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ビートマニアに、興味はありませんか?


アローラ!シャニマスビートマニア部のひしおと申します。

シャニソンのリリース日が決定したということで、今回は皆さんにビートマニアというゲームを知ってもらいたいなと思います(❓)
とても楽しいゲームなので、この記事で3ミリでも楽しさを知ってもらえるとベリーハッピーです😸


ビートマニアって、何?

そもそも皆さんビートマニアってご存知ですか?

ビートマニアとは…





















嘘です







これがビートマニアです。

昔はもっとゴツかったが、数年前に筐体が一新されスタイリッシュになった

『beatmania』(ビートマニア)とはコナミ(後のコナミデジタルエンタテインメント→コナミアミューズメント)が1997年に稼働した音楽ゲーム[1]。『BEMANIシリーズ』の第1作。また、同タイトルを冠する家庭用ゲームソフトや携帯ゲーム、携帯電話用アプリケーションなども存在する。

Wikipedia「beatmania」より

スマホの一般化によりデレステやスクフェスが生まれ、プロセカの大流行により近年一気にメジャー化した音ゲーというジャンル。beatmaniaはそんな音ゲーの黎明期に生まれました。
なお、現在全国のゲムセンで稼働しているのはbeatmania IIDXと呼ばれるbeatmaniaの後継機です。めんどいので私はIIDXのこともビートマニアと呼んでいます。

しかしそんなビートマニア、現在では危機的な少子高齢化が進んでいます。メイン層が20代後半〜40代という、スマホ音ゲーでは考えられない層がゲームセンターで遊んでいます。
おじさん達が鍵盤ペチペチしてる姿は昨今のゲムセンでよく見られる光景です。

しかし、私含むそんなおじさん達は皆フレッシュな人材を待ち望んでいるのです。皆ビートマニアが好きだから。このままでは廃れるだけだと分かっているから。
皆さんがビトマニの扉を叩きに来るのをおじさん一同待っているのです。

では、ビートマニアはどんな人に向いているのでしょうか?


誰にオススメ?

全人類。

というのは半分冗談として、以下に該当する方には特におすすめします。

①かっけ〜曲(特にインスト曲)が好きな人
②音ゲーが好きな人・上手くなりたい人
③対人ゲーに疲れた人・成功体験が欲しい人

👇以下その理由👇


①かっけ〜曲(特にインスト曲)が好きな人

DJシミュレーションゲームの名の通り、IIDXにはダンスミュージックが数多く収録されています。古くはハウスやトランス、テクノ等が中心でしたが、最近では有名版権曲やそのアレンジも収録され始めています。おかげで初心者の方でも触りやすくなっています。マツケンサンバのアレンジなんだかんだで普通にカッコイイんだよなあ

シャニマスで言うとストレイとかシーズの曲が好きな人と相性よさそう。あとラブレター好きな人もかなりビートマニアの才能あります。要は後ろで鳴ってる音がかっけえ曲。

これはシャニマスで一番いい曲


②音ゲーが好きな人・上手くなりたい人

※音ゲーマー向けの内容多めです。やってない人は太字だけ拾って読んでもらうといいかと思います。

IIDX、ムズいです。
スマホ音ゲーが普及した昨今では、直観的な操作で遊べる音ゲーの方が主流だと言えるでしょう。それに対しIIDXでは7個のボタンとターンテーブルを操作するので、慣れるまでは自分がどのボタンを押しているかさえ分からくなることもしばしばあります。

しかしながら、ゲーム自体は至ってシンプルです。他の音ゲーと違い、長い棒が動く方向に合わせて乳首突起物を回したり、画面いっぱいに広がる線を一拍置いてからなぞったり、ノーツが降ってくる箇所が上下に分かれていたり、音楽ゲームなのに何故か弾幕シューティングしたりといった謎の要素は一切ありません。
曲にノッてボタンを押すだけという、非常に原始的な面白さがこのゲームの魅力です。そのため音ゲーが好きな人は間違いなく楽しめるというわけです。
ところで非音ゲーマーの皆さんもライブで光る棒振ってるとき楽しいでしょ?完璧なタイミンクでUO折れると脳汁出るでしょ?あれも一緒です。あれも実質音ゲーです。うれしいね😉


