生活の余白

実家を出た。生まれてから家族から離れたことが一度もなかったため不安もあったが案外安定した暮らしをしている。
ひとり暮らしではなく同棲だから上手くいっている面もあるかもしれない。
これまでは週に1度彼の家に泊まりに行き、他の休日は友だちと会う。というそれなりに多忙な日々を過ごしていた。
実家には平日も休日も自分の他に誰かしらいることがほとんどで、今思うとひとりの時間が案外少なかったと思う。
同棲を始めてから実家に帰る頻度は月2回ほど、一緒に暮らす彼は仕事が多忙ですれ違いになることも少なくない。
実家で甘えていた料理や掃除、洗濯もするけれど彼と分担しているし大人2人分の暮らし(彼が忙しいので1,5人分くらいになってるかもしれない)の家事を差し引いても余白ができる。
あと家事をすると生活にメリハリがついてだらだらすることが少なくなった、今までツイッターやインスタグラムを観ていた時間で映画やドラマを観たり本を読んだりしている。良い傾向であると思う。
今年の4月くらいから仕事や私生活が忙しくつい趣味や娯楽を疎かにして携帯ばかり見ていたけれど文化的なものや活字に触れると視界が広くなる。
久しぶりの読書と鑑賞はわたしは現実を忘れられる、知らないことが知れることが好きだったのだと思い出させた。
ここから徐々に余白のある生活にシフトチェンジしたいと徒然思う日々である。

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