偏差値

期間限定ですが新しい仕事をいただけた。まだ先の話なのだが、調査表なるものに、プロフィールを記載して提出が必要とのこと。名前・住所・電話などのあとに、最終学歴という欄が。『うん！？』と思ったけど、調査だから必要なのかなと。高卒の僕としては、他の皆さんが大卒とかなんだろうなと、少しだけ劣等感を感じて、記載するのが少しだけ嫌だった。昔はなんとも思わなかったんだけど、物作りの仕事を始めて、展示会などに参加するときにプロフィールが必要となることが多くなった。○○芸術大学とか書いているクリエイターさんを見ると、高卒って記載するの恥ずかしいなと思うようになってしまった。何でなんですかね？少しでも良く見られたいという欲なのかな。

正式名称を記載しないと駄目だなと思い母校を検索。そしたら関連で母校の偏差値なるものが出てきた。それによると偏差値35になっていた。この数値がよく分からなかったので、隣の普通科高校を検索。すると偏差値49になっていた。『こんなに差があるの！？』と驚いた。函館ラサール高校で偏差値69ということは、我が母校は約半分。そりゃそうだよなと、妙に納得して笑えてきた。2006年に閉校してしまった母校、北海道の偏差値が低い高校で検索しても、現在一番低い高校で偏差値37。余程な学校だったのだと、また笑えてきた。なんで笑えたかというと、偏差値低い高校あるあるという記事があったからだ。そこに記載してあったかことが当てはまっていたので笑えた。

1.授業中が騒がしい
2.喫煙者が多い
3.頭・性格の悪い人が多い
4.自己中心的な人が多い
5.進学する人がほとんどいない

これって酷くないですか。偏見にも程がある。笑
みんな明るく元気で楽しい学校でしたよ。確かに勉強は出来なかったけど、他では出来ない経験だったり、人間関係で必要なことだったり、学力以外の大切なことを沢山学べた。就職や進学などには偏差値なるものが有利で大切なのかも知れないけど、そんな数値だけで人なりは見抜くことも出来ないし、社会に出てからは仕事をこなす要領が一番大切だと思っている。そんな参考数値に振り回されず、僕は胸を張って【○○高等学校 機械科卒業】と、これからも力強く記載しようと思う。ちなみに僕の人生で唯一の自慢は、トップ成績で高校入学です。偏差値35の学校ですけどね。笑