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ドーベルマンズとワタシ暦~個性編~

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6頭のドーベルマンズと暮らしておりましたが、 父犬、母犬、ウチに残したそのコドモたち、 それぞれのことを綴った6記事です。
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記事一覧

ドーベルマンズとワタシ暦~ワタシのなかのシェリー~

今回から、ドーベルマンズの一頭ごとを、 虹の橋に見送った順で記事にしようと思います。 ドーベルマンズのなかで、虹の橋へ一番最初に向かったのはシェリー。 シェリーは2007年9月に私たちの ファミリーの一員となった。 『決断』の記事でも書いたが、 シェリーを迎えるに際して、 ワタシは軽く嫉妬のようなものを感じていた。 大事な息子のような恋人のような存在の ボルドーと同じ種であり、しかも異性。 ( ´△`)アァ- 私が犬であったら ボルドーの嫁になれたのに。。。と、

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ドーベルマンズとワタシ暦~ワタシのなかのラムっちょ~

天を見上げ泣き叫び 神様に全身全霊で懇願したのは 生まれて初めてのことだった… シェリーを見送ってから7ヶ月後の抜けるような晴天の日、大好きなフリスビーの直後にラムは天に召される。 それは本当に突然に…。

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ドーベルマンズとワタシ暦〜ワタシのなかのボルドー〜

犬と向き合うことになったのは ボルドーが初めてではなかった。 二度目の結婚で三世代同居をしていた家に、 義理母が外で飼っていた雌の柴犬がいて、 その柴犬が野良犬とかかってしまい ある朝、突然仔犬が5匹生まれていた ことをきっかけに、その柴犬と仔犬たちと ガチで向き合うことになった。 振り返れば、それが犬と向き合う はじめの一歩だったと思う。 しかし、ドーベルマンは何かが少し違った。

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ドーベルマンズとワタシ暦~ワタシのなかのシンシア~

~ワタシのなかのシンシア~ シンシアが、進行のかなり速い、 犬猫がかかるのはごく稀だという癌と診断されて、本当にあっという間に、まさかこんなにはやくと思うほどはやく虹の橋を渡ってから11ヵ月。 まだまだシンシアに逢いたくなって、裏庭に出るとシンシアの姿を探してしまい時折涙が滲んでくる。 ワタシはあまり『もっとこうしていれば…』と、思ったりする方ではない。 ただ、シンシアに限っては、それに近い感情と今まで感じたことがないような、上手く表現しきれない感情を抱いている。 シ

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ドーベルマンズとワタシ暦~ワタシのなかのアン~

ドーベルマンズのなかで、体格とスタイルがとても良かったアン。 しかし、その見た目の精悍さと内面のギャップが一番大きかったのもアンだった。 2009年7月 ボルドー&シェリーのパピコ達を 新しいファミリーのところに巣立たせることになったメンバーのなかに、アンも入ってしまった。 入ってしまった。。。という言い方をするのは、実は入って欲しくなかったからだ。 2009年6月24日に9頭のパピコが生まれ、間もなく迎えるワタシの誕生日(7月7日)に、パピコのなかからワタシだけの愛

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ドーベルマンズとワタシ暦~ワタシのなかのレオ~

ドーベルマンズとワタシ暦~ワタシのなかのレオ~ 人間の決めたルールからみれば、ワタシが人生で初めて飼った犬はレオだった。 ぇ?父犬ボルドーや母犬シェリー、 レオの兄弟姉妹で裏庭に残した ラム、シンシア、アンは?と、 思われたかもしれない。 もちろん、彼等とも絆で深くむすばれていたし、人として愛犬に対してしてやれる世話は、ワタシの出来る限りを全力でやってきた。 ご存知のように、人間の決めたルールでは、 犬は飼い主が役所に登録をして鑑札を貰う。 その際に所有者(飼い主)の

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