いかにして行動に移すか
「文章を書くから考える」という投稿をした際に、友人の方からは、「書くことで考えて、その結果、行動にもつながると思う」と行った趣旨のコメントを個別に頂戴しました。
「書くから考える」においても、「考えることは大事かどうかは置いておいて」といったことを書きましたが、考えることが結果的に行動につながるならば、行動の結果はともかくやはり考えることは重要なのではないかと思っています。
ところで、先日、前職の人と食事をしました。その人は才能に溢れていて、私自身とても尊敬をしていますし、個人的には色々な可能性があると思ってはいるのですが、その人からは「基本(行動するにあたって)腰が重いんですよね」と言っていたのを聞いて少しもったいないとも思いました。
そのような中、私が敬愛してやまないプロゲーマーの梅原さんのインタビュー記事を読みました。そこには「変化するときのコツは、“結果を考えないこと”です。」と書かれていました。
梅原さんの「勝ち続ける意志力」という本にも同様のことが書かれていますが、変化(行動)をして必ず良くならば、考えるまでもなく、変化(行動)をすべきです。でも、実際はどうなるかわからなくて、怖いから中々変化する(行動に移す)ことができない。
逆説的ですが、だからこそ結果にこだわらずまず変化(行動)するべきだと梅原さんは指摘しています。なぜならば、(トートロージーみたいですが)やってみないとわからないからこそ行動に価値が出てくるからです。
うまくいったらラッキーで、他の人よりも一歩先に行くことができ、仮にうまくいかなくても、それはそれで学びになる。
100年人生において、仮に75歳まで働くとしたら、それまでにミスなく順風満帆に行くことは皆無でしょう。それならばいつ来るかわからないようなチャンスを待ったり、ミスをしないように小さくまとまったりするのでなく、ある意味で結果にはこだわらず、自ら行動して、自分の学びを深めていく方が長期的にはずっと遠くの方に行けるのではないかと最近特に感じるようになっています。
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