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beatmaniaIIDXという音楽ゲームを1年遊んだ
こんにちは。皆さん、音ゲーしてますか?
かくいう私は「beatmaniaIIDX」、通称弐寺だったりIIDXだったりビトマニだったり異常鍵盤遊戯などと呼ばれているゲーセンの音ゲーを、最近では一番よく遊んでいます。そして、そんなゲームを1年も遊びました。
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本記事ではこのIIDXどういった魅力があるか、また1年を振り返りつつ今日までの経緯など、かいつまんでいきながらお話できたらと思います。
ビートマニアってなに?
まず、ビートマニアについてわからない方向けに簡単に説明をさせていただきます。
ビートマニアとは……
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嘘です。でも「新時代」は収録されてる
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beatmaniaはKONAMIの開発したアーケード向けDJシミュレーション音楽ゲームです。かなり歴史あるアーケードゲームで、1999年から稼働を開始しており(細かくは省くが源流を辿るならば97年から)今年に25周年を迎えてもなお最新シリーズ、ナンバリングで言うと31番目がリリースされています。ちなみに同期にはポケモン金銀だったりワンピースがいるみたいです。シャンクスとビートマニアの意外な共通点ってこれのこと?
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ゲームの最大の特徴は、7つのボタンとターンテーブル。振ってくるノーツと音楽に合わせて鍵盤を押したりターンテーブル(以下ではたまに皿などと呼びます)を回していきます。
ビートマニアって、なにが楽しいの?
そんなゲームを1年続けてきましたが、続けてこられた理由の一つは当然楽しいから。ここではどういったところが楽しいと持っているかについてを。
(わかる人へ:多分IIDXだけじゃなくて他のBEMANIシリーズだったり音ゲーについても当てはまる部分はあると思いますが、あえてIIDXのみに絞って話します)
①音楽がありすぎる、そしてどれもいい
先ほども述べましたが、25年も続いている音ゲーなので、めちゃくちゃ曲があります。全部で何曲あるか調べてもよくわかりませんでした。いかがでしたか?1000曲は余裕で越えているっぽい。多すぎ。
1年遊んでも遊びきれないぐらいの楽曲量でありながら、大半が良い曲ばかり。当然、これは……となんとも言えない曲もありますが省略。そんな曲をさながらディグるかのように遊んでいくのが楽しいです。思いがけず好みの曲に出会い、youtubeで調べてそのままプレイリスト行きしたり。
オリジナル曲にもいいものがたくさんありますが、版権曲のアレンジバージョンもなかなか良い曲揃いです。ここ数年で版権曲も収録するようになってきたっぽいですが、どれもかっこいいし、原曲とは異なる印象で聴いてて楽しいです。
ボカロ曲、アニソン、マツケンサンバ……どれも最高のアレンジ。
また、歴史あるゲームなので、かつてインターネットで聴いたりMAD素材のあの曲が!なんてこともあります。ちょくちょくネットミームの原点が眠っていて、元ネタこれだったんだと選曲中に知らされることも。
代表になりそうなのはこのあたりになるでしょうか。Daisukeとか2004年に稼働したシリーズの曲なのに、2015年に急に流行りだしたのは本当になんなんすかね。ニコニコがサービス停止しているうちに原典を学んでみるのはいかが?
さらに加えるならば、IIDXは音ゲープレイが「演奏」にもなります。
どういうことかというと、音ゲープレイ中には各鍵盤、またターンテーブルに楽曲を構成する音が割り振られており、それらのアクションの際に鳴らされます。例えばバスドラムとか、ギターとかだったりピアノ、ホイッスルなどなど、楽曲や楽曲の進度によって変わっていきます。
そしてノーツに合わせてうまいこと叩くことができると音楽に合わせて正しく音が鳴らせる、というわけです。当然タイミングがズレたりミスすると音楽としては気持ち悪くなるし、ちょっとだけストレス。でもその分却って、しっかりと押せると気持ちいいです。
他の音ゲーだとノーツを叩く音は概ね画一的で決まった音しか鳴りませんが、IIDXでは「演奏ゲーム」としての音ゲーの魅力もあり、それが個人的には革命でした。
②敷居が高いけど、低い
このゲーム、まあぶっちゃけクソむずいです。音ゲーとしても、単純にゲームとしても。
IIDXの特徴である鍵盤とターンテーブルですが、初心者のころはまずボタンを見ずにどれがどこに対応するかを身に付けてホームポジション覚えて……とするのがとても大変。ターンテーブル回して手が離れたことでどこに構え直せばいいかわかんなくなって、下を見て位置を戻すうちにまたノーツが振って、なんてこともザラ。ここは音ゲーというよりゲームが苦手だと大変かも。
でもそれも、やってるうちに覚えていきます。どうすればいいかわからなかったターンテーブルも回せるようになると楽しいし気分が上がります。みんなも一度はDJブースに立って華麗なスクラッチでフロア沸かせたいでしょう?
