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”美味しい野菜を食べる”という選択肢を増やしたい!送料無料のECでより広く多くの人にこだわり野菜を届ける理由

こんにちは、クックパッドマート営業の伊藤です!このnoteではクックパッドマートに出店していただいている生産者や専門店に、ECでの販売で工夫していることや成功事例について伺います。クックパッドマート出店をご検討中の方も、既にご参加いただいている方も、ぜひ活用のヒントとしてご参考いただければ幸いです。▷クックパッドマートとは?

第6回:神楽坂野菜計画(株式会社アグリコネクト)さん

<営業 伊藤の推しコメント>
神楽坂野菜計画さんは生産、物流、販売、加工販売を全て自社で行う八百屋さんです。産地直送の新鮮な美味しい野菜を仕入れており普段スーパーで見かけない野菜や果物も揃っています!また自社農園で栽培されている野菜は味が濃くてとっても美味しいので簡単な調理でごちそうになるんです。そんな素敵な野菜をクックパッドマートでも販売している神楽坂野菜計画さんのこだわりや想いについて詳しく話を伺いました!

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(インタビューにお答えいただいたのは事業開発部長の河合さん)

今回お話を聞いたのは「神楽坂野菜計画」さん

Q.まずは神楽坂野菜計画さんと河合さんについてお聞かせください。
河合さん:神楽坂野菜計画は今年で10年目を迎える東京・神楽坂に店を構える八百屋です。
市場や仲卸は一切使わず、産地直送で「どんな人がどんな想いでつくっているのか」がわかる野菜のみを取り扱っています。
また、東京の日の出町にある自社農場で野菜を栽培している農家でもあります。

僕はもともとアパレル業界で働いていましたが、当時のお客さまだった今の代表から誘われ話を聞くうちに、業界全体の課題をたくさん感じ、やりがいがありそうと思い、農業ベンチャーで新しい挑戦をすることにしました。
「何かもっと誰かのためになることに挑戦したい」と思っていた時期でもあったのでタイミングも良かったですね。

実際飛び込んで感じることは、農家さんの高齢化問題や、農薬をつかった環境問題、八百屋がなかなか生き残っていけないなど、生産から流通、販売までおいしくて安心な野菜を届けるには課題は山積みだと感じています。ですので、僕らは八百屋で全国の農家さんの想いまで届けながら、自分たちでも無農薬栽培農家として野菜づくりをして、生産から販売まで最大の消費地である“東京”で色々な挑戦をすることで、日本の農業や販売に新しい形をつくっていきたいと思っています。


全国の農家さんから”厳選”した新鮮野菜が自慢

Q.神楽坂野菜計画さんの特徴やこだわりを教えてください

河合さん:一般的な八百屋やスーパーは、市場の仲卸さんから野菜を仕入れていますが、僕たちは農家さんから直接仕入れを行います。そうすることで新鮮で美味しい野菜を届けられることはもちろんですが、中間流通を挟まない分農家さんも売りたい価格で販売ができるので、コスト管理や事業の継続性などわかりやすくなります。
生鮮業界では「自分で作ったものの価格を自分で決める」ことがあたりまえではないため、僕たちは農家さんが継続して”美味しい野菜”をつくり続けられるように、もちろん限度はありますが、なるべく希望価格で仕入れるようにしています。

また僕たちが仕入れる野菜は全て無農薬・特別栽培の野菜のみなので安心して食べていただけるのはもちろん、自分たちが胸を張って”美味しい”と思える野菜のみを厳選して仕入れているので味には自信があります。

「美味しい野菜が食べたい」と思った時に「神楽坂野菜計画で野菜を買おう」と足を運んでもらえるような存在でありたいと思っています。


”東京の野菜は美味しい”という体験より多くの人に届けたい

Q.農家をはじめたきっかけと自社農場で育てる野菜について教えてください

河合さん:3年前に東京の日の出町にある自社農場で野菜栽培を始めました。​​栽培している野菜はルッコラ・ケール・わさび菜・からし菜などの葉物野菜が中心で、土耕栽培、無農薬栽培で通年出荷をしています。元々は、今の農場チームの取締役が、自分で育てていてそれを仕入れていたのですが、本当に味が濃く、それらをミックスした「サラダハーブ」はお店でもとても人気でした。本当によく売れるけど、1年の内お店に並ぶのは半年だけ。それがとてももったいない。と思い、一緒によりお店に近い場所で、通年出荷を目指して本格的に栽培をはじめました。

今では、美味しい野菜を”いつでも”提供できるように努力・工夫を凝らし、本来難しいと言われている無農薬で土耕栽培での通年出荷を実現しています。通年で作り続ける最大のメリットは「どうしたらもっと美味しくなるのか」考え、1年中試行錯誤ができることだと思います。そのため改善を重ねた僕達の野菜は土の味がするほど味が濃く、身体が喜ぶ野菜を食べていることを感じてもらえると思いますよ。朝収穫した野菜をそのまま店頭に届けているため鮮度も抜群です。

実は先日、自社農場で栽培しているルッコラが「オーガニック・エコフェスタ2022冬」というコンテストでで優秀賞を受賞しました。圧倒的な栄養価と味で高評価をいただくことがでました。
これはルッコラの栽培を担当する浅利くんを中心にみんなが本気で野菜と向き合い努力し続けた結果だと思います。
これからも試行錯誤しながら”美味しくて鮮度抜群の野菜が東京でも食べられる” ”東京の野菜は美味しい” という体験をより多くの人に届けたいと思っています。

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(ルッコラ担当の浅利さん。休日に自ら店頭に立ちお客様とコミュニケーションをとることもあるという。)

”美味しい野菜”をいつでも気軽に手に入れることができるプラットホーム

Q.クックパッドマートに参加した理由は何ですか?

