私がよく言われる事がある。

「目が死んでるよ?」

こんなこと言われるのは非日常な感じがするが、

言っている方も目が死んでると本気でそう思っている。

かく言う私自身も自覚はある。

鏡を見ると、その目は真っ暗で光を映すことも無くただそこに存在するだけにある。

こんな目では見えるものも見えなくなってしまう。

そんな状況を抱えていました。

反対に生気のある目から感じるのは+の色。

その方はさまざまなことをやられていて

いまやられている作業が次につながっていくことを現時点で楽しんでいる、

でもその人たちの目も光は+であるが、光としては足りない


目は口ほどに物を言うとはいいますが、その通りだと思う

喋る必要がなくても目を見るだけで感状がわかる場合もあります。中にはほかの症状が収まったのにも関わらず、目は治っていないこともある。

そう言った中で私の目とは正反対の目にあった話をします。

私自身は芸術にはまあまあ興味がありました。

そこで2019年に島を巡りながら見ることが出来る芸術祭が開かれ、私は意気揚々と向かいました。

島々に有名な芸術家がその空間にマッチするようなアートを作っていて、とても1週間などでは回らないような量を誇るものでした。

一通り作品を見た後、島に向かいました。

何気なく行きました。期待は猫が多いことくらいかなぁ?

その予想は当たっており、島の路地で秋の陽気に降る太陽の光を猫たちがあますことなく浴びていました。

とても可愛かったので、写真をとっていました。

猫の目も綺麗でした。争いなどなく、島の空気に一番に順応しておられました。

そんなこんなしていると、見たい作品を次の順で見られることに。

やっとだなー、て感じだったんだけど

その時の受付の人…多分高校生かな

ふと目があった。 


その目は今まで見てきていたどんな目よりも輝いていた。

昼間の光も相まって、写真や絵画などの今まで私が見てきたものの中でもその子の瞳はいちばん美しかった。

あまりにも強烈すぎて私は一瞬しか見られませんでしたが、その目に、この島の良さが全て内包されていた気がして、この島がとても好きになってしまいました。

願わくばあたなが瞳の輝きに見合うような人生を、送ることせつに願っています。

そして、私に綺麗な島を見せてくれてありがとう

あの体験は私の中の宝物です。





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