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大谷翔平 いよいよ三刀流か?

伊集院静以外の日本人が応援している大谷翔平選手ですが、肘の靭帯を損傷したというニュースに落胆された人も多いかと思います。いよいよ2刀流の終わりなのか、バッター専門になるのか、そもそも肘の手術を行うのか。

私は大谷選手は手術をすると思います。もちろん手術しないで完治するのならしないと思いますが、報道で靭帯の専門家の意見を見ている限り、手術しないで完治は難しいみたいなので、だとすれば大谷選手は手術をすると思います。

肘の靭帯の損傷の治療には2つあり、一つはPRP療法でもう一つがいわゆるトミージョン手術です。PRP療法は手術ではないので、なるべく体にメスを入れたくないアスリートにすればPRP療法を選びたくなりますが、「また損傷してしまうかもしれない」という思いがよぎり、どうしても肘を庇った投げ方になってしまったり、出力を抑えたフォームに変えるようになる事が多いそうです。

大谷選手はトミージョン手術を受けた事がありますが、その時でも150キロ程度なら投げられたそうです。しかし、100%の力で投げれないならと手術を受ける決断に至ったと本人が語っていました。(本記事の大谷翔平選手の言葉はすべて雑誌numberからになります)

リスクを引き受けてでも、100%で野球がやりたいというのが彼の価値観のようです。

ふりかえると大谷選手は高校時代に進路を考えた末、日本のプロ野球には行かずにそのままメジャーリーグに行く決断をしました。その理由は「日本のプロ野球の育成方法を自分に当てはめると、将来自分がどういう選手になるか想像できたけど、メジャーの育成方法は分からないから自分がどういう選手になるかわからなかった。だったらメジャーに行ったほうが想像つかないからワクワクするじゃないですか」だそうです。

しかし、結果は日本のプロ野球である日本ハムを選びます。その理由は「2刀流を提案してくれたので。自分には2つやる考えはなかったが、提案されて考えてみたら2つやるほうがワクワクしたので。」です。

その後の活躍は言うまでもなく、大谷選手同様にファンもその一挙手一投足にワクワクしました。

そして今回のケガですが、きっと大谷選手はファンをワクワクさせる体になって帰ってくると思います。なぜなら、以前トミージョン手術を受けた時のインタビューでこんな事を大谷選手は語っていました。

「投手として復帰できなかったら・・等と頭をよぎる事はなかったのですか?」
「別に右がダメになってもまだ左手があるじゃないですか」
「え?左でも投げれるのですか?」
「もちろん、投げれないですよ練習していないから。でも右ではメジャーで投げれるレベルなのだから練習すればできるんじゃないですか」

どうですか?ワクワクしませんか?どこまで本気の発言かは分かりませんが。

右で投げて中4日、左で投げて中4日なら片腕に中8日空けれるので負担も減ります。そして打者で3刀流。

「そんな事はできない」と言いきれない大谷選手にやはり私は伊集院静と違ってワクワクしています。


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