明日は憲法記念日

領空侵犯でロシア大使呼び出しへ デンマークとスウェーデン
https://www.afpbb.com/articles/-/3402965

デンマークとスウェーデン!
なんだか、日本領空から韓国の領空に抜けたみたいなストーリーか?と思ってしまったが。何を試したかったんだか。
二番煎じでしょ?あの時は、日韓の連携を確認した?日韓の連携って、そんなもん、あったっけか?

[スキャナー]ウクライナ西隣の小国モルドバ、次の標的か…響く銃声「次はここを狙ってくる」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220501-OYT1T50163/

https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20220501-OYT1I50098/

なんだかもう、何を考えてるんだろうか?というか、何か考えているんだろうか?
目的は理解できる。至極単純。ただ、手段があまりにも、何というか・・・
ただもう、なんでもやってくる感じがする。

ふと、気になったのはこれ。

北海道沖太平洋サケ・マス漁 来月初めにも操業開始の見通し
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220426/k10013598921000.html

改めて記事を読んだら、日本の排他的経済水域らしく、まずは一安心。

これで、ロシアが主張する経済水域内とか、ロシアが主張する領海内、なんてことになると、何もしていなくても「事件」をでっち上げて、拿捕して、実質的に「人質」にされてしまうんじゃなかろうか、なんて、つい、思ってしまった。少なくとも、今はその可能性(危険性?)がかなり高い気がする。
「包囲網」は一つでも少ない方がいい。ってことは、日本外交の手足や口を封じるには、人質を取るのが手っ取り早い。事前に何らかの合意があったって、そんなもの関係ないのが、今のロシアだものなぁ。

アングル:ロシアに翻弄される漁業の町、北海道根室に再び試練
https://jp.reuters.com/article/japan-russia-nemuro-idJPKCN2M70EY

歯舞群島にある貝殻島のコンブ漁、ロシア水域で操業するサンマ漁など、

https://jp.reuters.com/article/japan-russia-nemuro-idJPKCN2M70EY

何としても、早期にウクライナ情勢が収束して欲しい。漁船だけだと何が起きるかわからない気がする。けれど、中国じゃあるまいし、海上保安庁の船が漁船と一緒にロシア(の主張する)水域に入る、なんてことは、あり得ないだろうしなぁ。一見漁船だけれど、実は、ってなると、ますます中国・北朝鮮みたいになってくるし。

プーチンの核攻撃「以前よりありえる」理由
https://toyokeizai.net/articles/-/541784

どこかの記事で読んだ。もし、ラトビアやエリトリアに戦術核が打ち込まれたら、アメリカはどこに「報復」するか?その記事では、確か、同盟国ベラルーシに報復するシナリオが「結論」とされたような記事。(有料記事だったのか?スマホでは、タダで読めたのだけれど・・・)
類似のシナリオを考えるならば、アメリカを「牽制」する目的で日本が戦術核のターゲットになった場合にも、「第三次世界大戦」を回避するためには、直接の「報復」を避けて、相手国の「同盟国」に、極めて限定的な「報復」を行う可能性が高い、と読める。日本にとって「核の傘」なんて、意味があるんだろうか?いざとなったら、世界大戦を回避するという「大義名分」の下に切り捨てられる。

何よりもまず、核保有国に対して「核兵器を持たない中立国に核攻撃することを禁止」する条約などに加盟させる方が、優先度が高い気がする。
でもなぁ、ロシアのような国がそうした条約に署名したとして、実効性をどうやったら担保できるんだろうか?
個人的に私は、日本が「核の傘」に留まることには反対。「核を持たない中立国の一つ」として、同様な他の多くの国々と同じ立場で、安全を担保するメカニズムを創出して欲しい。のだけれど、ロシアなんか、「条約」は破るためにあると思っている気がするし。(日本の諺。「気違いに刃物」としか言いようがない。でも、それも「世界」か。)
念のために書いておくならば、日本が核を持つなど、時代逆行も甚だしいと私は考える。リスク低減に寄与しない(NATO加盟国がそうだと思う)ばかりか、人道的観点を重視する国からも蔑視される原因にすらなり得ると考える。「国際世論」の醸成は、ネット社会の現在重要度を増すとも考えるから。

明日は憲法記念日。「憲法第9条の死守」が、どんどんと難しくなるなぁ。

何としても憲法第9条を死守するためには、ロシアを国連人権委員会の理事国から除く決議の際に「棄権」した多くの国々が、ロシアに対して「罰」を下す決議などには「賛成」に回るような、外交努力が不可欠だと思う。日本単独の外交じゃ、三極化がくっきりと浮かび上がった今の世界の三極目を動かすのは難しい気がする。かと言って、「憲法第9条」なんて、日本が理想的に掲げているだけで、現実の世界で「戦争放棄」がいかに困難か、欧米なんかが「日本の事情」に配慮してくれるとは、思えないし。(アメリカなんて、自衛隊を「戦力」として出せと、執拗に言い続けて来たし。)

もし「ロシアに対して罰が下らない」ことになるなら、あるいは、「罰を下す」ことになっても棄権する国が多すぎて実質骨抜きになるようなことになったなら、プーチンと似たような行動を取っても非難されない「前例」になると思う。そうなった時に、憲法第9条の制約でミサイル防衛の議論などが一切できない、結果として「日本を占領するためには、こうしたらいい」というシナリオがくっきりと浮かび上がることになる、ような気がする。日本ばかりではなく、教育や医療などへの予算を削って軍事費を積み増しせざるを得ない国が多数出てくる気がする。

国連加盟国の大多数の賛成を得て、「ロシアに対して罰を下せる」かどうか、それが失敗したなら、世界は武力が支配した100年前に逆戻りし、憲法第9条は「風前の灯」になるのかなぁ。
世界は、「対ロシア」でどこまで結束できるんだろうか。

暇に明かして、いろんな議論を見てみたい、気もするが、世間の「お休み」はプログラミングや資料作成の「掻き入れ時」。
たぶん、明日からは、そんなにネットニュースを読まないと思う。

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