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ミトンとふびん

吉本ばなな「ミトンとふびん」ひと晩で読了。

ばななさんは死というものを近い距離感で、しかも自然なことと捉えて書かれる方だと想う。ここ数年、身近な友達が数人亡くなっていて近々の訃報は静かな絶望を運んできていた。

ただでさえ世界の少数派に属しているのに、そこから次々去られたらどうすれば?という気持ちをやさしく撫でられたような気持ち。これからの世を想うと怖さもあるけれど「1歩踏み出す、積み重ねる」それだけでいいよ、というやさしさをもらった✨

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