新年のご挨拶、最近のお仕事など近況報告

新年あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いします

「橋本さんはいま何してるの?」をいつも気にかけてくださる皆さまに最近のお仕事など近況報告をさせていただきたく、綴らせていただきます。

興味持ってくださる方がいるかしらと不安でいっぱいですので、「久しぶり!」や「◯◯面白そうね!」などメッセージ・コメントいただけると、とっても嬉しいです。

■仕事

会社を設立しました

社名は株式会社Convallaria(コンヴァラリア)。すずらんの学名です。
私の好きな花であり、白くて美しい見た目ながらも、非常に強い毒を持った花です。
芯の強さに裏打ちされた凛とした美しさ。
そんなすずらんのように、強い信念と美しさをもち、関わってくださる皆様とともに新たな価値を創造していきたいという思いで社名をつけました。
https://convallaria.co.jp/


取り組んでいる課題意識

サイエンスが好きです。プロジェクトを立ち上げることも好きです。
しかし、人類の叡智を日常的に使えるようにすることは結構難しい。
私は、研究者/スタートアップ、大手事業会社、投資家/VCを多面的に経験した立場として、研究成果の社会実装に課題感を持っています。

なかでも、
①何の用途で開発すれば、この優れた研究成果を皆に使ってもらえるか
②どの顧客(toB, toC)にどういうストーリーで伝えれば、この技術/製品の魅力が伝わるか
この2点につまずくスタートアップが非常に多いと、これまでの職務経験上思っています。
この課題は何もスタートアップ側だけの問題じゃなく、Open Innovationに取り組む事業会社の理解力・ともに試行錯誤する思考体力、および投資家にも同様のことが課題としてあると考えています。

このギャップを無くし、新たな価値を生み出す思考体力をつけることを、スタートアップ・新規事業に関わる人の常識化することを目指しています。


事業:産学連携プラットフォーム【Seeds-Hub】

研究シーズと事業会社のニーズをマッチングする産学連携プラットフォーム【Seeds-Hub】を、京都大学「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)と株式会社AGRI SMILEと共同開発しています。
協業や共同研究を検討する際に必要な検討項目を揃えてシーズを一覧化することで、研究者はアピールポイントの伝え漏れを無くし(そもそも何をアピールすれば事業会社に訴求できるかを項目埋めるだけで知ることができ)、事業会社は網羅的に初期情報を知れるので協業先開拓の効率を上げられます。

まずはヘルスケア・バイオテク分野からスタートし、シーズを掲載する研究者・ニーズを掲載する事業会社・出資先を探したい投資家が着々と手を挙げてくださっています。
https://convallaria.co.jp/projects/seeds-hub


いただいているお役目

●メンター、アドバイザー
KSPビジネスイノベーションスクールのメンター、Kawasaki Deep Tech Acceleratorのメンターを引き続きさせていただいております。
また、スタートアップの経営戦略アドバイザーと、独立系VCのコミュニケーション戦略のコンサルティングもさせていただいております。

ご評価いただき嬉しかったことは、「WHY:なぜやりたいのか・何のためにやるのか、を橋本が相手の立場になって一緒に考えるメンタリングをしている」「その上で個別具体の課題(ビジネスモデルや顧客ペインの深堀り、競合優位性の作り方など)をどうしたら解決出来るか、ゴールの姿だけじゃなく今すぐ出来る一歩目にまで噛み砕いてアドバイスする」という点です。

これを強みに、これからも実行力のあるメンタリング・アドバイスを提供してまいります。


●HVC KYOTOのモデレーターを務めさせていただいました。
JETRO・京都府・京都市・京都リサーチパークが主催する、すべて英語のヘルスケア スタートアップのピッチコンテストです。
2023年も夏に開催予定で、まもなく1月下旬に参加スタートアップの募集を開始します。

2/3には2022年のポストイベントとして、大企業連携をテーマにシンポジウムを開催するので、ぜひご覧ください。


●ピッチコンテスト審査員
GET IN THE RING OSAKAの最終審判員を務めさせていただきます。
テーマは「Health Tech」、2/17にオンラインで開催されます。ぜひご覧ください。


