに違いない

出来上がった資料を見直しながら
「これが潜在意識の力なのか」と
改めて思い返す

サロンワークは「なまもの」だから
当たり前だけれど練習もやり直しもできない

一期一会の緊張感の中で
逃げ出したくなることも
全くなかったわけではない

しかし

気が小さくて臆病なのは
私の顕在意識が見ている
ほんの数%の世界の話であって
全ては私の潜在意識が創造する世界なのだから
私の意図通りにならないはずがないのだ

私が私を信頼せずして
いったい何をなしえることができようか

怖くなったら
不安になったら
潜在意識の力を思い出そう

いいかい
どんなことがおこっても
数%だけ見て絶望するなよ、私

世界は私が創っているのだからね

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