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テキスト系まとめ

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自分のテキストノートのまとめ。
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#音楽

AIシンガーとChatGPTと英語での作詞

2022年からSynthesizer VというAIシンガーを導入し、オリジナル曲をYouTubeで公開しています。 英語でコメントを下さる方が結構多いこともあり、歌詞を英訳した字幕をつけられないものか、とかいろいろ考えてはいるのですが、今回、歌詞を一曲全部英語でつくるということにチャレンジしてみました。 最初はワンコーラス分で力尽き、いったんショートヴァージョンで公開したのですが・・・その後、気を取り直してフルヴァージョンの完成・公開にこぎ着けました。 拙い英語力を駆使

10年ぶりのニコ動投稿

最後の投稿が2012年10月だったので、ほぼ10年ぶりです。なぜ今になって?という話なんですが、それがこのコンテストの応募要件に必須だったから。 当初は「新しい曲なんて作れそうにないし、まあ気が向いたら・・・」などと思っていたのですが、期限も迫った8月27日になって、急に思いついてしまったという。 そのときは正確な締め切りを覚えていなくて、確認したら9月6日が締切だったので、制作作業に残された日数があまりなくてちょっと焦りましたが、何とか期間内にエントリーを終えました。

AI京町セイカの表現力がHDVMで爆上がりした件

2022年7月21日にリリースされたSynthesizer V Studio Proのアップデートで、いくつかの歌声データベースがHDVM (High Dynamics Voice Models) に対応した結果、これまでと異なる振る舞い(ソフトウェアなので一般的には「挙動」と言ったほうがよいでしょうか)をするようになり、いろいろと物議を醸しております。 今回、私が使用している「AI Saki」「AI 夏色花梨」「AI 京町セイカ」のいずれもアップデートがかかり、HDVMや

【Synthesizer V】 プレイリスト全曲解説

2022年1月からSynthesizer Vの歌声データベース「Saki AI」と「京町セイカAI」を使って、過去に自分が公開してきたオリジナル楽曲をリメイクしています。 音源はSoundcloudにアップロードしてプレイリストにまとめていますので、上記リンクからお聴きいただけます。 この記事では、リメイクした各楽曲ごとにコメントを記しておきたいと思います。(新しく楽曲を追加するたびに随時更新しています) Nostalgic Future feat. 京町セイカ AI初

MODO BASS 導入しました

IK MultimediaのMODO BASSが75%引きの9,990円で買えるキャンペーンをやっていたので、最終日にポチッとして仕事の合間にようやく使い始めることができました。 何はともあれ、まずは音を聴いていただきましょう自分の過去曲の中でずーっとベースを何とかしたいと思っていた曲です。Logic Proの内蔵音源だとこういう8分のルート弾きを生っぽくするのは難しいということと、上の音域に行くと嘘くさくなるので、低いとこしか使えないというところがあって、細かく手を加える

あなたが知らない「パワーコード」の世界

「パワーコード」とは?そもそも「パワーコード」とは何?って話なんですが、要はルートと5度だけを鳴らすというやつです。 ドミソの三和音に代表されるように、多くのコード(和音)は3つ以上の構成音から成り立っている場合が多いわけですが、このパワー・コードはルートと5度(またはそのオクターブ下=ルートの4度下)のみで構成されているものをいいます。つまり、メジャー/マイナーを左右する3度の音すら省いてしまっており、調性感の乏しい和音ともいえます。 ところがこの5度(もしくは4度)という

【ライブレポ】ネコライダー GIG @ SOUND CRUE

念願叶ってついにネコライダーの演奏をこの目で観られる日がやってきた。 2014年7月12日土曜日。彼らのホームグラウンドである札幌のSOUND CRUEでは「Delicate Flavor」と題されたギグに6バンドの出演が予定されていた。トリを務めるのはもちろん、我らがネコライダーだ。 私が妻とともに店に到着したのは21時近く。ビルの2階にある受付で名を告げ、後ろを振り返ると物販コーナーに彼の姿があった。 ネコライダーのヴォーカル&ギター、粥川大輔だ。黒縁の眼鏡をかけた