●日米学生会議 同窓会 常任幹事
私が大学3回生の時に参加していた日本最古(1934年創立)の国際交流プログラム「日米学生会議」
その同窓会の常任幹事を1年前より務めております。

学生実行委員が主体となって運営する会議であり、同窓会は、ご後援いただいている外務省・文部科学省・米国大使館・一般社団法人 日米協会をはじめ、多数の賛助団体・企業様などとともに、毎年の会議運営をサポートしております。

私は関西担当の幹事として、各大学や自治体、フィールドトリップでお世話になる企業様などへのご挨拶と連携をさせていただいております。

2023年の参加者エントリーは2/6まで。

ご関心いただいた大学関係者の方、企業の方、ぜひZoomなどでご紹介の機会をもたせてくださいませ。


■新プロジェクト

自分の価値感・哲学を言語化して仲間に共有でき、さらに連歌のごとく思考の掛け合いと発展をさせ実現のため粛々と行動する。
これが出来ているときの経営判断、起業または新規事業の創造は実に好ましく成功確率も高い。
また「素敵だな」と思える経営者やリーダーには、こういう思考法をする方が多い。

これが理想だと思うなら、月1回でもこういう思考法をする時間を持とう!
それをやってしまうのが、この新プロジェクトです。

これは私自身が経営や事業立ち上げ、あるいはスタートアップや大企業の経営企画部や新規事業部の方とお仕事をさせていただいた経験に端を発しています。
数々の素敵な事例に出会ったと同時に、本人の心がノッていない事業案の相談を持ちかけられた時や、社員の退職や思うように仕事をしてくれないと悩む社長の相談にのる時、あるいは難しい局面で経営判断をしなければならない状況において、目下の課題の手当てはすれども、内発性を自覚し言語化して共有しないと根本的な解決にはならないと感じることが度々ありました。

本プロジェクトは現在試験運用中。
「内発性をみつめ、思考実験をする」ことに共感してくださる方はぜひご一報くださいませ。


■プライベート

教養をつけて、公私ともに魅力的な人になりたいと思っています

●茶道のお稽古を始めて1年が経ちました
小学生の時ガールスカウトの団長さんがお茶の先生だったので、カジュアル初釜茶会などで経験させてもらってはいたのですが、社会人になってお稽古に通おうとするも忙しさを理由に続かず。
京都に帰ってきたことと、古来より優れたリーダーは仕事(武道/政治 含む)だけでなく知的教養が深かったからこそ人望を得て大成できたのではないかと思い至り、一念発起して茶道のお稽古に通い始めました。
裏千家のお稽古をしているのですが、茶名をいただくことを一つの目標に、極めたいと思っております。


●お着物を月2-3回くらい着ています
おもに茶道のお稽古で着ているのですが、もともとファッション好きな私は今や和服に行き着きました。
祖母の着物や、アンティークショップで見つけたお着物を着ています。
着物は格や文様の意味が分かりやすいので、相手のために装うことも心がけています。
昨夏のHVC KYOTOでモデレーター/司会をした時は、スタートアップの冷静と情熱をリスペクトしながらも、主催の京都市の姉妹都市であるウクライナへの敬意を込めて、私は青いお着物・主催リーダーの方が黄色いワンピースで、ウクライナ国旗の装いでした。


●アートとの距離を縮めてみています
観に行くだけじゃなく、作家さんやギャラリーの方、キュレーターの方とお話することを少しずつしています。
アートを観て私の心は何を感じるか・どんな問いを立てるかは私が自由にす解釈するのですが、作品の制作背景やどんな問いを込めたのかなど、作家さんやキュレーターさんの視座を知ることも一層面白いことだと思っているからです。

なのでこういったお話ができる機会がありましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいです。




最後までお読みくださりありがとうございました!
私は「素敵だな」と思える価値感の方とお仕事をさせていただけるように力をつけたいと思っています。
もしこれを読んでご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽に「読んだよ!」「◯◯面白そうね!」などメッセージいただけますと幸いです。

皆さまのますますのご健康とご多幸をお祈りし、結びといたします。
2023年も皆さまとご一緒できることを楽しみにしております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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