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chico.のパルテナめも chapter1

新・光神話パルテナの鏡 第1章:パルテナ再臨
Kid Icarus: Uprising Chapter 1: The Return of Palutena
を比較して、興味深かった点をまとめました。

引用箇所は、日本語版→英語版の順に記載しております。

メデューサ:女神パルテナ、そしてピット……。この時を待ちわびたぞ。
パルテナ:あら、おひさしぶりですね。25年ぐらいですか。
メデューサ:復活の手はじめに、人間どもを血祭りにあげてやろうぞ。また混沌を呼べるのが楽しみだ……。

Medusa: Hello there, Pit. And you too, Palutena. Here to crash my homecoming party?
Palutena: Uh... This really doesn't look like much of a party...
Medusa: What better way to celebrate my return than with a festive little bloodbath? After all, I have been gone for 25 years.

homecoming=帰省・帰郷

とのことで、メデューサさま、「私の帰郷パーティーを壊しに来たのか?」とかそんな冗談仰るんですね…
What better A to do than B=~するのにBにまさるAはあるだろうか?
「私の復活を祝うのには、人間どもを血祭りにあげるのがぴったりだろう? 結局25年も不在にしていたのだからな」という感じでしょうか。
ところで関係ないんですけど、Youtubeのプレイ動画を発音のお手本にしつつ空中戦の音読を試みたりしているのですが、ここの「What better way~」のメデューサさまのセリフめっちゃ読みづらいんですよね…長い……

ピット:うぉぉっ!これはキモチいいですね!
Pit: I can't believe I'm actually flying!

「ホントに空を飛んでるなんて信じられない!」って喜ぶピットくんかわいい。

Palutena: Try eliminating nearby enemies with melee attacks. You'll switch between melee and ranged shots automatically.
Pit: I'll stack up the melee attacks to serve up a combo meal of pain!

serve up A=(料理)を出す、Aを提供する

ここ、日本語版のセリフを確認できていないのですが、思いっきり意訳をとると「打撃コンボを喰らわせてやります!!」みたいなニュアンス…?

ピット:昔のボクとはちがうところを見せてやる!!ワンって鳴いてみろッ!!
Pit: Old Pit's gonna teach you some new tricks! Now play dead!

「ボクが新しい芸(play dead=死んだふり)を教えてやる!」という感じ? 煽り度が上がっているような。ところでここの「Old」が今一つしっくり来る訳し方が見つからなくて…辞書を引くと「おなじみの」とか多分そういう感じの訳を当てるっぽいんですけど、どうにもすっきりしません。

パルテナ:敵を見ながら、左右に避けることを意識しましょう。
ピット:基本はカニ歩きですね!

Palutena: Try circling left or right as you attack. Keep your aim focused on the enemy.
Pit: That's called strafing, right?

「カニ歩きですね!」と、かわいらしい例えを出す日本語版に対し、英語版は「strafing=機銃掃射」とかいう凄い単語が出てくるんですけど…辞書引き間違えたかと思ったくらいですが、でも実際カニ歩きしつつ射撃すれば機銃掃射みたいなものと言えなくもないかもしれない…

パルテナ:危険な場合は、ダッシュしなさい。スライドパッドをすばやくはじくことで可能です。避けながら撃つといいでしょう。また、ダッシュ射撃は頼りになりますよ。
ピット:ダッシュ方向とため具合によって攻撃が大きく変わるんですね。使いがい、ありすぎです!!

Palutena: If you're in a tight spot, flick the Circle Pad to dash. I also recommend dashing and shooting at the same time. Change dash directions and charge your shot for different effects.
Pit: Wow, talk about options! It's like an all-you-can-hurt buffet!

all-you-can-eat buffet=食べ放題のビュッフェ

ということを踏まえてピットくんのセリフを訳してみると、「攻撃方法ありすぎです!! ビュッフェみたいですね!」と捉えたんですけど、上述の「serve up a combo meal of pain」といい、この先の章でも結構頻繁に食べ物関係の単語が出てくるので、ピットくんの食いしん坊っぷりが強調されているような気がしなくもない。ところで、ビュッフェ…そうか、ビュッフェと例えるか……

ピット:冥府界の女神、メデューサ!このピットとパルテナさまが成敗してやるからな!!
Pit: Listen well, Medusa! Your days of darkness are numbered. Prepare to meet the light!

A's days are numbered=Aがあと僅かな命である

ここのピットくんのセリフ、結構キメてるセリフだと思うんですけど、6章のブラピの発言に「ボクはあんなこと言ったことがない」とか言うんですよね。このあたり、もしかすると英語圏の方にとっては別にどうということもない普通な感じなのでしょうか…

以上、第1章でした。
第2章も頑張って読んでいきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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