iPhoneでDJ配信をやってみる
新型コロナのアレコレで現場でDJする機会もほぼゼロになりましたが皆様いかがおすごしでしょうか。
最近はにわかにDJ配信にも脚光が集まり(権利的な問題とか色々ある感じですが)TwitterやFacebook、InstagramでもDJ配信をするDJさんが増えたなぁ、という印象です。
僕自身はもともとDJ配信からキャリアをスタートしたので、家からもいつでもすぐに配信できるような環境が整っているのですが、いわゆるスマートフォンからの配信だと内蔵マイクを使った配信とかも割と多くて、いやーそこはやっぱりDJミキサーからラインで録っていい音で配信したいよね?みたいなの、あると思います。
そこでこれから「DJ配信したいんだけど何を準備したらいいのかな」という人向けに、めっちゃ簡単、iPhoneかiPad一台あれば自宅のブースから配信できるやり方を考えてみようと思います。
予算はだいたいiPhoneとかは別にして6千円くらい。
もっとお金かけても大丈夫!って人は一番下までスクロールして。
①用意するもの
・iPhoneかiPad
・lightning-USBカメラアダプタ
こいつでUSBオーディオインターフェースをlightningに変換します。必ずlightningとUSBの入力がついているのを選ぶこと。そうしなければ充電しながら配信出来ずiPhoneの電池切れで死にます。
5千円くらいしますけどApple純正の「Apple Lightning - USB 3カメラアダプタ」を買った方が気持ち的には安心します。
・USBクラス・コンプライアントなオーディオインターフェース
要は各種OSの標準ドライバで動きますよって互換性のあるやつです。
パソコンでも繋いだらすぐ動くわ、みたいなやつが必要です。
認識させるのにドライバを入れないと動かないやつはダメ(AUDIO 8 DJとかはダメだった)。
とりあえずAmazonでこいつが安くて使いやすそうだったのでこれで。
・RCAケーブルを分配するやつ
家用のミキサーだとREC OUTがなかったり、あと配信してる音量の調整(iPhone側ではできないのでミキサーでやる)とか考えるとマスターアウトから分配してスピーカーとiPhone(につないだオーディオインターフェース)に繋ぐのが良いと思います。とりあえずコネクタはオスーオスのを貼ったけど、そのへんは適当に。
②接続してみる
これらを揃えたら、繋いでみます。
Master Out
[MIXER] ---------- [Speaker]
|
+----- [Audio I/F] --- [lightning-USB] --- [iPhone]
Audio Input
PCDJの人でも、普段スピーカーに繋いでるところをちょろっと分配して配信機材に回すって覚えれば簡単だと思います。
この状態で、Periscopeでミキサーの音をそのまま配信できるところまで確認しました。TwichとかFacebook Liveとかでも大丈夫だと思いますので、ぜひ試してみてください!
③注意事項
・オーディオインターフェースがiPhoneにちゃんと繋がってるかは確認したほうがいいです。まず通電してるランプが点灯していること。
あとiPhoneのミュージックアプリとかでも確認できます。
・繋がらない(認識しない)場合はいったんiPhoneの電源きって、再起動を試すとだいたい繋がります。パチもんで何回再起動しても認識しない場合はハズレのやつです。
・入力(iPhone)側でレベル調整が出来ないのでいきなり爆音が出ないよう±0dbからスタートすること。
Periscopeで配信テストした際は、ミキサー側のマスターレベルが±0dbかちょい出しくらいでちょうどよい感じでした。
ちなみに、これ買えばAndroidも一発なんで、お金に余裕ある人はこちらも選択肢になるかなー(だいたい2万円くらいします)。
ということで、これでDJ配信してみようかな?という人が増えれば良いなと思います。ありがとうございました。
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