お弁当について
仕事がある日は毎日お弁当をこしらえている。
単に安月給の販売職でランチにお金をかけると貯金が危ういというのもあるのだけれど、お弁当を持っていく行為自体が習慣となっている。
白米とおかず二品、おにぎりと市販の味噌汁、サンドイッチ、前日のスープの残りとパン…等々
次第にどんどん効率化されており少ない品数でも見た目の体裁は整える技術が日々養われていく。
余裕がない日はカップ麺持参でコンビニおにぎりの日もあるけれどそれも自分の中ではお弁当のカテゴリに無理やり入れている。
母がどんなに忙しくてもお弁当を用意する人だったからその影響があると思う。
ついでにお願い、と言って学生時代から社会人2年目まで母にお弁当を用意してもらっていた。頭が上がらない。
実家を出てからは自分でせっせっと毎朝お弁当を作りランチ代を節約されたお金でときどき飲みに行く。逆に飲みにいく目的があるのでお弁当を作ることができる。とも考えられる。
お弁当を作り、仕事に行き、たまに仕事帰りにちょい飲みに行き。わたしの小さな世界が回っていると感じる。
今の慎ましく少し贅沢な生活をとても気に入っている。
今日は余裕がないのでカップ麺を弁当と言い張り仕事へ行く。
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