PiAwareを使ってFlightAwareにフィードする
以前、Raspberrypiに導入したdump1090-faとfr24feedを使用してFlightrader24にフィードしていましたが、せっかくなのでFlightAwareにもフィードをしてみました。
dump1090-faの導入
以前にもdump1090-faを導入していましたがバージョンアップがされたようなので新しい5.0を導入してみます。
gitからダウンロードしてビルドします。
$ git clone https://github.com/flightaware/dump1090 dump1090-fa
$ cd dump1090-fa
$ dpkg-buildpackage -b --no-sign
ビルド完了するとひとつ上のディレクトリにdebが作られるので、インストール。
$ cd ../
$ sudo dpkg -i dump1090-fa_5.0_armhf.deb
これで完了。rebootしておきましょう。
PiAwareの導入
パッケージをインストールしていきます。
OSがRaspbian Busterの場合
$ wget https://ja.flightaware.com/adsb/piaware/files/packages/pool/piaware/p/piaware-support/piaware-repository_5.0_all.deb
$ sudo dpkg -i piaware-repository_5.0_all.deb
Raspbian Stretchの場合(Flightaware公式はBusterにアップデートすることを勧めていますが)
$ wget https://ja.flightaware.com/adsb/piaware/files/packages/pool/piaware/p/piaware-support/piaware-repository_5.0~bpo9+1_all.deb
$ sudo dpkg -i piaware-repository_5.0~bpo9+1_all.deb
続いて実際にPiAwareを導入していきます。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install piaware
アップデートの設定を有効にして、再起動します。
$ sudo piaware-config allow-auto-updates yes
$ sudo piaware-config allow-manual-updates yes
$ sudo reboot
フィード情報をアカウントに紐付けます。
RaspberryPiと同ネットワーク内でこの申し込み用ページに飛ぶだけで設定が完了します。
しかし、私の環境ではアカウントにリンクされませんでした。解決方法を探し回っていると良さげな公式質問箱の投稿を発見。どうやら、IPv4とIPv6の関係でRaspberryPiと申し込みページに接続するパソコンが上手いことリンクされないようです。そこで、手動で行ってみることに。
まず、導入したPiawareのfeederIDを探し出すため、PiAwareのログを見てみます。
$ sudo nano /var/log/piaware.log
piaware[1786]: my feeder ID is ********-****-****-****-************
/var/log/piaware.log内にfeederID(********-****-****-****-************の部分)が発見されました。
次に、https://flightaware.com/adsb/piaware/claim/<feederID> に接続します。 すると、無事にリンクに成功できました。
フィードが正常に行われると、しばらくしてFlightawareサイト上部のメニューに「マイADS-B」が表示されます。
ここから自分の受信状況が確認できたり、受信地点の緯度経度設定も行えます。FlightRadarと同じく、フィードをしているアカウントは有料のEnterPriseプランを無料で使うことができます。
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