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いつか見た灯台のように

2024年がはじまりましたね。

一人のんびりと正月を過ごしていたところ、突然の地震。
都心のマンション4階はゆるりと揺れただけだけど、テレビをつけたら石川県で最大震度7だったと。
災害に遭われた方々に、一日も早く心おだやかに過ごせる日々が来ますようにと願わずにいられない。


2023年はとても意味深い一年になった。
たくさん悩んで、もがいて、「辞める」「手放す」「身をひく」など、これまで継続してきたことから退く決断をした年だった。

悩みの粒を出したり引っ込めたり。答えを出しそうになっては「今はがんばる時だな」「お世話になってるしな」「私でもお役に立てることがありそうだし」などの言葉を呪文のように自分に言いきかせブレーキをかけてきた。
そうやって結論を出さないようにしてことに一個ずつ時間をかけて、今出せる答えを出した。

「よし、いよいよやるぞ」と思って行動しまくった挙句、慣れないことを短期間に一気にしたからか身心共に疲労し、ダウン。真夏に10日ほど寝たり起きたりの日々となり、体力が落ちだけでなく自分を責める気持ちが増し増しになり、しばらく人に会うことができなくなった。
そこからの回復をはかってるうちに大きなプロジェクトが動き出し、終了日まではとにかく日々、ダッシュ。走りながら手を動かして、気づいたらゴールテープを切って倒れてた感じ。

そんなギリギリの毎日の中でも、新しいお仕事をいただいたり、自ら企画を立ち上げたり、新しい師との出会いなどがあり、2024年は挑戦の場をいくつか用意することできた。

1)ラジオドラマの脚本に挑戦。
2)朗読ライブ、4月21日に決定!
3)朗読作品の執筆。久々の朗読劇も。
4)新曲の創作。
5)シャンソンのリサイタルをやる。秋頃。

この5つを軸に、さらに細かくプロジェクト管理をしていこう。


人に相談することが苦手だ。悩みは人に言わない。結論は自分で出したい。出してから伝えたい。周りの流れや世間の常識からではなく自分の心が何を求めているかを探りながら選びたい。

辛い時、苦しい時、私はいつも「言葉」に救われてきた。
手に取った本の中の言葉、何げなく耳にした曲の歌詞、ドラマの中で語られた一言のセリフ。
そこにあった「言葉」偶然出会った「言葉」は、私の顔色を見たり脅かしたりせかしたり茶化したり強引にボジティブな方向へ引っ張っていこうとしたりしない。
静かに私に沁みてきて、私が私として答えを出せるように待ってくれた。
どこへ行くべきか光で示してくれた。

今悩んでいる人・苦しんでいる人・迷っている人の灯台となれるよう
今年も一つ一つの作品を大事に紡いでいきたいと思う。

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