音ゲーの面で言うと、まずノーツの最高判定を取ることが難しい。最高判定の猶予フレームが概ね2フレーム(2/60秒)らしいです[1]。間違ってたら申し訳。
スマホ音ゲーと比較すると、プロセカが5フレーム、シャニソン(アプデ後)が6フレームらしい[2]。比較して見てもIIDXはまあ短いこと。
詳しくないから数字出されてもわかんねーよハゲって思ったら、IIDXは厳しく判定しますよって理解でおk。
※以下サイトを参照
[1] https://x.com/echospherics/status/1298277359678701573
音ゲー判定幅まとめ pic.twitter.com/1Zr7mKmDsp
— ECHOES (@echospherics) August 25, 2020
[2] 判定範囲 Timing Window https://twy.name/General/judgment.html
あとはこのゲーム、1レーンごとに降ってくるノーツに対応する操作は基本的には1種類です。ホールドはあるけど、フリックとかそういった類はなし。それゆえに難易度が上がるにつれてノーツの密度が上がっていくために、シンプルながらも難しくなっていきます。
しかし、そのシンプルさ故に極めるのが難しくもありめちゃくちゃ楽しいです。逆に自分の場合はIIDXをいっぱい遊んでいるがためにスマホ音ゲーのフリックがめちゃくちゃ下手です。無自覚アプリオリなんにもわかんない。
これを読んでるなかに、IIDXに興味あるけど触ったことないという人がいるならば、アーケードゲームのパブリックな空間で行うゲームという性質も相まって初心者が難しいゲームをやって、下手なプレイを晒すのは恥ずかしい、敷居が高いと思わせてしまったかもしれません。
先ほど挙げた通り、このゲームはとても難しいです。しかし、だからこそその難しさ故にどんな譜面でもクリアしたら超すごいです。フルコンボじゃなくたって、クリアしているならIIDXプレイヤー誰でも褒めます。なんならクリアしてなくてもゲージが残ってるなら褒めます。究極、遊んでくれたら褒めます。
特にアーケード音ゲーになると、プレイしてるみんなうまいしフルコンボ当然のように出してるし自分なんかが遊んだら浮きそう……とか思ってしまうかもしれません。しかしIIDXはクリアが偉業であるからこそ、その難しさによって「敷居が高いのに敷居が低い」という謎の現象が起こるのです。不思議なゲーム、ビートマニア。
というか、他音ゲーでも別にフルコン凄い、普通のクリアは凄くないみたいなことはないです。みな等しく偉い。
あとこれはアーケードゲーム全般に言えますが、あなたがプレイしている後ろで待っている人はあなたのプレイの巧拙には、つっけんどんに言うなら別に興味ないです。特に私が順番待ちしてるときに考えていることは「今何曲目かな?」が1割と、「いい曲やってんじゃーん」が0.5割であとは今日のご飯何食べるかくらいです。
他人の目を気にしてやりたいと思ったことができない、というのは自分の人生を生きるうえで非常にもったいないので、興味を持ったらとにかくやってみよ!!!これはもうゲームとか関係なくあなた自身が生きる人生として!!!!!!
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アイドルになる、という決心に比べたらアーケードゲーム始めるなんて大それたものではないはず!!!!
