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R5.2.1(水) 日本の海洋資源を守る

自民党員です。毎日メールしています。
今日は「日本の海洋資源を守ること」について書きます。昨年のメールで、総理にオススメしたYouTubeチャンネルがありました。

ひつじさん【明るいニュース】です。4月に新刊本を出すからか、3ヶ月前の「島の拡大が再開か!?溶岩流出間近の西之島!」からアップされていません。でも、このチャンネルを見始めてから、日本の自然や資源について多くのことを知りました。西之島は、「侵略などしないのに国土が広がっている!」「もっと大きくなあれ」と応援してしまいました。

特に大東島については日本の島嶼部の中でも重要です。日本の排他的経済水域を大きく広げ、資源豊富な島々の紹介は、日本の明るい未来を夢見ることができます。

さて。レアアースやメタンハイドレートなど、日本の海洋資源については、数年前から騒がれていました。この開発は政府には特に力を入れてほしいところですし、成果についても報道してほしいところです。なぜなら国民が明るい気持ちになれるからです。

ただ、こうした資源を中国はねらっています。軍事力のない日本が素晴らしい資源を持っている。これは中国にとっては奪い取ってもいいということです。私たち日本人には考えられない思考回路ですが、そういうことです。開発する技術力もその中にあります。この危機を回避するには軍事力しかありません。

日本は水素社会になることを念頭に、海水から水素をつくろうとしています。ただアンモニア化しないとタンクに入れられません。アンモニアは劇薬です。どちらにしろ海水が豊富なわが国は開発可能な分野です。水素から天然ガスを作ってみたり、水素から石油を作るなども進めているようです。

しかし、なんだかんだ言っても、天然ガスが1番効率はいいでしょう。安いし、液化しなくていいので、パイプでつないで即使えるのですから。ここは日本としても天然ガスの採掘をがんばりたいところです。そんな折、昨年大ニュースになった、ノルウェー領の北海に挑んだのがINPEXです。

もちろん採掘作業は日本だけでできるものではありません。採掘屋だけでなく学者や多くの専門職が必要な分野です。

国内では、千葉県の天然ガス。不純物をほとんど含まず99%がメタンという高い純度です。環境にやさしいエネルギーです。南関東ガス田の埋蔵量は約3700億立法メートルと見積もられています。現在の生産量だと800年分に匹敵します。2000本以上のガス井戸が掘削され、総延長約600㎞ものパイプラインが県内に張り巡らされています。

これからわかることは、資源さえあれば、日本には採掘に関する技術力がすでに十分構築されているということです。

液化プラント、気化プラントにしても高度な技術力があります。思い浮かぶのが日揮です。日本の誇る企業です。昨年はナイジェリアで多くの設計を受注しています。2013年アルジェリア人質事件から9年。がんばっています。

あのアルジェリア事件では、日揮関係の日本人10人が殺されました。当時の安倍首相は「企業戦士として世界で戦っていた人が命を落とし、痛恨の極みだ」と述べました。「企業戦士」という言葉を久々に聞いた気がしました。

戦後すぐ企業で海外に派遣された日本人は、軍隊経験もあり、鉄砲がアタッシュケースに変わっただけ、というサムライ戦士だったのでしょう。資源や開発は命懸けの仕事です。

軍隊のない状態で、日本の企業がここまで発展したことは驚くべきことです。

「殺されたとなれば日本人など軍隊もないし臆病だからもうやってこないだろう」とテロ集団は思うのです。

資源開発の企業戦士は、今や世界中で活躍しています。せめて国内の開発や領海の安全を守ることは、政府の大きな使命だと考えます。

日本は島国です。EEZは広く、海洋資源は豊富です。

総理!増税などという姑息な政策ではなく、私たちに資源大国、軍事大国の50年後の夢を見させてください。



「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。

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