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エリザ Aug.22 [My楽]

やっぱ芳雄トートすげえ!
やっぱ来て良かった!って、トート登場して5秒で思った。「天使の歌は…」で即思った。
マジで今日観れて良かった😭
心置きなくMy楽。ありがとうございます🙏

プロローグのエリザベー合戦、芳雄閣下が
えっ何!?聞いたことないぞ!?っていうアレンジで来て、成河ルキもズキューン💓😍って感じでますます盛り上がっちゃったように見えたのは気のせいだろうか。
てか、閣下降臨の時にルキったらイッちゃいそうに恍惚な様子だったよね。(後ろ向きで顔見えないのに分かるw)

とにかく歌の表現が自由自在だし、歌声の圧が異次元レベル。
特に「最後のダンス」はもう素晴らしすぎた!!😭
たぶん多くの観客がそう思ったんだ!ホントのショーストップだったよ!!感動!✨

カフェではそんなにルキのこと見てくれないのぉ〜!😆
ちゃんと見るのは最後に出て行く時だけ。
ゆんトートとみたいにちょくちょくアイコンタクトしたり微笑みを交わし合ったりとかしないの!
成河ルキは欲しくて欲しくてしょうがないのに!芳雄閣下だってそれを充分受け止めてるのに!(天魔王と兄者か!)
でも通じてるって、ハンパなく感じるの!

三重唱でも1人だけ圧が凄すぎたのと切ない感情が迸り出すぎてた。(賛美)

あ、子ルドの猫殺しには、やっぱり芳雄トートは「えっ?」っていう顔してたことを確認。
闇広では「王座に着くんだ」のとこの激しい表情と声でドキッとした。

芳雄閣下と一緒だと、成河ルキもワンコみたいにはしゃいじゃうよね!
キッチュもノリノリ🎶ステージ下りてセンターまで行くとこであんな軽快なステップ!🤣
帝劇1,800人を見事に嘲笑し、お気に召すかい?ホンモノが欲しいか?本当の話!聞きたいことと違うだろ?お伽話じゃないぜ!…
パワーMax!で来られるから相当やられる。

あ、そう言えばヤスリ貰いに行く時も、呼ばれてキャンキャンしちゃうワンコみたいだったね。這いつくばって足下まで行って両手を伸ばしてハァハァしてた。

遠目で見るとプロローグすごいワンダフルスペクタクル✨
ルキの操り感がよく見える。
精神病院のとこでも見せる両腕で羽ばたくような仕草、みんなを操る動作なんだよ。
まぁ明らかにルキのノリが⤴︎⤴︎⤴︎だったのもあって凄い迫力だった!

プロローグやエーヤンでのトートとルキのシンクロも一望できて良かった。エーヤンの時、上手と下手で立ち姿が左右対称なのカッコよかった。

ママどこなの…の子ルドに振り返る動作とタイミングが完全にシンクロしていたという発見ツイートもあった。へぇそうだったんだ…
子ルドへの思いってルキには絶対あって、それに加えて私生活でパパである成河さんや芳雄さんならやっぱりそれって自然に乗っかるんだろうなぁ。芳雄トートなら成河ルキのそこに被せていくんだろうなぁと思う。
ゆんトートだとやっぱり少年寄りで、残酷に微笑みかけちゃう方が似合う。

あーそうそう、ヴィンディッシュ嬢の手を取りキスする成河ルキ…
ちょっと不安そうにしているヴィンディッシュ嬢に「大丈夫だよ君は皇后だ」って言ってあげてる感じだった。面白がって煽っているというのではなく、寄り添ってあげてる感じで。その上でシシィへ向ける挑戦的な目。
患者たちが奇声をあげるタイミングとか全部ルキがキューを出してるんだよね。
あのシーン、患者たちは演出家ルキが抱えている役者。
あゝやっぱり…あそこは作演ルキの劇場なんだな。シシィはそこで何かを受け取った観客。ルキ、恭しいお辞儀で見送るもんね。

6月ぶりに観たヒランツのことも少し。
お母様が苛めるの!の所で、階段を1歩降りてシシィを受け止めてあげる優しさがあった。皇帝の義務を理解してはいるけど苦悩してる感じが見えたね。
マリンツは皇帝としての生き方考え方しか知らない想像できないという感じで、シシィのこと愛してるし勿論悪意なんかないんだけど如何せん…というところが切ない。物語的には私はこっちの方が好みかな。

せっかくだから涼風ゾフィー様のことも少し。いやー怖い😅昨日の剣さんと比較すると顕著。すごいテンション高めの厳しさ。モーレツって感じ。だからこそ滑稽さも滲むし、亡くなる時はしんみりする。ゾフィー様をTDたちが迎えに来る表現はいつも良いなって思うし、チェロの旋律がとても素敵。
そっか初見も涼風さんだったんだ。「老害の滑稽さ」って感想書いてたもんね。

キッチュリプライズ
帝劇じゅうの敵意の視線を一身に浴びてる成河さん凄まじい。

ラストも遠目だからトートとルキをいっぺんに視界に入れることができて良かった。
ルキは閣下の愛が欲しくて欲しくて、でも叶わないから思い余って首を括ったように見えた。キュッてやるタイミングがそうだった。
シシィを柩に横たえさせた後、足下にはルキの死体を転がしたまま、トートは虚無な表情で正面に向かい立ち尽くしてた。
あゝ…トートはシシィを喪った。
恋に彩られたひととき、一瞬の閃光に照らし出される人間の人生のようなもの(フランツへの嫉妬心みたいなマイナスの感情も含めて)を味わったことを、永遠に封印して、また普通に死神としてやっていくんだろう…

なんて…やっぱ芳雄トートからは伝わってくる物語がハンパないんだよ!!
トートの物語みたいに感じてしまうんだよ!ルキの物語なのに…
なんかさ、"ルキのもの"になるまいとしてる意志さえ感じちゃうじゃん!?とか思っちゃって、え?何そのシシィと同じマインド!ってなって、またまた😳❗️❓❗️❓🤪
どんだけ複雑な多重構造なのエリザベート‼️
好きだ‼️😭

トートの物語と言えば…今日の私が踊る時の冒頭は「勝ったのね」「いや、俺が勝った。俺の思い通りに世界は動いてる」って2人のガチ対決!に見えたよね。
ルキさえお呼びでない雰囲気に退散したように見えた。
シシィが勝ったとか勝ち取ったとか言ってることは、死神目線で見ればくだらないこと。人間の人生なんていう所詮くだらないものの中に意味を見つけるなんてくだらないの極み。そしてトートはそういうシシィの姿にはご機嫌斜め。生きる意味を持っている時、人は死を思わないからね。
お前が勝ち取ったと思ってる"自由"だって、ハプスブルク帝国が死へと向かう流れの中の一事象なんだ。俺のシナリオからは誰も逃げられないんだ。人生なんて愛すべきものじゃないんだ。
そう思ってるはずのトートなのに、何故かシシィのこれ程までに人生に覚悟を決める姿・生きる輝きが眩しくて何も言えなくなってしまう。
でも残念だけど真実はやっぱり…だから、頑張って歌詞の最後まで対決してる。

で、結局は…あのラストなんだよ…
トートの中に、何かは残るのだろうか。
何も無かったことになってしまうのだろうか。
私たち人間は…何も無かったことにはできないけどね!

ありがとう成河さん。
私にも『エリザベート 』への入口を開いてくれてありがとう!
千穐楽カテコでイケコ先生が言っていたように、私も観客としてこの作品を作り上げる力の一部になれた、きっとこの作品の歴史の一部になれたと思うことが嬉しい。

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