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第1回THE NEW COOL NOTER 賞 ~ 受賞作振り返り【大賞】

第1回の楽しい思い出を振り返りたいと思います。
すでに第2回の応募数は前回を越えましたが、第1回のチャレンジが皆様のおかげで大成功に終わったので、それがこうして第2回に受け継がれているのだと思います。

noteの私設賞では、エントリ作品数も最大級の私設賞となりました。

第1回を支えてくれた応募者の皆様に感謝しながら、あのイベントを涙拭きつつ(/_;)
振り返ってみたいと思います。

こちらから第1回みこちゃんコンテストのすべての作品をすべてお読みいただくことができます。

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THE NEW COOL NOTER 賞にご参加の皆様。
1ヶ月にわたるお祭りも、ついに最後の締めとなりました。

審査委員長洋介さんのもと、THE NEW COOL NOTER 賞、
応募総数約200作の中から選ばれた大賞は、
こちらの2作品との同時受賞となります。

洋介委員長ありがとうございました。

THE NEW COOL NOTER 賞大賞 ~ たなかともこさん

ここで綴られる言葉は
みこちゃんの
「教養は盗んだ金だ」という
noteに対する
たなかともこさんの講評です。

みこちゃんがイラッとするだろうと
いう言葉から始まる恋文でもあります。

教養は知識とは異なり
自分の世界を構築する
足下の敷布であると説きます。

縦糸を知った上で
織りなしてゆく
知識という横糸を
編み込んで織りなされるもの。

広く深い知識を織りなすと
多くの人を理解できる
多様性のある敷布が生まれる。

教養は決して
浅薄な知識のひけらかしではなく
自分の拠って立つ足もとの敷布。

織りなされた敷布に
どんな姿勢で立ち
何処を目指すのか。
敷布を使って
どう他人との縁を繋いでゆくのか。

教養は喧嘩になりそうな二人の
お互いの怒りに共感し
その上で何が起きたのか。
なぜ誤解したのか
喧嘩しそうな二人に納得させること。

ただの知識をひけらかしても
それは教養などではなく
誰かにとっての正義に過ぎず
怒りは解けないこと。
それを教えてくれてます。

お釈迦様のある話を思い出しました。
ある人がお釈迦様に
この世界は無常であるか常住であるか
有限であるか無限であるか
生命とは何か肉体とは何かと問うたそうです。

お釈迦様は質問には答えず
こう言います。

お前は毒矢に射抜かれて負傷した者だ。
医者に毒矢の本質について
解答を求めてどうするのだ。
解答が与えられても
お前の苦しみと死とには何の関係のないことだ。

自分は毒矢を抜くことを教えるだけである。

教えは縦の糸
教えの実践は横の糸
実践されない教えは何も生まない。

縦の糸と横の糸が織りなす
人生のシナリオ
織りなしはシナリオ。

ともこさんは元お医者さんでもあります。
みこちゃんの毒矢は抜けたでしょうか。

素晴らしいみこちゃんへの講評をありがとうございます。


THE NEW COOL NOTER 賞大賞 ~ さおりさん

※さおりさんはnoteを引退されました。さおりさん、本当にありがとうございました。

小学生の子供だって悩んでもがいて生きている。
そんな子供たちとの朝食での会話が描かれます。
子供たちとの会話で果たす父親の役割の大切さ、
父親は実践者でなければ信じられないなと強く感じました。

特別な習いごとや特別な道場とかが
あるのではなく日常こそ大切な道場。

人生をロールプレイング・ゲームに例えて軽妙に進む会話。

人生で一番大切な心得が父親から語られます。
こうして生きてゆけば子供たちは間違いなく幸せになる。

人生の旅は自分の心に素直に
自分の意思と責任で生きてゆくこと。

ここに書いてあることを実践すれば
多くの大人も幸せに生きてゆくことができます。

つまらない世間体や孤独を恐れずに
本気で大切に思える人と出逢うまでは、
自分の一人旅を楽しんで自らを
成長させることを改めて教えていただいた気がします。

あるがままの現実を体験して意識を純化してゆく。
起きてくることを怖がらずに存分に味わって楽しみ尽くすこと。

是非とも多くの子供や大人にも読んでほしい作品です。
とても短い文章ですので是非とも読んでいただきたく思いました。

さおりさん、素晴らしい作品をありがとうどざいました。


審査委員長洋介さんからの追辞

多くの方々に参加していただき
大きな祭りとなったことを感謝しております。
たくさんの考え方、たくさんの思い方、
たくさんの意識の在り方。
とても学びの多い経験となりました。

主催者みこちゃん
事務局長 一奥さん
審査員の皆さま
応援を盛り上げていただいた🌸はなこさん

本当にありがとうございます。


事務局長より

人の輪と、スキが溢れ、注がれるたくさんの愛の中で、私達のTHE NEW COOL NOTER 賞が、大輪の花を咲き誇らせる大樹に育つのを、この目で見ました。

縁(えにし)が結ばれ、実りと木陰に秋風が香る。
ここからまた新しい交わりが始まるものと気づきます。

皆様、本当にありがとうございました。


主催者みこちゃんより

人の力とはすごいな、と、ただただ、そう思いました。

コンテストではなくお祭りだった。
万感の思いで終わりを始まりにつなげようと思っております。

ありがとうございました。


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第2回THE NEW COOL NOTER賞の応募期間は終了しました。
みなさま、たくさんの応募、ほんとうにありがとうございました。

引き続き、応募作品への講評と、授賞に向けた審査をお楽しみください。

よろしくお願いいたします。

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