そしてこのゲーム、結論から言いますと音ゲー上手くなりたい人は絶対やった方がいいです。他ゲーの地力もかなり伸びます。

IIDXはそのシンプルさ故に、難易度が上がれば上がるほど純粋に譜面の密度が跳ね上がります。全譜面の中で一番詰まってるVerflucht(SPL)という譜面は、なんと110秒間に2401ものノーツが降ってきます。そら流行るわ。一応補足しておくと、IIDXは長押し中にコンボが増えるとかは一切ありません。本当に2401回ボタン押すか(数回離す動作もある)皿回すかしないとダメです。

また、ビトマニにはクリアという概念があり、クリア出来れば凄い!スコアなんか知らん!という文化が強いゲームです。(もちろん上位勢はスコアを詰めるけど)
クリアにもいくつか種類があるのですが、一番簡単なのだと100回ミスを出しても全然クリアできたりします。そのためミスが100~200出るような曲もワンチャン狙ってバンバン触って行く人が多いです。

以上の2点より、ほかの音ゲーでは体験できないほど高密度の譜面を自ずと触ることになります。音ゲーは難しい譜面に必死に食らいつくことを継続していかないと成長しないゲームです。しかしなんとビートマニアを遊んでいたら勝手にそれが出来ちゃうんです。

また、IIDXでは7個のボタンに7本の指を1:1で対応させてボタンを押すのが主流となっています。(下図参考)
そのため否が応でもたくさんの指を使うことになり、結果として指の独立性が上がります。指押し上手くなりたいならIIDXをプレイするのが一番効率のいい練習になります。

現在主流の1048誹謗中傷式と呼ばれる運指


③対人ゲーに疲れた人・成功体験が欲しい人

これは私の経験に基づくものです。

対人ゲーって相手の嫌がることするのが正しいじゃないですか。学校で自分がされたら嫌なことは他の人にやっちゃいけませんって散々習ってきたのに、何故か対人ゲーだとそれが正義になっちゃうじゃないですか。そこに違和感あるのって私だけですかね?
あの殺伐とした感じに疲れちゃって。環境を研究して、しょーもな戦法使ってくる相手に負けてイライラしながら、味方ガチャ外しながらレートに振り回されてゲームをするのに私はとうとう耐えられませんでした。

好ましくない体験
過剰なストレス

でも音ゲーってそういうの無いんですよ。つまらん譜面はあるけど。FAXXとか叙情とか罪過とか。
音ゲーって精神衛生的にすごくいいゲームなんです。(勿論上位を目指すとかなら話が違うけど)比較対象は常に過去の自分です。それも勝ち負けという相対的な基準ではなく、スコアやクリアといった絶対的な指標で記録された過去の自分です。少しでも上手くなればちゃんと数字に出てきます。

そして、音楽ゲームはやり方さえ間違わなければちゃんと上手くなれます。成長を実感し続けることができます。もちろん短期的に見れば調子の波に左右されますが、長い目で見れば成長をし続けることができるゲームです。
私がビートマニアのこと好きなのは曲やゲームシステムもそうですが、しっかりと成長を実感できる点が楽しいから、というのが一番の理由です。最近ビトマニにハマってくれた某凛世pも同じこと言ってました。彼もすごくいいビートマニアをしていて、見てるこっちがハッピーです。

もし貴方が対人ゲーがしんどい、でもゲームは好きなんだ…というようであれば、ビートマニアに限らず音ゲーに触れてみることを私はオススメします。シャニソンもあと数日で来ますし、音ゲーを楽しんでみましょう🙌
音ゲーマー(特に老人ゲーム)は新規を囲いたがる習性があるので歓迎してもらえますよ。少なくとも私はめちゃくちゃありがとう!!!!!ってなります。てかやって。お願い。グレフェスで精神すり減らすより100倍楽しいぞ!!!!!




………でもたいたつとかチュウニズムは民度低いかも(偏見)



ビートマニアをやってみよう

では、はじめてビートマニアをプレイするにあたって具体的にどうすれば良いのかをお話します。

まずはゲームセンターを探しましょう。IIDXないとこ行っても仕方ないので。
以下のサイトから検索すると設置店舗が出てきます。検索条件はbeatmania IIDXとbeatmania IIDX(LIGHTNING MODEL)のどっちでも大丈夫です。ただし、前者だと古い筐体しか置いてない可能性もあります。
※どうも最近旧筐体が最近バージョンにアプデできないことが多いらしく、旧筐体しか置いてない所だと遊べないかもしれません。LIGHTNING MODELで検索した方が無難そうです。


