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4stジャイロキャノピー 2023#68 駆動系消耗品交換

当日の天気予報は、曇り時々雨。
出向いて行くのに雨はイヤだなぁ、と人並みに思う。
けれども、約束したからには行かないとならない。
ほとんどの場合、雨だから来ないと思ったよ、とは言われない。
雨なのに大変だね、くらいのことは言われるが。

けっきょく、たいして雨に当たることはなく現場に到着。
観察してみると、めずらしくノーマルに近い佇まいである。
ノーマルジャイロキャノピーの駆動系を交換していくには、カバーと枠を外して行かないとならない。
けっこうな頻度でボルトが折れるので、多少気をつかう。

なかなかクランクケースカバーが開かずに、反対側から叩いてみたりして、中が確認できたときは、けっこう盛大に雨が降りはじめた。
やれやれ降ってきたな、とは思ったけれど、切れたベルトの残骸を取り出すのに躍起になっていた。
ベルトの残骸をかき出しているうちに、スライドピースが1コ転がり出てきたので、ちょっと暗い気分になった。

スライドピースが欠けたのが先で、ベルトが切れたのが後だとすると、消耗品だけでは済まないかもしれないな。
と、ドライブプーリーを見ていくと、少し削れた痕跡がある。
さらに、プーリーボスはサイズが合ってない。

どうしましょうね、このまま組むと駆動系の寿命が短くなることが予想されますが?
仕事で使うのでとりあえず動けばいいよ。

今から部品調達してさらに、2・3日乗れなくなってしまうのは避けたいとのこと。

となったら、この先どれくらい走れるか想像つかないんだよな。

といって、新品ベルトなら絶対なんkm乗れる、とは約束できないからいいのか?

なんにしても寒かった。
カバーを閉じたときには雨があがっていたけれど、気分はなんか晴れなかった。

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