僕がコペルで息子もコペル。

今回は、僕の名乗るコペルとは一体なんなのかについて書いていこうと思います。

前の奥さんはとても賢い人で育児書なども読んではいたが、よくネットを利用して調べ物をする人だった。初めての出産育児は当然手探り状態で、その中でネット上にある情報に救われたことも沢山あった。

しかし、中には(とくにTwitterに多い)ママさん達が一方的に旦那さんをこき下ろし人格すら否定するような、お世辞にも優しいとは言えない内容のものも数多くあった。

次第に仕事の休憩中に目にするタイムラインが
妻のリツイートする世のママ垢さん達の旦那さんに対する愚痴陰口で溢れるようになっていった。

“なんでみんな好きになった人と結婚したはずなのに、自分の選んだ人を陰でこんなに叩いているんだろう”

だれがどう呟くかは自由だし、
叩かれる男側に問題があると言われれば
それまでなんだけれど、
他人の家庭のこととはいえ、
ただただ飛び込んでくるネガティブが僕は辛かった。

今になって考えれば
それが妻なりのSOSだったのかもしれない。

どうしてお互い素直になれなかったんだろう。
いつから素直になれなくなったんだろう。
なんで僕は妻のSOSに気付いて
もっと妻に寄り添ってあげられなかったんだろう。

僕は2019年の9月末に離婚をした。

相互フォローだったアカウントは
ポジティブなこと書こうと努力すれば

“現実逃避に夢中”

と言われ

弱音を呟けば

“被害者ヅラするな”

言われ

今の僕が何をしても妻を傷つけてしまうことが
容易に理解できた。

もうここは今いるべき場所じゃない

沢山の思い出を残してくれたアカウントを捨て
新しい環境でスタートを切る必要があった。

「とはいえ何から始めようかなぁ」
と思っていたある日、
ひとりのお笑い芸人さんが
YouTubeに投稿した動画で
僕は思わず泣いてしまった。

1937年に発売された本についての話だ。

“友人との約束を守れなかった主人公が自分の弱さに絶望して、ふさぎ込んでしまうんだけど、親戚のおじさんの綴ったノートをきっかけに、もう一度立ち上がるというお話の本”

【君たちはどう生きるか】

僕はこの主人公のたどる人生が
自分の人生を見ているかのようで
とても他人事とは思えなかった。

主人公が友人との約束を守れなかったように
僕は妻を幸せにするという約束を守れなかった。
ふさぎ込んでいた主人公に
おじさんのノートが手を差し伸べてくれたように
僕にとってこのYouTubeにあげられた動画
次に進むべき道を僕に教えてくれた
おじさんのノートそのものだった。

そしてそれと同時に
この主人公は幼い時にお父さんが亡くなっている。
その状況が自分の息子と重なった。
(幸い、僕は死んでないわけだから、厳密にいうと全然違うんだけど笑)
本当は息子が学校で壁にぶち当たったときに
そばで、一つ一つ教えてあげたい。
でも大人の都合で息子には申し訳ないんだけれど
四六時中みてあげることは出来ない。
だからこそ僕は
もう一度立ち上がらせてくれたこの本と、
息子のことをいつでも思い出せるように、
新しい環境での自分の名前を
この本の主人公と同じ

コペル

そう名乗ることに決めました。

YouTube動画だけじゃなくて
本も購入して何度も読み返して、
マーカーで線も沢山引きまくった。
ただ何を血迷ったか前妻に渡してしまって
今手元にない!(絶対やつは読んでないw)
まぁ息子が大きくなったときのことを考えると、
自分の手元にあるよりむこうに置いといてもいいか
と自分を納得させてる今日この頃です笑

僕も願わくば本名顔出しでいたいんだけど
そうすると前妻にエゴサされる可能性が十分にあるので(別に見られて困ることは何一つないのでいいんだが笑)僕が圧倒的に力をつけるまではこのままでいたいと思ってます。(おかげでペットの名前も呟けないから結構不便w)

おかげさまで今の僕の周りには心優しい挑戦者が沢山溢れていて、この環境はこの環境で、とても自分にとっていい刺激になってます。(いつもお世話になってます‼︎)

**“誤りと真理は、睡眠と目覚めに似ている。” **

再び立ち上がった僕が今書いてるこのnoteが
息子にとってのおじさんのノート
なる日が来たらいいなぁ。
そう思います。

これを読んでる息子へ
お前の母ちゃんに俺の大事な本借りパクされてるから
読まねぇなら返せって伝えてください笑
(俺がいうとまた面倒だし、返さなくてもいいからさっさと読め!と笑)

ここまで読んでくれたあなたに、よき一日を🙏✨

<中田敦彦のYouTube大学>

君たちはどう生きるか①

君たちはどう生きるか②

君たちはどう生きるか③

↑みてる人多いと思うけど是非みてみてください。


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