そして、プレイに必要なものは以下の通りです。

①100円玉
②Amusement IC(交通系IC等で代用可)
③最初の一歩を踏み出すほんの少しの勇気


IIDXのプレイ料金は100円です。電子マネー利用時はオプションにより変動しますが、この物価高のご時世に昔と変わらずワンコインなのはありがたいことです。

②のAmusement ICとは、プレイデータを記録するためのカードです。ゲムセンで売ってます。しかし、KONAMIの場合は交通系IC等で代用できるので既にお持ちのものを利用すると良いでしょう。モバイルSuicaも対応しています。

ちなみに私の場合、電子マネーを利用し残高が1000円を切ると自動でクレカからチャージされる設定+ICカードはモバイルSuicaを利用しています。つまりスマホ一つでビトマニが遊べるようにしています。便利な時代だ…

そして最後にちょっとの勇気。
みなさん、真乃になりましょう。諦めがちだった最初の一歩を踏み出してみましょう。
ビトマニ筐体は足元が床より一段高くなっており、そこに立ってプレイすることとなります。このお立ち台が未プレイ者にとってなんとなく障壁になるんですよね…でも大丈夫です、ただの台なので。遠慮せず上ってください。
下手くそなプレイ見られるのが嫌〜とか思う方もいらっしゃるかと思いますが、それもご安心ください。みんな待ち時間はスマホしか見てないです。別に貴方のプレイ見てないです。
自分の前でプレイしてる人が初心者だろうがランカーだろうが、まだ終わらんかなーしか思ってないです。あなたの方を見てるとしても、それは何曲目かを確認してるだけです。なんなら初心者ならゆっくり焦らず遊んでくれ…と思われてるかも。
そういうわけで安心して100円入れてみてください☺️



実録!はじめてのビートマニア

さて、ここからは実際の写真を貼りつつ説明いたしましょう。既に数千回プレイしている私ですが、初心を思い出すつもりでやってきましたのでどうぞよろしく🙏
なお今回はボタンを全部左手で押す縛りプレイで遊んでみました。


まずはICカードをかざそう

お手持ちのICカードを、左右に2箇所あるいずれかの読取部にかざします。それぞれターンテーブルが右側か左側かの違いがありますので、好きな方でプレイしましょう。
普段は先述の通りモバイルSuicaを使用していますが、今回はアイマス15周年記念の灯織デザインのカードを使ってみました。

灯織…ビートマニアだよ…


基本設定をしよう

カードをかざすと利用規約に同意みたいなのが出てくるので同意を選択。
なお、このゲームではターンテーブルを用いてカーソルを動かし、鍵盤で決定orキャンセルします。この後の名前を決める時や選曲の際に困らないよう覚えておくといいかもしれません。

同意を選択すると暗証番号の設定画面へ。下画面にテンキーが表示されているので、そこをタッチして操作。

ここまでやると名前を決める画面へ遷移します。自由に決めましょう。6文字までしか入力できないけど。

名前を入力するとさらに地域設定画面へ。どこでもいいですが一度決めると当分変えられないので一応注意。

DJ 140(ひしお)と申します
次の現地は6th大阪なので大阪府にしました(?)


初心者向けを謳っているが、実は上位譜面触るようになってからも大変お世話になるモード

ここまで終えると画像のようなゲームモードの選択画面へ移ります。コイン無いよ(怒)って言われるのでここで100円投入。初心者の方はSTANDARDかSTEP UPを選びましょう。両方のメリット・デメリットを👇にざっくりまとめてるので参考に。今回はスタンダードを選びました


スタンダード
🙆‍♀️…自由に選曲できる
🙅‍♀️…曲をクリアできなかった場合、そこでゲームが終わる(※ただし、レベル5以下の譜面は1曲目に限り失敗しても次へ進める)

ステップアップ
🙆‍♀️…必ず3曲遊べる
🙅‍♀️…「課題曲」として提示される譜面(20曲)と今までにプレイしたことがある譜面しか選べない

モード選択後にチュートリアルがあるので一通りやってみましょう。その後、いよいよ選曲画面へ移ります。


曲を選ぼう

「初めての方へオススメ‪」フォルダにはビギナー譜面のみ収録されている、とてもオススメ

現在のIIDXにはビギナー譜面というものが存在します。DaisukeやRED ZONEなどのニコニコ全盛期の音MADの素材IIDXの人気曲、怪物や新宝島など版権曲が初心者向けの難易度で収録されています。レベルの数字が緑色で表示されている譜面がビギナー譜面ですので、その中から選んでみましょう。
個人的オススメはやっぱり「アルストロメリア」かなあ、レベル1だし。曲いいし。歌ストロメリアに対してインストロメリアってことで(?)

