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SUPER HAWKⅢ 2024#33 オイル漏れ修理

ん、古新聞にパーツを並べた画像を使うと、著作権うんぬんてな話になるのか?
めんどくさい時代だぜ。
OPを放棄する、とかで回避できるのか?
毎朝新聞を見ていてもよくわからん。
けど、朝刊だけでも新聞をとっている効果は大きいと思っている。
それは、いつか別の機会にまとめることにしよう。

さて、今回のSOSは、ホーク、である。
古い車体にあちこち手を加えながら乗っている方で、入手した直後からなにかと関わっている。
前後のタイヤを替えたのが昨年だったかな?
ついでにあちこち見ると、セルモーターのところからオイルのにじみがあるのと、チェーンが末期的ですよ、とは伝えていた。
ようやくチェーンを替える気になったらしいが、その前にエンジンオイルがダダ漏れなのでなんとかしてくれ、と言う。
連絡してきたLINEには動画もついていて、見るとかなり激しい。
普通に乗っていてこうなった、かのような話をしていたが、なにかにぶつかったとかでなければ、こういう漏れかたはしないだろう、な漏れかたである。

いやー、なんでかよくわからないのよ。

と、すっとぼけて言っていたが、何度も尋ねると、白状するように言った。

オイルフィルターを替えたんだけど、同時にOリングは替えていない、と。

そりゃダメですよ。
と思いながら、古い車体なのでOリングさえ替えれば解決するか?との疑問も涌く。
フィルターケースの合わせ面が歪んでいるとか、変形しているなど考えられない訳じゃない。
すでに、液体ガスケットを併用している可能性もあり、外して観察してみないと、どう対策を打ったものか決められない。
とりあえず、Oリングは発注するけど。

が、ホーク、セルモーター用のOリングは廃盤になっている。
うむむ困った、というほどのことはなく、パーツリストに書いてあるサイズで検索すると、意外とすんなり代替品が見つかった。
問題は、フィルターケースと同じくエンジンの受け側が変形していないか、だけど、これもやってみないとわからない。

で、やってみた。
一般的な消耗品交換手順なので、それほどむつかしいことはない。
マフラーがノーマルではないので、外さないとならないのが余計な手順ではあるけど、たいした手間じゃない。
外れたオイルフィルターケースを横から見ると、まったくOリングが見えない。
こりゃダメだろうね。
なんとなく、ダメ元で再利用したんじゃないかと想像したけど、あえて確認しないことにした。
今さら言ったところで、漏れたオイルは戻ってこない。

そんなわけで液体ガスケットを併用しなかった理由も訊いていない。
つまり、Oリングだけ替えれば済みそうだとにらんだ、オイルを入れてみないとわからないけれど。

次いでセルモーターを外すと、思っていたよりもキレイな接合部が現れた。
オイルがにじみ出したところに、ホコリが詰まって漏れ度合いが軽くなった、ということではなさそう。

では、元に戻して、オイルを入れる。
注入口に「フィルター交換時2.4L」とのラベルがある。
出てきた量はそんなに多いとは思えないんだけどな、と2.0Lくらい入れたところでゲージを見ると、すでに多すぎる。
ドレンボルトを開けずにフィルターケースだけ開けるのは「フィルター交換時」ではないってことか。

5分ほどアイドリングしてから確認してみたところ、漏れてはいないもよう。
うっすらとにじんでいるようにも見えたが、ちょっと様子を見よう。

じつは次週、チェーンと前後スプロケを交換する予定があるので、また見ることになる。

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