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内向的ながらも好奇心旺盛な少年だった私が、エンジニアとしてチームで働くことに充実感を得られているワケ。

ContractSを代表する社員が、半生を語るコラム『ContractS わたしの履歴書』。登場する社員は、セールス・エンジニア・デザイナー・バックオフィス等の多岐にわたります。それぞれの分野で後世に残る仕事を成し遂げようと日々奮闘するContractS社員。彼ら彼女らが自らの言葉で語る努力や想い。読めばきっとあなたに役立つ何かが得られるはずです。

■吉澤潤(よしざわじゅん)
職種:エンジニア
趣味:バイク

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自分に厳しく、目標は高く。内向的だが好奇心旺盛な少年時代


中学・高校時代は地元の千葉で過ごしました。当時の僕は今ほど明るい性格ではなく、内向的で自分に自信が持てなかったタイプでした。友達がいなかったわけではありませんが、誰とでも仲良くできるタイプではなかったと思います。自分を褒めることはなく、常に目標を掲げては「あの時もっとこうしておけば…」と反省を繰り返していたので、人からは「自分に厳しい」とよく言われていました(笑)。

高校生になってからは、短期・長期共にさまざまなアルバイトを経験しました。高校生で色々なバイトを経験することはあまり一般的ではないかもしれませんが、多種多様な仕事の就業体験ができるのは学生である今だけと思い、積極的に経験を積んでいきました。もちろん、純粋にそれぞれの仕事に興味があり「面白そう」と思えたという理由もあります。目についた面白そうなものにはすぐに飛びつく好奇心旺盛な一面があるのだと、自分でも気付くことができました。バイト先でこれまで会ったこともないような人たちと関わることで、次第に周りと打ち解けやすくなっていきました。

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「エンジニア」への道を志す大きなきっかけとなった、学生団体での経験


大学では、生活に結びつく新たな知見が得られるのではないかと期待し、経済学を専攻しました。

高校時代に部活動を経験しなかったことを少し後悔していたので、大学では学生団体に所属しました。「情報センター」という、大学のPCや学内システムを管轄する施設があるのですが、そこに関連する様々な情報提供の協力・支援を行う団体でした。学生のPCトラブルに対応したり、システムの利用方法についてレクチャー会を開催したりといったことが活動の中心です。この学生団体での活動を通して、他の学部に所属する学生とも繋がりができ、コミュニケーションの機会がぐっと増えていきましたね。

また、この時の経験が、今の「エンジニア」への道に繋がっています。小さい頃からPCが身近にある環境で育ったこともあり、PCやインターネットの分野には日頃から強い興味を持っていました。その上で、学生団体の活動を通して、PCの整備や新しいシステムのセットアップ、トラブル対応や使い方のレクチャーなど、より専門的な作業に関われたことで、PCに関連した仕事もいいのではないかと思えたのです。今振り返ってみれば、この時点で既にエンジニアの仕事に近いことをしていたので、自然な流れだったのだと思います。

この4年間の学生生活で得た大切なものがもう一つあります。実は学生団体ではサークル長も経験していました。内向的な僕は、大人数のサークルには馴染めないだろうという理由で、規模の小さいこの学生団体を選んだわけですが、いつのまにかリーダーを任されるようになったのです。この経験を通して、どうしたらメンバーを上手くまとめられるか、、自分が目指すリーダー像とはどんなものか、ということを常に考えながら活動していきましたし、この時の学びは、エンジニアを志す上で大きな糧となりました。

「多くの仕事に関わり、幅広くこなしたい」エンジニアとしてのスタート地点に立つ

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就職活動は最初から「情報系」に絞って進めていきました。エンジニアをメインにしつつ、幅広い裁量を持った仕事ができる企業を探していたところ、株式会社ラクスから内定をもらうことができました。ラクスは自社製品も多数あり、配属や異動も多いと聞いていたことから、たくさんの経験を積めるだろうと期待し、すぐに入社を決めました。入社後すぐに、自社ソフト部門とSES部門に分社化され、僕はSES部門に配属されました。配属当初、ラクスが提供しているソフトウェアに触れる機会が少なくなってしまったことは残念に思いましたが、好奇心旺盛な僕としては、様々な業界・企業のサービスに携わることができるSESの仕事は大変魅力的に感じたので全く不安はありませんでした。

研修が終わった7月からは、常駐する派遣先が決まるまで社内で待機する体制を取っていたので、その間はひたすら勉強をしていました。そして、そのような中、初めて決まった派遣先が「ContractS」だったのです。

客先に1人で派遣される不安を払拭してくれた、ContractSの温かな雰囲気と「承認文化」というカルチャー


ContractSの話を初めて聞いたときは、「契約」に関するサービスということで堅そうな印象を持っていました。なにより、社会人経験がほとんどないということで、「契約業務なんて普段関わらないし、知識もないけど大丈夫かな」という不安が強かったことを覚えています。しかも、ラクスでは通常、新卒社員の派遣先には既に先輩社員がいるか、先輩や同期と一緒に派遣されることが多いのですが、僕の場合は新卒1人だけ。更に、初めての顧客への派遣ということもあり、正直なところ派遣前は不安でいっぱいでした。



