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思考という泥水が一気にろ過された体験 2024.6.23

※記録用に残してます
※血が苦手な方はスルーしてくださいね


今日は慰霊の日。

慰霊の日に合わせて関連する映画を見に行こうと
上映会場の浜比嘉島まで向かっていたんですが、
途中、海があまりにもきれいだったので、
車を止めて見に行きました🌊

そしたら段差になっている場所のコンクリートが、ヌルヌルしていて、足を滑らせ、なんと後頭部から転倒…!!!

めっちゃ痛くて、とりあえず自分の身体に
痛かったね、びっくりしたねとなでながら車に戻り、

一息ついて
ふと頭を触ると手のひらが血で真っ赤だった…!!

え、私流血してるやんって自分にびっくりしつつ、

止まらない血にもびっくりして
自分ではどうすることもできなくて
即友人に助けを求めました🙏

救急病院まで連れて行ってもらって
一通り終わるのに4時間くらい病院に滞在していてたんだけど、不思議な時間が流れていて

血で顔と服が汚れていたり、頭を止血しながら中々すごい格好で座っていたんですが
ずっと今あることへの感謝しか湧いてこなくて


駆けつけてくれる友人がいること
自分の足で立てること、歩けること
名前をちゃんと言えること
病院で働いてくれる先生がいること
命はあって転倒だけですんだこと
最終的には頭守ってくれた私の頭蓋骨ありがとうまでたどり着いた


待ち時間の間、
病院はずっと電波悪くて圏外だったので
必然的に自分と向き合う時間となっていて

今まで自分の脳みそが
本当にどうでもいいことや余計な心配事で
埋め尽くされていたことに気づく

思考という泥水が強制的にろ過されて、
クリアな水になった感覚だった

ろ過された結果、
出てきたもの・やりたいことを
ひたすらメモに残した


その後、ホッチキスみたいな器具で頭を縫ってもらったんだけど麻酔なしだったので、とてもビビった。怖かった。

外科の先生はいい感じにゆるい先生で、
驚きと緊張状態だった私を緩めてくれて本当にありがたかった

縫合してもらっている時に、先日観たひめゆりの映画を思い出していた

当時の人たちは麻酔なんてなかった。
こんなもんじゃ比にならないくらい耐え難い強い痛みだったはず。

この痛みという身体的な感覚を通して、
生きていることと、今日の慰霊の日を味わっていた


さて、強制ろ過されたことによって大事な物がわかった。
そしてこれから日常生活に戻っていく。

大事なものの存在をもう知っていることと
そこに意識を向け続けることは少し違うような気がしてる

意識を向け続けることは、練習だなと思っていて
自分なりに戻る・意識を置き続けるルーティンを見つけようと思う
今ぱっと浮かぶのはアートを見ること・香り・音楽・ヨガ・瞑想・食事(何をどのように食べるのか)…等

頭に残る痛みが、
生きているということを教えてくれる
私を生かそうと細胞がフル稼働している

この体験だけですでに多くのことを受け取っているからこそ、
今生きていることに本当に感謝がある。ありがとう。
今日を共に支えてくれた友人たちに感謝

沖縄は梅雨明けして、海がとても綺麗です✨
これから夏だから海に行く人も多いと思うけど、
目の前の絶景に気を取られがちだけど、どうか足元も見てね😌
(実体験からのささやかなお願い)

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