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毛の多い家族のために自分が出来ること


コロナが流行しだしてから毛の多い家族を迎えられる方が増加しているのを皆さんもご存知かと思います。

まず無料記事部分には、au損害保険株式会社が行った全国の犬もしくは猫を飼っている男女1,000人を対象に、コロナ禍におけるペット飼育に関する調査結果一部を引用させて頂きます。

有料記事は優良な方に読んでいただきたいワタシの想いを綴ります。
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PR TIMESより引用

出会ったきっかけが実物を見てがコロナ流行前も後も圧倒的に多いわけですが、その実物をどこで見たのかは、日本ではまだまだペットショップが多いのではないかと思います。(先進国では生体販売をペットショップではしていない国が多いです)

詳しくは以前掲載した気まぐれトークをお聴きくださいませ。


そして、出会ったきっかけにネットを見てがコロナ後増えておりますが、そのなかでもブリーダーさんが直接出されている子達よりもやはりペットショップがネットを使って公開した子たちとの出会いの方が多いであろうなと思っております。

●ペットとの出合い 新型コロナ流行後は、インターネットきっかけが増加
全国の犬・猫の飼い主1,000人に、ペットと出合ったきっかけを尋ねたところ(単一回答)、「実物をみて(ペットショップ、譲渡会、知人からの紹介、保護した)」が81.8%(818人)、「インターネットをみて(インターネットペットショップやブリーダーサイトなど)」が11.7%(117人)となりました。
「インターネットをみて」と答えた人の割合を新型コロナ流行前後で比較してみました。流行前の「2020年3月以前」に飼い始めた913人のうち、その割合は10.8%(99人)でしたが、流行後の「2020年4月以降」に飼い始めた87人のうちでは20.7%(18人)と、新型コロナ流行後の方が大きく(9.9ポイント差)伸びていることが分かります。
新型コロナ流行後は、人が集まりやすいペットショップや譲渡会を避け、インターネットでの情報を見てペットを迎え入れた人が増えてきているようです。

PR TIMESより引用
PR TIMESより引用


コロナ流行前からおうち時間を楽しく過ごすために迎えられた方が多いようですが、コロナ流行後もそのパーセンテージは増加してます。

犬猫が好きであっても、ただ好きなだけでは終生飼養が出来ないわけなのですが、日本にはまだ飼い主適性試験がございませんので、誰でも迎え入れることが出来てしまう状態です。

もしもな話でごめんなさいなのですが、、、

もし今日本で日本の環境に合わせた飼い主適性試験が実施されたとしたら、
どれだけの飼い主さんが合格するのだろうかと考えずにはいられません。

我が国の動物の愛護及び管理に関する法律第2条の基本原則では、

すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。

動物愛護管理法 環境省

また、管理法のなかの動物の飼い主等の責任では、

動物の飼い主は、動物の種類や習性等に応じて、動物の健康と安全を確保するように努め、動物が人の生命等に害を加えたり、迷惑を及ぼすことのないように努めなければなりません。また、みだりに繁殖することを防止するために不妊去勢手術等を行うこと、動物による感染症について正しい知識を持ち感染症の予防のために必要な注意を払うこと、動物が自分の所有であることを明らかにするための措置を講ずること等に努めなければなりません。なお、動物の所有情報を明らかにするためにマイクロチップなどによる所有明示を推進しています。なお、令和元年6月に改正された動物愛護管理法において、販売される犬及び猫に対し、マイクロチップの装着、所有者情報の登録等が義務化されました。この規定の施行は令和4年6月までとされています。

動物愛護管理法 環境省

動物を家族に迎え入れるにはただ好きなだけではなく、
飼い主さんの飼育に対しての適性が必須になります。

その動物の習性に見合った衣食住が必要になりますから、その動物の生命が心地よく過ごせるよう努めねばなりません。

不衛生な場所での飼育や、運動が必要な習性があるにも関わらず運動が出来ない環境での飼育、長時間に渡る閉じ込め飼育などなど、よく見たり聞いたりすることがありますが、本来あってはならないことなわけです。

種が違ういきものとの共生には飼い主の適性能力も必要不可欠なのです。


ご縁があり迎えることになった毛の多い家族との出会いの場所がショップであったとしても、迎えられた飼い主さんの終生飼養に対しての理解力や慈しみの気持ちや適性能力により幸せに生涯を終える子もたくさんいると思います。
そして、残念ながらそうでない子もいると思います。

しかし、ワタシ達には生体販売のペットショップにいる子たちがどこに行くのかもわかりませんし、その子が迎えられた先でどう扱われるのかの全てを知ることもできません。

では今自分たちにできることって何でしょうか?

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