③難しいを越えた先の成長
これは前項でもほんの少しだけ触れてるところ。
何回も書いてますがこのゲームは難しいです。でも難しくて「できない」が、諦めずに練習して地力をつけていくことで、認識できなかったノーツが見えるようになる、コンボがつながる、クリアランプが点く。こういったように「できる」に変わることがこのゲームにおいて一番面白い瞬間です。
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公式サイトにも書いてあるこの文言が本質。音ゲーというのは、対戦相手は基本的には過去の自分であり、過去の自分が立てた記録を超えることで成長を実感することができます。
成長のための壁は険しく、乗り越えるためにはちょっとずつ壁の出っ張りに捕まりっていくことしかできません。それでも、地道に登っていくことで見える景色、振り返ったときに通ってきた道程を見るのが楽しく、それがさらなる高みを目指すモチベーションにもなります。
難しいことができるようにできるようになるのはとても嬉しいし楽しいことです。私にとっては麻雀だったり、MT運転だったり、W.I.N.G.優勝だったりとか、初めは難しいことでも慣れたら楽しい、になるものが好きです。それで言うとIIDXは気性に合ってたのかも。
あと、1曲でおよそ2分間のプレイ中は降ってくるノーツをひたすらしばくために短期の集中力が必要です。これは私が昔からやってた競泳に似てるような気がしています。100~200mの短距離泳で余計なことなんて考えていられず、練習でつけた力で速く泳ぎきることが求められる競技なので経験に紐づく部分もちょっとだけあり。
譜面に向き合う間余計なこと考えていられなくなる、という点ではある種のマインドフルネス的な要素もアリ。
以上が、私がIIDXの楽しいと思うところ、そして1年続けてこられた理由です。本当に楽しいゲームと出会ってしまった。おかげでお金カツカツですがね。こういうところが楽しいんだ、というところが少しでもわかっていただけたなら非常に嬉しいです。
また、ここまで読んでちょっとやってみようかななんて思ったら、ぜひとも以下を参考にしてIIDXの筐体に立ってみてもらえればと。
ここまでで書いたことの要素の半分くらいはここにも書いてあります。なんならシャンクスと真乃ソロについてはこれからパクった
ビートマニアを遊んできた1年
ここからは、この1年でどうハマってきたかなどをざっくりと振り返り。まあ自分語りコーナーです。
2023/03~
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IIDX経歴を振り返るにあたり、まずは
THE IDOLM@STER SHINY COLORS 5thLIVE If I_wings. day1の日のことから。
このライブの打ち上げの参加者のうち二人が、偶然にもIIDXプレイヤーでした。その共通点で一時の盛り上がりを見せるなど。だからここまで、ところどころにシャニマスの要素が散りばめられていたんですね。
なんならこの日の打ち上げの隣にいた別グループで同ライブに参加してた台湾からのPチャンの中にもIIDXプレイヤーいるし、本当になんだこの偶然。
2023/06~
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先ほどのシャニマスのプロデューサー同士の関係によってIIDX熱が再燃したようで、タイムラインにIIDXのリザルト画面がちょくちょく流れてくるようになりました。それを傍目から見てた私も「なんか面白そうじゃん」と影響されたことで、IIDXに興味を持ち初プレイ。
まーーはじめのころはなんもうまくいかない。でもわからないなりに楽しんではいました。そこからはだいたい週1くらいでゲーセンに赴くように。クレジットを重ねていくうちに初めはおぼつかなかった運指も覚えられるようになり、IIDXにちょっとずつハマっていきます。
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最初はみんなこんなもん。写真の撮り方だって初めてなのでクソ下手。
2023/08~
なんだかんだ2ヶ月は遊びつづけ、遊ぶ楽曲のレベルもビギナーからノーマルへ。その過程で、とある曲との出会いを果たし、それが私のIIDX人生を決めるような転換期となるのでした。
それがこの曲。
OOO/Ryu☆ feat.moimoi
まず特筆すべきは楽曲タイトル。この名前、楽曲選択中に発見した瞬間に考えたことはただ一つ。
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(軽快なドラムのイントロ)
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You count the medals 1, 2 and 3……
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Life goes on Anything goes Coming up OOO!!!!!!
なんならライドベンダーにセルメダル入れてからタイトルロゴが出るところまで見えた。
当然楽曲とは何ら関係はありませんが、幼少期から今でも好きなヒーローの名前と同じ曲の偶然の出会いにとてつもなく大きなシンパシーを受けました。ちなみに作曲者曰く曲名の読みはオーズでもいいらしい。
そんなかっけえ名前のイメージとは真逆に、可愛いサウンドとボーカル。このギャップに惹かれ選曲しました。
しかし2ヶ月とはいえども、言うて初心者の自分にとってはこれが厄介な譜面で。
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この配置、なんも知らない人から見たらもしかしたら簡単そうに見えますが、こういう階段状の配置はむずいです。しかも今回は折り返すし。ここでだいぶ苦しめられました。