河合さん:「東京で作って東京で売る」ことを大事にしている僕たちにとって、首都圏を中心にユーザーを抱えるクックパッドマートのサービスはぴったりでした。
他のサービスと違い送料が発生しないため、大容量ではなく食べ切れる量をより広く多くの方に届けられる、”美味しい野菜をいつでも気軽に手に入れることができるプラットホーム”に惹かれ参加を決めました。

またやっていて感じるのは、クックパッドの社員の皆さんは、生産者の立場になって一緒に物事を考えてくれる方が多い。
僕達もそうですが、生産者が幸せになる仕組みを作らないと結果として持続可能な農業の形にはならないと思っているので、一緒に頑張りたいと思えたも大きいです。

Q.販売時に工夫していることはありますか?

河合さん:「自分だったらどんな商品がほしいか」を使ってくださる方を想像しながら、商品企画を行っています。見て買えない分イメージが沸くようなお手伝いをしたいと思っています。

例えば、品種が多い野菜は迷ったときにも選びやすいように「食べ比べセット」や「おためしセット」をなるべく作るようにしていて、味の違いを感じながらお気に入りの品種を見つけてもらえるような工夫をしています。
また、料理を連想できるようなセット商品や春夏秋冬の季節の野菜セットの他、調理前のひと手間を省けるような下処理済みの商品(”洗い”菊芋)など消費者と同じ目線に立って考えることを常に意識しています。
サイズも色々やっています。人参1つとっても1kgまとめセット、定番の2本セット、1本だけの販売まで、量り売りではありませんが、無駄なく使えるよう、選べるようにしています。

今後はミールキットなどもっと使いやすいように工夫した野菜を発売していきたいと思っています。

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(河合さんが企画した商品。どれも実際に手に取りたくなるような商品ばかり)

また、農家さんのこだわりや魅力を画面上でも伝えられるように商品写真や商品名、商品説明文はとても大切にしています。
ただ野菜を食べるではなく、農家さんごと食べてほしい。といつも思っています。
商品画像につくってくださる方の写真や圃場の写真を登録したり、商品名・商品説明文に味の特徴・栽培のこだわり・ストーリーやおすすめの食べ方の提案まで、実際に手に取れない分、つくってくださる方の代わりに商品の魅力や想いを伝えられるように努力しています。

伝えたいことがたくさんありすぎて文字数が足りなくなることも多々あります(笑)

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(農家さんのこだわりや商品の魅力が伝わる写真と紹介文)

販売チャネルの拡大で農家さんの”笑顔”も増やす

Qクックパッドマートを始めてよかったことを教えてください。

河合さん:僕らの1つの目標に、「とにかく農家さんからの仕入れ量を増やす」というのものがあります。そうするためには販売量を上げるしかないので、店頭販売だけでは動かせる売上や仕入れ量には限界があります。クックパッドマートで販路を拡大したことにより届けられる方が増え、おかげさまで売上も大きく伸び、少しずつ量も頻度も増やせるようになってきました。

またクックパッドマートでは生鮮業界のボトルネックでもある”送料”が解決できるため、八百屋の商圏と言われている半径800mを取り払い、より広く多くの方に自分たちの野菜を届けることができます。
僕たちの「サラダハーブ」をどう広めていくかを考えた時にやはり「多くの人に食べてもらう」ことが一番早いと考えていたので、クックパッドマートを通じてたくさんの人と接点をもつ機会をいただけていることはとてもありがたいです。


Qどんな事業者にクックパッドマートをおすすめしたいですか?

河合さん:どんどんサービスが良くなってきているので、本当にやる気さえあれば売り上げもお客様も確実に増えていくと思います。また、お客様の質もとてもいいので、真剣に美味しいものをつくっている生産者や専門店の方々にはぜひおすすめしたいと思っています。
クックパッドマートは生鮮食品のイメージが強いですが、調味料・酒・お菓子などが販売できることも強みだと思うので生鮮食品以外でももっと増えたら面白いと思いますよ。

あとはこだわりをもった有機農家さんがもっと増えて一緒に盛り上げて行きたいと思っていますね。
先日「有機野菜特集」に掲載していただいたのですが反響が大きく、「安さ」以外の価値を大切されているお客様の多さに、とてもうれしく感じていました。
クックパッドマートを通じて、美味しい野菜や、つくってくださる農家さんが多くの人に広まれば嬉しいです。


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