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炭酸水生活のススメ 小規模飲食店でも使えるテクニック

夏の暑い日に乾いたのどをうるおす一杯のコーラ、これは結構至福の時間ですよね。あのコーラのスカッとした味もさることながら、何よりもシュワシュワ感がたまりません。

しかし仮にコーラの味がなかったとしてもこのシュワシュワ感だけでも人はある程度満足できるのではないでしょうか。現在の炭酸水のブームが続いているのを見てもそれはおそらく正しいのではないかと思われます。

みんなが大好きな炭酸、これがいつでも飲めるといいですよね。いつでも飲むためには通常炭酸水をストックしておく必要があります。ふつうはスーパーとかで買ったりするのでしょうが、炭酸水は結構重量があって、日常的に買うのは少し大変です。それを解消するには炭酸の自作が手っ取り早いです。ではどうやって炭酸水を作るのでしょうか。

目次
・炭酸水のメリット
・炭酸水のつくりかた
・炭酸を使ったドリンクの作成例について
・まだある炭酸生活

炭酸水のメリット


炭酸水はおいしいだけではありません。普通の水と比べていくつかのメリットがあります。

・疲労回復
・血行促進
・整腸作用
・美肌効果
・食べ過ぎ防止

日本では外食できるところではただの炭酸水を飲食店で出しているのはあまり見ませんが、海外ではガス入りウォーターとしてふつうに提供されています。通常の水に比べて少量飲むと胃が刺激されるので食欲が出てくる効果があるといわれています。

また少量ではなく大量に飲むことにより、炭酸ガスによる膨満感により食欲が制限されるともいわれています。
ほかにはこの炭酸水のシュワシュワ感がビールを禁酒しているときの代替物になるとして飲まれている方もいます。

たまたまコンビニで見付けたこのウイルキンソン強炭酸水を、暑い日にガブガブと飲んでみたらビールを飲んでいるような充実感があった(ワテの場合)。
「おお、これはいいぞ。ビールや発泡酒の代替になるし、炭酸の刺激が強烈なのでビールを飲んでいるような満足感もあるし、それにビール・発泡酒に比べて安いし!」
https://www.wareko.jp/blog/drink-carbonated-water-instead-of-beer#toc3

それでは実際に炭酸水のつくり方についてみていきましょう。

炭酸水作り方


重曹とクエン酸から作る
重曹とクエン酸を用意します。どちらも食用に適したものを準備してください。

・水…250ml
・クエン酸…小さじ1/2
・重曹…小さじ1/2

これを混ぜ合わせることでシュワシュワと泡の出る炭酸水ができます。ただこれの問題点は普通の炭酸水と異なり、シュワシュワ感も長持ちせず、またクエン酸の味とかが出てきてしまうことです。レモンなどを入れたりすれば少しはごまかすことができます。

ソーダストリームで作る

http://www.sodastream.jp/

世界でナンバーワンの売れ行きのソーダ水メーカーといえばこれになります。スタイリッシュなデザインと作りやすさ、そしてコストの安さで人気があります。ナンバーワンの売れ行きのため追加のガスも購入しやすくいです。また各種フレーバーもあるのでコーラもどきなども作れます。
炭酸水の作成費用は500mlあたり約18円といわれています。

ミドボン


ソーダストリームでも十分安いですが、さらに安く作る方法がこれです。diyで業務用のガスボンベを使って炭酸水を作るというものです。この業務用ガスボンベには炭酸ガスが充填されており、容器が緑色なのでみどりのボンベ、通称ミドボンと呼ばれています。

これは業務用のボンベを使っているので圧倒的に安く炭酸水が作れます。ただちょっとしたDIYの知識が必要となりますが作り方はWEB上で丁寧に説明している人も結構いますのでそこまで難しくはありません。

ビール樽開栓工具


http://makebeer.jp/index.html

炭酸水を作り始めるとわかるのですが、安く作れるだけでは満足できません。もっと楽に作れないかと考えてしまうのです。

ミドボン形式で作るとなると1回に作れる量は2リッターがマックスになります。市販されている炭酸飲料の容器がそれくらいだからです。仮に一気に2リッター飲むのであれば炭酸が弱まることはありません。しかしちょっと飲んでふたをして残りをあとで飲もうとすると炭酸の気が抜けてしまうのは避けられません。

それを改善するのがこのビール樽開戦工具です。樽を開けてそこに水を入れて作ることにより、10リッターの炭酸水を作ることも可能です。またビールサーバーから炭酸水を出すため、炭酸には常時圧力がかけられていて、炭酸の気が抜けるなんてことが起こりません。

炭酸を使ったドリンクの作成例について


強炭酸ハイボール

炭酸水を使ってお酒を飲む方で多いのはウィスキーハイボールだと思います。ウィスキーを炭酸水で割るシンプルなものですが、自宅で作るとなると缶のハイボールと比較して炭酸が弱くなってしまします。これは炭酸水にウィスキーや氷を入れるために炭酸の強度が下がるためです。

これをソーダストリームやミドボンなどで作成すればお好みの炭酸の強度で作ることができます。

スパークリングワイン

スパークリングワインは普通のワインに比べて若干値段が高い傾向があります。それを普通のワインに炭酸を含ませることでスパークリングワインとして飲むことができます。炭酸を含ませるとドライな口当たりになるため甘いワインがおすすめです。

スパークリング日本酒

あまり聞き覚えがないかもしれませんが、スパークリング日本酒というのもあります。有名どころでは一ノ蔵のすず音や松竹梅白壁蔵 澪などがあります。

これも上記の手段で日本酒に炭酸を含ませることで作ることができます。このジャンルは口当たりの軽いものが好まれるので純米酒よりも吟醸酒のほうが適しています。

まだある炭酸生活


炭酸水のつくり方であまり人気はなかった重曹とクエン酸を合わせるものは使い方を変えるとより炭酸生活が広がります。

それは花王のバブのような発泡性の入浴剤を作るというやり方です。

クエン酸1に対し重曹2を入れて混ぜ合わせ、それをお茶パックなどの袋に入れればそれだけで発泡性の入浴剤が作れます。

お好みでアロマオイルを入れたりすれば、お風呂タイムが一気にリラックスタイムに変わります。バスボムで検索すると市販品よりももっと気合の入った作り方を見ることができます。

まとめ


・炭酸水には健康的にメリットがある
・炭酸水を作るのにクエン酸などから作る方法、ソーダストリーム、diyなどで作ることができる。
・炭酸水を作ることができれば強炭酸ハイボール、スパークリングワイン、スパークリング日本酒なども作れる。
・飲むだけではなくお風呂に入れて楽しむこともできる。

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