時の速さ

皆さまこんにちは。oiです。
今日は「君、時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るものなのだよ。」というシェイクスピアの言葉に興味を持ったので考察したいと思います。

「時の速さ」というのは不変ですよね?太陽系を地球が一周(公転)する周期を1年とし、地球が一回転(自転)する周期を1日としたものなので、例えば1日を25時間あると仮定したら1時間が58分ほどになると考えられます。

ですが、時の感じ方は個人によって異なるとも考えられます。例えば、頭の回転が早い人(処理能力に長けてる人)は1日に処理する量が人より多いですね。この場合、その人は一般より時間の流れがゆっくりと捉える事ができます。

細胞レベルで考えてみましょう。
神経の細胞から細胞への情報伝達は、神経伝達物質の移動によって行われています。この伝達物質の移動速度が速い人は思考するのも速いですね。
一方、この速度が遅い場合、思考速度も遅くなります。つまり、一つ一つの行動も遅くなってしまいます。これは自分の意志で遅くしているのもではないので、これが各個人の時間の流れる速さとなります。

加えて、「歳を取るにつれて体感時間が短く感じる」というジャネーの法則もありますね。これは、若いときは知識が少なく、未知の事象に関心を持つことで印象づき、忘れにくくなって時間を長く感じ、反対に歳をとり、知らない事象が少なくなることで時間を早く感じるという法則ですね。
時計を見たとき、秒針が1秒以上止まっているのを見たことがあると思いますが、それもこれと理屈は同じです。

シェイクスピアもこのような事を思っていたのでしょうか?
恐らく、例は違えど似たようなことを感じていたのではないかと思います。

少し分かりにくくなってしまいましたが、言わんとすることが伝わっていたら幸いです。

紳士淑女の皆さま、今回も読んでいただき有難うございました。ではまたお会いしましょう。

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