5#21 duckduckgoのススメ

5#21 duckduckgoのススメ

くーさん
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※試聴版。オリジナル版(11:17)は購入後に視聴可能。

友達のところに届いたSMSのスクリーンショットが送られてきて、「これはフィッシング詐欺だよね?」というメッセージも届きまして、典型的なフィッシング詐欺リンクつきのメッセージだな〜と思ったので、そう返しました。
SMSのspamは送り元の電話番号が出ているので、その電話番号を検索エンジンに入れてみますと、フィッシング詐欺の番号であろうことはわかります。
最近、私が最初に使っている検索エンジンはduckduckgoです。検索結果に納得がいかないときにMicrosoft BingかGoogleを使いますが、ここ何ヶ月か使っていないことに気づきました。duckduckgoの検索結果に満足していたのです。去年の今ごろはまだGoogleで検索し返すことがありましたので、検索結果に納得がいっていなかったのだろうと思います。
検索エンジンというビジネスモデルは一般的に“ユーザーに検索してもらい、その検索結果に近い広告を検索結果画面に出す。”というものです。その時にブラウザ側にHTTPクッキーというものを記録しておいて検索した人(正確にはブラウザ)を追っかけるということをします。そのため、何を検索しても同じ広告が出ることがあります。Googleにログインしているとさらに多くの情報をサーバに残すことになります。
検索した履歴を何年も保持されることが気になりだして、主要検索エンジンをBingに変えてみたり、検索履歴を定期的に消してみたりしましたが、最終的に検索エンジンはduckduckgoでデフォルトブラウザはVivaldiを使っています。
duckduckgoの利点はユーザーの検索履歴をとらない方針で運営されていることです。そのため、GoogleがAppleのデフォルト検索エンジンになるために約100億ドル支払っています。

Googleはデフォルト検索エンジンの位置を保つためAppleに相当な額の支払いを続けている - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20200702-google-payment-to-apple/

duckduckgoはビジネスモデルやプライバシーポリシーの観点からデフォルト検索エンジンにはなりませんが、どのブラウザでもOSの設定にもduckduckgoをデフォルト検索エンジンに設定はできるので、そう設定することをオススメします。

最近、Google等の巨大IT企業はEUのGDPR対策で、古いユーザーの情報を消しています。

EU 一般データ保護規則(GDPR)について | EU - 欧州 - 国・地域別に見る - ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/world/europe/eu/gdpr/

EU一般データ保護規則 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/EU%E4%B8%80%E8%88%AC%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%A6%8F%E5%89%87

Googleで検索する場合でも保持される期間を短めに設定することをオススメします。

Googleの検索履歴を削除する方法について|SEOラボ
https://seolaboratory.jp/69665/

配信日 2021-02-16

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