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インパクトのあるチラシが作れない?だったら筆ペンで作れ

筆ペンでチラシを作る

集客のためにチラシを作っても効果がないと落ち込みます。だからこそみんな効果が出るように頭を使うのです。それは価格訴求とか他社にはない商品とか、あるいはキャッチコピーとかだったりします。しかしそういった他との差別化ができなかったらどうなるでしょうか?おそらくチラシを作っても効果は半減するのではないでしょうか。。

しかし筆ペンで手書きのチラシを作成すれば多くの問題が解決します。価格で勝負できなくても、他社にない商品がなくても、そしていいキャッチコピーをかけなくても負けないチラシを作ることができるのです。

ただ効果があるかもしれないと思ってもなかなかすぐに筆ペンでチラシを作ろうなんていう気持ちにはならないと思います。筆ペンで手書きなんて時間がかかるし、字が下手だから人に見られるのが恥ずかしいなんていう意見が当然出てくると思います。しかしもし筆ペンで手書きチラシを書いたら、pcで作ったより圧倒的に効果が出るのならやってみたいと思いませんか?筆文字チラシにはそれくらいのポテンシャルがあります。

ではこれから現状認識、そしてメリット、デメリット、それから作成方法、テクニックについてご紹介します。

〇広告の現状
〇筆文字チラシのメリット
〇筆文字チラシのデメリット
〇筆文字チラシの作成方法
〇ちょっとしたテクニック

広告の現状

現在は様々な広告が氾濫しています。新聞をとっているなら日曜日には不動産のチラシが山ほど入ってくるでしょう。興味があれば見るかもしれませんが、なければゴミ箱に直行です。仮に少しでも興味を持ったとしてもわざわざそれをより分けるのも面倒なのでまとめて捨てるなんてこともあるでしょう。

それくらいに消費者はチラシにうんざりしています。どこでも大量に広告が蔓延しているのですから。たとえば光沢紙を使って、きれいな建物の写真が入っていたら内容を読むまでもなく不動産のチラシだとわかります。あるいは同じような光沢紙であればエステとか美容関係のチラシかもしれません。だからこういったチラシの中に自分の店のチラシを写真豊富な光沢紙で作れば埋もれてしまう可能性があるのです。

しかし不動産でもなければ、美容でもなければ見てくれるはずだなんて思ってはいけません。消費者がチラシを丹念に見ていてはいないのです。選別するのも手間だと思い、まとめてごみ箱に直行することもままあるります。それを何とかして一般の人に手を取ってもらうのが広告の戦略になります。

筆文字チラシのメリット

筆文字チラシをおすすめするのはわけがあります。それは筆で書かれたものは人に訴えかける力が強いというところにあります。筆文字で書かれていると一般的に流通しているフォントと違い、人々はアンバランスを感じます。きれいな書体に比べて視覚情報が流れていかないのです。何か引っかかる、そしてその書かれているものを理解しようとする、というプロセスを踏むため人はひきつけられるのです。

たとえば集客に使うのぼりなどでも一般的なフォントを作って作成されていればあまりインパクトはありません。そしてチープな印象を持たれがちです。それに対して筆で書かれたのぼりはそしてインパクトがあります。文字に勢いを感じます。たぶんこの感覚は日本人は普通に共感できるものだと思います。

そしてこういうインパクトを与えるというのをチラシに応用するというのが今回のポイントです。ありきたりのフォントではない独自の書体で書くことで、ほかのチラシとは差別化して人に手に取ってもらえるチラシになるのです。

また筆ペンでチラシを書くとほかのメリットもあります。それは筆ペンでは小さな文字は書きにくいため、文字の分量が少なくなります。そのためチラシ作成のために多くののネタをストックする必要がなくなるのです。

上記のようなメリットがありますが、なによりも素晴らしいのが圧倒的なコストの安さです。コピー用紙で作成することもできます。さらにそれはコピー用紙であるがゆえほかの広告に埋もれにくくなくなるのです。

筆文字チラシのデメリット

ただ筆文字チラシは手書きであるため作成には時間がかかります。レイアウトを決めて、それに見合う文字の大きさで情報を入れていくのが非常に難しいです。パソコンであればレイアウトを決めて文字を書いたり、削ったり、サイズを大きくしたりすることができますが、手書きの場合はそれができません。場合によっては何度も書き直さないと必要な情報を詰め込めないこともあるかもしれません。

また失敗するとそれを書き直したり、修正したりするのに時間がかかります。パソコン上とは違い訂正することが難しいのです。

ではこういった問題を解決することはできないのでしょうか。もちろんあります。

筆文字チラシの作成方法

作成するチラシをブロックごとに分けます。
このブロックに分け、最終的に合体させるという手順を踏むことにより、ミスをしてもリカバリーすることが容易になります。またそのブロックごとに文章を書いていくために文字のサイズなども比較的楽に設定することができます。

あるいはPCを活用するという手もあります。筆文字チラシはインパクトがありますが、そのすべてを筆文字にしなければ効果が出ないものでもありません。レイアウトを決め、一部をpcで作成し、残りを筆ペンで作成してもいいのです。

また筆ペンの下書きとしてpcでチラシの形を作り、それを筆ペンで模写するというやり方もあります。

作成方法については以上ですが、次は筆ペンで作る際のちょっとしたテクニックについて紹介します。

筆文字チラシのテクニック

字が汚いから字を書きたくないという方は多いと思います。しかし一般的にはないフォントだからこそ価値があるのです。そしてそれこそインパクトのあるチラシになるわけです。

たとえば相田みつおさんの字からは強烈な個性を感じませんか?またほっとしたり、穏やかな感覚の親しみなどを感じたりしませんか?

そういうものがインパクトのあるチラシを作る際に必要になってくるのです。もし仮に字が下手だとしても筆ぺんで書けば、それもなんとなく一つの個性と感じてもらえやすくなるのが筆文字の特徴です。

さらに字がうまくない人向けに小手先のテクニックが2つあります。

一つ目は右下がりの文字を書くことです。多くの人は習字で美しい形は右上がりみたいな感じで教わったと思いますが、それの逆を行くのです。実際に書いてみたらわかると思いますが、力の抜けたような感じで親しみやすい印象の文字になります。飲食店のお品書きに多いですね。このような感じでにとりあえず右下がりに書けばなんとなくそれっぽい雰囲気のある文字を演出できます。

二つ目はトレースです。それは写真でも絵でもいいですが、それを筆でなぞって書くのです。字や絵がうまければ模写すればいいと思いますが、そうでなければ紙を上に置いてそのまま書けばなんとなくアートっぽくなります。

なぞって書く際にきれいな曲線、直線ではなく、あえてよろよろとした線を書いたほうがいいでしょう。そっちのほうがよりアートっぽくなります。以前見たテレビで片岡鶴太郎さんは絵を左手で書こうかなんて言っていました。それは右手で書くと線が普通すぎて味わいがないからだそうです。

また文字に比べて絵の情報量は10倍ともいわれています。だからチラシには絵を多用したほうがより人を引き付けることができます。

まとめ


〇ちまたには多くのきれいな広告が氾濫しており、一般の人は食傷気味
〇筆文字チラシであれば他との差別化もできるし、安くできる。
〇失敗するとリカバリーに時間がかかるが、pcとの併用で失敗する確率が減る。
〇右下下がりの文字で、トレースをすればなんとなくアートっぽい人を引き付けるチラシができる。

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