難しい譜面ではあるのですが、やや低めのBPMにポップながらもなんとなく哀愁あるシンセ音と可愛らしいボーカルの相乗による楽曲の良さ。たった1プレイで曲に魅入られました。
こんな運命的な出会いをしたこの曲、ぜひとも攻略したいという気持ちが湧いてきます。
ゲーセン1回行くたびに1回この曲をプレイする(1日に続けて同じ曲をやるのはよくないので)をしばらく続けていました。何回もやってはクリアできず、それでもあきらめずにゲーセンに通ってはプレイしてボコボコにされるを繰り返します。
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その果敢な努力が実ったかとうとうクリア。このときの喜びは今でも忘れることができません。達成の喜び、努力の結実、諦めなかった先の成長、これら全てを実感した瞬間でした。
このクリアをきっかけにもう完全にIIDXにドップリハマっていきます。要はこの曲に狂わされたってワケ。
2023/10~
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10月のバージョン変更前、RESIDENTの最終段位です。
段位:プレイヤーの実力の指標となるものの1つ。
七級~一級、初段~十段、中伝、皆伝の段階があり、右のほうが合格が難しくなる。四級は下から数えたほうがぜんぜん早い。
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そうしてバージョンが変更し、ナンバリングは31のEPOLISへ。初めてエポリスを遊んだ日はシャニマス5.5thライブ「星が見上げた空」の日。
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しばらく段位とかは受けず、STEPUPとかで着々とクリアできるレベルを上げていきます。
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2023年最後の頃には灼熱ノーマルをイージー。基本的にはレベル6を遊んでました。
2024/01~
Beach side Bunny年も明け、Ryu☆年になりました。ここで、年末ごろから考えていた計画を実行。
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CS版エンプレスの購入です。
アーケードゲームの性質上お金がかさむことと、またそこまで近くにゲーセンがないので自転車を出そうにも、この時期の雪によって自転車は危険なので交通費がかかることに対しては頭をひねっていました。
そこで、家庭用のIIDXに手を出してみることに。中でも初期投資に一番かからなそうだったのがPS2のCSエンプレス。
メモ:
IIDXはアーケードゲームだが、家庭用でもかつてPS2で発売されていた。また今現在もサブスクとして家庭用にサービスが提供されている。
PS2本体は実家に眠っていたので、正月の帰省を期にかっぱらってきてそこはプライスレス。残りのIIDX専用コントローラーとソフトはメルカリで購入。
コントローラーが5200円、エンプレスを7000円で購入。昔遊んでいたポケカを売っぱらった資金を元手として購入したので実際に支払った金額は3000円ちょっと。手元にはカメックスだけ残しました。大好きなポケモンなので。
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こうしておうちビートマニア環境を整え、しばらくおうち、たまにゲーセン行くを繰り返してIIDXを遊びました。おかげで多少の節約。
— たせ (@kindness_fully) February 11, 2024
— たせ (@kindness_fully) May 27, 2024
ちなみにIIDXコンを手に入れたことで、気が向いたときにいつでも凛世を回せるようになりました。いいかい学生さん、いつでもまわりんぜできるようになりなよ。
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おうちの特訓のおかげでクリアできるレベルも7, 8あたりに上昇。クリアできるレベルが上がることと、またアップで遊ぶ曲のレベルが上がったときが嬉しい。
2024/03~
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ふと思い立って段位認定を受けたら一発で初段合格。4曲目のHAPPY☆ENGELだけは受験前にイージークリアして予習して取り組みました。
段位はあんまり熱心に受けなくてもいいとは思ってますが(そもそも十段あたりじゃないと恩恵なさそうだし)こういった目に見える形で実力を知ることができるのは嬉しい。
2024/05~
![](https://assets.st-note.com/img/1718897835802-pCoQDvskC9.png)
このころにはレベル9にも手を出していきます。
エンプレスもエンプレスディスク☆5全白したりすごく地道にクリアランプ埋め。
最近見つけた、とっても楽しいビートマニアの遊び方なんですけど……! pic.twitter.com/xDQu8IlBnt
— コップ (@coppu_40205) May 10, 2024
ランダム譜面を遊んで、慣れない配置を押す特訓も開始。これは当時ハマってたV2(N)をS-RANで遊んでる動画。V2はかなり遊び甲斐あって、最近だとオールスクラッチかけては手首を摩擦で燃やしてます。
2024/06~
6月に入り、ふとやってみたいことを思いつきます。それは「1年経ってみて、どこまでの段位に合格できるか」。1年間IIDXを遊んできて自分はどれだけうまくなったか、自分の現在地はどこなのかを知りたくなったのです。
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段位の曲目をざっと見てみて、いけそうだったのが五段だったのでこれを目標とすることに。目標にするとは言いつつも、対策とか受験前日までにプレイしてみるとかはないです。動画は見た。