しかし、その時の悩みは、ContractSの環境に触れてから次第になくなっていきました。最初に面談で顔を合わせたCTO花井やエンジニアの吾郷をはじめとするContractS社員の歓迎ムード、更には開発部門の先輩方の手厚いフォローによって、気づけばContractSの社員の様に馴染んでいる自分がいました。ContractSの温かい雰囲気の中で、わからないところを懇切丁寧に教えてもらいながら、自然とできることも増えていきました。

ContractSでは定期的に開催する「WINパーティー」という社内イベントがあるのですが、それもContractSの「堅そう」なイメージを崩してくれた大きな体験です。これは個々のメンバーの成果に関して、「承認する/される」カルチャーを体現したContractS固有の取り組みなのですが、そのイベントで明るく和気あいあいとしたContractSの雰囲気を目の当たりにするや否や、抱いていたContractSへのイメージはがらりと変わっていきました。当時は10数名ほどのこじんまりとした規模の組織でしたが、この人数で動いているとは考えられないほどにプロダクトが次々と進化し続けていて、ContractSという会社が成長していく姿をこの仲間達とともに描いていきたいと思えるようになっていきました。


「このチームで作り上げたものを広めていきたい」ContractSへの入社を決意した瞬間

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派遣としてContractSで1年間働く中で、CTO花井から冗談半分で「いつ入るの?」と言われることが次第に多くなっていきました。「ContractSの社員として働く」という新たなキャリアの選択肢を意識するようになったのは自然な流れでした。

僕はContractSの開発チームが大事にしている「チームのあり方」をとても心地よく感じていました。日頃、上下関係の垣根無く自由に意見が発散しやすい雰囲気だったり、業務改善に向けて真剣に、かつ積極的に動けるチームのあり方に惹かれたのです。

当初は「個人」としての仕事が多かったものの、2-3ヶ月後から次々と優秀なエンジニアメンバーがジョインするようになり、チームに勢いが増していきました。この勢いに対する高揚感と共に、僕自身ContractSの「チーム意識」への考え方やスタイルについてしっくり感じていたことも、「ContractSに入りたいな」と強く思うようになったきっかけです。



ContractSのメンバーには優秀な人が多いのに、一人ひとりが個を主張しすぎず、チームを意識して日々の仕事に励んでいます。だからこそ、”僕自身もチームやみんなの助けになりたい”、”必要なときには助けてもらいたい”と、自然に思えるようになりました。「このチームで作り上げたものを広めていきたい」。このチームへの強い想いが支えとなり、ついに正式にContractSの社員として入社することを決めました。

ContractSでは立場を気にしすぎることなく、チームの垣根を超えて仕事ができるため、開発だけでない様々なチャレンジができています。入社後に改めて感じましたが、チャレンジしたいと思ったことにチャレンジさせてもらえる環境や、フラットにコミュニケーションが取れる社風はContractSの大きな魅力の一つだと思います。

誰からも頼られる「縁の下の力持ち」になりたい


ContractSでの1年間の社会人経験は、濃密だったはずの4年間の学生生活以上に充実感がありました。特に、僕はContractSのお客様からの機能改善のご要望に応じる業務を行なっていたため、開発を始めとして、カスタマーサポートやカスタマーサクセスなど、様々な部署と横の連携を図りながら、日々、”顧客にとって最適な対応とはなにか”を意識しながらコミュニケーションを取っていました。ContractSが大事にする「すべては顧客の課題解決のために」を意識して仕事に励むことの大切さは、この1年の業務の中でしっかり学びましたし、行動面でも身に付いたと自負しています。

ContractSの社員の素敵なところとして、感謝の気持ちを素直に口に出す人が多いと感じています。昔から僕は嬉しいことがあると、「自分が言われたら嬉しいだろうな」と感謝のメッセージを手紙やメールを通して相手に伝えるということをしていました。もともとその様なこだわりがあったために、ContractSに来て、気さくに経営陣やマネジャー、社員から「ありがとう」と言われる心地良さを経験する中で、より一層、自分がContractSのカルチャーに合っているな、と感じるようになっていきました。今ではすっかり、僕も積極的に声に出して伝えるようにしています。

今の僕の目標は、誰からも頼られる「縁の下の力持ち」的な存在になることです。今後、開発組織には新卒入社の社員も入ってくるので、自分が入社時に身近なメンバーにフォローしてもらえたことへの恩返しとして、今度は自分が新しく入社した社員をサポートする番だと思っています。僕自身もまだまだわからないことだらけではありますが、これから出会う新たな社員の皆さんがContractSにすぐに馴染み、一緒にカルチャーを体現しながら仕事を楽しんでいけるようなサポートをしていきたいと思います。

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