選曲画面では白鍵盤で「決定」、黒鍵盤で「戻る」となります。間違えて違う楽曲フォルダを選んだ際は黒鍵を押すとフォルダ選択へ戻るので焦らずに。


いざ!鍵盤をしばこう

曲を選ぶといよいよ始まりますが、その前にちょっとオプションを弄ってみても良いでしょう。

画面が移って数秒経つとプレイが始まりますが、始まる前にスタートボタン(画像の〇囲み)を押しっぱなしにするとオプションをいじれます。
この状態では譜面の流れるスピードを変更することができます。白鍵を押すと遅くなり、黒鍵を押すと早くなります。画面のプレビューを見ながら変更してもいいかもしれないです。
ただし、画面上部の緑色の数字が600以下にならないようにして下さい。それ以下になると初心者には速すぎです(600って数字は適当です、上級者は300前後が多いのでその倍ってことで)

本当は画面幅狭めたりできるけどムズいので割愛


ここまでやったらいよいよ本番!
IIDXには運指という上達するには必須の概念があるのですが、最初はそんなの気にしなくていいです。思うがままにバチバチ叩いてください😁👊

これは別のタイミングで撮った動画ですが一応参考に。
正しいタイミングでノーツを叩くと譜面の下にあるゲージが増えていき、ミスをすると減少しているのが分かるかと思います。
初期設定では、これのゲージが曲終了時に60%を超えている(赤い部分までゲージがある)とクリアとなります。まずはこのクリアを目指しましょう。


リザルト画面の見方

気絶しそう♪気絶しそう♪気絶しそう♪

画面の左側は見なくていいです。右側について重要なものだけ説明します。
なお結論から述べると、初心者の場合、クリアしてるかどうか以外は大して気にしなくていいです。


グラフは曲を通してのゲージの推移を表しています。赤と緑の境目がクリアボーダーなので、最終的にそこより上で終わっていればクリアとなります。

同じ欄に書いてあるアルファベット(今回はA)はスコアランクを表しており、良い順にAAA→AA→A→B〜Fとなります。しかし、このゲームでAAA取るのは至難の業なのでスコアは気にしなくていいです。クリアだけ気にしとけばいいです。

CLEAR TYPEはクリアの種類を表します。このゲームにはクリアタイプが幾つかあり、どのタイプでプレイするか選曲画面で予め選ぶのですが、初期では最も簡単なA-CLEARとなっています、通称アシストイージー。初心者はアシストで当分大丈夫です。おれも未だに使ってるし。

DJ LEVELは上のアルファベットと同じ。スコアは初心者は気にしなくて良し、私も未だにスコア大して気にしてないので。

MISS COUNTはミスした回数です。音ゲー経験者(特にスマホゲーとかセガゲー)はフルコンしなきゃ…ってなるかもしれませんが、全然しなくていいです。寧ろたくさんミスするくらいの譜面で丁度いいです。私はVerflucht†とかいう曲でいつも200個以上ミス出してボコボコにされてます。もちろんクリア出来ないけど。フルコンしてる曲も全部で20曲くらいしかないです。
なのでここの数字もあまり気にせず、クリアしたらオッケー👌の感覚でいましょう。強いて言うなら、レベル1~3では30くらいがクリアのボーダーラインでしょうか?(あまり自信ないです)

その下は判定の内訳が書いてあります。デレステのパフェ、グレとかそんな感じのあれです。スコアに関わりますがあんまり気にしなくていいです。


リザルト画面は写真を撮っておき、#シャニマスビートマニア部 でツイートしましょう。私が反応しに行きます😁


おわりに

今回は記念すべきシャニソンのリリースに合わせて、はじめての人向けにbeatmania IIDXの遊び方を紹介をしました。(なんで?)

IIDXは音ゲーの根源的な面白さが詰まったゲームです。シャニソンによりシャニ勢の中で音ゲーがより身近になるかと思いますが、音ゲーって楽しいものです。曲に合わせてボタンを押すって単純だけど超楽しい。

そして、成長する楽しみも同時に味わえるのが音楽ゲーム。特にIIDX。上手くなった!と思える成功体験をしっかり味わえるゲームです。過去の自分を超えていく喜びを一緒に噛み締めませんか?

それでは皆様の良き音ゲーライフを祈念いたしまして、この記事を終えたいと思います。(ビトマニやらないにしてもシャニソンからは逃げられないからね)
ありがとうございました👋








おまけ

風野灯織の餃子定食

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