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受験1週間前には名曲「Fly above」Anotherのイージークリア。ずっとクリアしたかった曲なので受験前としてはなかなかいいコンディションだったと思います。
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そうして受験当日。そこそこ近くにあるので前々から行ってみたかった、音ゲーの聖地こと「プレイハウス エリナ」を受験会場としました。
IIDXだけでも最新シリーズの充実した筐体数、また過去バージョンであったりIIDX以前のバージョンであるボタンが5つの筐体、さらにはビートマニア以外にも昔のアーケードゲームがたくさん置かれていたりと、楽しいゲームセンターです。
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受験前の予習。失敗はしてますが、悲惨なほどのミス数ではないので「これワンチャン狙えるな」と思い、改めて受験を決意。
ここで地味に怖かったのが1~3曲目。4曲目の対策してもそもそもそこに到達できなかったら元も子もないので。
段位認定のルール:段位ごとに指定された4曲を連続でプレイする。
4曲共通の体力ゲージみたいなものが与えられ、ゲージがなくなればその時点で強制終了。1曲ごとに終了時のゲージの値が次の曲に引き継がれ、このゲージを残して4曲走り抜ければ、見事合格となる。
すぐにポシャってしまうかもしれないという緊張感を抱えながらいざ五段。
1曲目は本当に言うことなく、苦戦せずクリア。2曲目も唐突な連皿とかホールドに驚きつつも大好きなコンポーザーの曲なので集中して頑張ります。ここまではかなり好調。
しかし3曲目からは、レベル8からレベル9の曲となり、牙を向いてきます。複雑な配置と頭を使わされるホールドに苦戦し、3曲目突入時には80%だったゲージも32%に。なんとかクリアはしたものの、この体力で最後の曲を走りきれるのかに一抹の不安。
そうして迎えたのは7分ほど前に相対した「東京神話」。
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この曲の難しいところは、階段状のノーツ配置にあります。階段はむずいと言いましたが、今回は先ほどのOOOよりも間隔が狭く大量に降ってきます。さらに、ところどころで折り返しもしたりするので指はてんやわんや。
こういう階段配置は押しにくいに付随して「見えにくい」問題もあります。音ゲーにおいてノーツを叩けないというのは、ハンドスピードだったりテクニックがまだ身についてというものもありますが、どちらかと言えばノーツが認識できないから、のほうがウェイトが大きいです。
階段で言えば自分が押してるボタンの位置と次に降るノーツの位置がわからなくなる(認識できなくなる)、さらにノーツ同士の間隔が狭いためにミスが誘発されがち。この曲も御多分にもれずに認識難で苦しめてきます。
しかしこういった難しい配置はあるものの、この曲全てがこれで構成されているわけでもないためしっかりと押せるところはミスせず、きっちりと体力回復に勤しみます。見えるノーツはしっかりと押せるようになったのはやはり家庭用版での練習の成果。
楽曲も佳境に入り、ノーツの量も増えてきます。
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わからんわからん知るか知るか押せ押せ押せ押せ頼むゲージ残ってくれ!!!!!!しか考えてないです。意地と執念と祈りの気持ちでとにかくボタンを押しまくる。ノーツ認識できてる/できてないは本当にわからないです。とにかく脳の判断を信じて押すだけ。
そうしてわしゃわしゃしているとついに……
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難所を切り抜け無事に合格!!!!ラスト10ノーツくらいは安堵で気が抜けて本当に危なかったですがやり抜きました。
五段合格の動画 pic.twitter.com/X8xdMae4j6
— コップ (@coppu_40205) June 15, 2024
というわけで、1年間IIDXを遊び五段まで到達することができる実力をつけるまでに来ました。これって一般的なペースで言ったらどうなんですかね。基本大きな目標を持たずにゆるゆると遊んでるだけなのでもしかしたらスローペースかも。
おわりに
長々と書き連ねてきましたがいかがでしたでしょうか。
IIDXの何が面白いか、どう遊んできたかを振り返ってみて、やはり最高のゲームだなと感じるばかりです。自己の成長の喜びは何にも代えがたいものがあります。
このゲームをここまで続けてこられたのは、ゲーム自体の面白さだけでなく、周囲の方々の影響も大きいです。たまたま十段、皆伝のめちゃウマな知り合いが何人かいる(本当になんで?)おかげで、プレイのアドバイスをもらえたり緩やかながらもコミュニティができ、コンテンツとしてIIDXを楽しめたという点は非常に大きいです。周囲の人間に恵まれていることが本当にありがたい。IIDXに出会えたのも周囲の人間きっかけなので、感謝してもしきれませんね。
2年目もゆるりと遊んでいきたいと思っています。二重階段、皿複合、同時押しの認識など、まだまだできないことはたくさんあるので、まだまだガンありたいと思っている所存です。次は七段を受けて「サファリわかんね~~!!」って言うことを目標にします。
それでは以上で本記事を締めさせていただきます。読んでいただきありがとうございました。
おまけ
IIDXに収録されている好きな曲をまとめました。音楽が良いというところをぜひとも知っていただけたら。
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