自己紹介と人生を通して叶えたいこと②

そのような罪悪感が生まれてしまう文化を変えたく、冒頭の信念を持って、化粧品会社に絞って就職活動をして化粧品会社に入社した。在職中は様々な化粧品や知識を身に付けることができ充実していたが、それでも社内では“男性の肌悩みや化粧品”の立ち位置は弱かった。当時、百貨店美容部員のエリアマネージャーをしていた頃、ある店舗で男性のお客様が肌悩みに関して相談しに来た後、その接客をした美容部員は「どのように対応したらいいかわからなかった…」と僕に相談をしてきたことが驚きであった。美容のプロでも男性が相談をしに来ることに戸惑うのである。

昨今、コロナ禍で自粛期間が続き男性でも自身の肌を気にかけコスメを手に取るニュースは多くなり嬉しい。リモートワークとWeb会議の生活でこんなにもまじまじと自分の顔を近くで見る機会は無かったと同時に、こんなにもニキビやシワ、頬のたるみがあったと気付かされた男性が多いのではないかと思っている。

しかし、需要が増えて男性向け化粧品の種類が増えたことは嬉しいことだけども、この1~2年で急に気になり始めたスキンケアは正しく行えているのか?やみくもに化粧水を使って満足していないか?自分の本当の肌悩みを何なのか?これらの疑問が解消できていないように感じる。そしてその先には“格好よくなりモテたい“という潜在的欲求が存在している思っている。


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