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時間が経つ、成長する、変わっていく。

2021/12/8 芸能記録no.65「石田さんチの大家族スペシャル」

昨日、石田さんチの大家族スペシャルが放送されていました。

実家にいる時から何かと、毎年見ている番組です。24年密着している番組ですが、私はその半分くらいを見ていると思います。

1番末っ子の隼司さんは、私と同じ歳です。隼司さんがちょうど反抗期真っ只中の印象がとても強いので、多分その頃から見ていたのではないかな、なんてことも思っています。


昨日の放送は、そんな隼司さんが主人公だったのでとても感慨深い思いで見ていました。


新しい命の誕生

隼司さん。そして奥様のマイさん。マイさんも同じ歳の25歳でした。結婚をして、妊娠していて、その経過をカメラが密着していました。

腰に手を当ててお腹の痛みで顔を歪ませてしまうマイさん、そしてその姿を心配する隼司さん。

反抗期の時代を見ているせいか、その姿に時が経つってこういうことなのかな、と思いました。

早朝に来た陣痛で病院に急ぐお2人と、お2人に付き合う取材班のカメラマンとディレクターのおじさん。取材班は、もはやドライバー役です。いつでも病院にいけるように、自宅で待機するほどの完璧なサポート体制。呼び出しの電話を受けて、お2人の自宅に車を飛ばします。頼もしいな、とつくづく思いました。

これは、24年一緒にいたからこそできる事だと思います。隼司さんにとっては、もはや生まれた時からカメラが一緒にいて、いつも隣にいる家族じゃないおじさんたち。早朝に呼び出したり、部屋の中でくつろいでいる時、荷物を持ってあげようとするとき、いろんな箇所で心を許している姿がカメラ越しに伝わってきました。

コロナ禍で出産には立ち会えませんでしたが、毎日マイさんから送られてくる動画や写真を見て、口元を緩める隼司さんの横顔は完璧にパパの顔でした。

マイさんが退院すると同時に、赤ちゃんにもやっと会えた隼司さん。喜びが前面に出ていて、見ている私も思わずにやけてしまいました。笑

マイさんは私と同じ歳です。周りの友人にも既に出産をしている人がいますが、新しい命が誕生するって本当に尊い事なんだとつくづく思います。母は強し、本当にこの言葉通りですよね。私はいつかお母さんになりたいけど、そんな強い母になれるのだろうか、なんてことを考えてしまいました。


成長すること、変わっていくこと。

24年密着している番組って、滅多にないと思います。私が生まれた歳の分だけ、映像として残っていて、それが日本中に放送され続けています。もはや、テレビの中の世界ではなくて、遠い遠い親戚のような気持ちです。大家族が歩んできた歴史を切り取って、それを長年テレビを通して見続けてきました。

人は、成長しますね。石田さんチの皆さんも、変わっていないようで変わっていて。でも変わっているようで変わってなくて。表現は難しいけど、その時の流れを一緒に見られて嬉しいなって思います。

きっと、そういう気持ちで番組を見ている人は私だけじゃないんじゃないかな?


学校を卒業すること、会社に就職すること、退職すること、転職すること、結婚すること、子供が生まれること、親になること、そういう節目節目を見てきて、そうやって家族は大きくなっていくんだと感じます。

私は今、結婚式の司会をしています。人生の中でも大きな晴れ舞台である結婚式。家族がどういう道を歩んできて、お2人はどうやって出会って愛を育んで、新しく家族が増えるって、どんな気持ちなのかな?と想像しながら言葉を考えています。

経験が言葉になる、先生に教わりました。なんなら、経験したことしか言葉にできない。

私はまだ結婚もしていないし、子供も産んでいない。だから想像でしかないし、人から聞いたことしか分からない。自分が経験したことで出てくる言葉が変わってくるなんて、なんて素敵な職業だなと思います。

つくづく、ブライダルMCという仕事にずっと携わっていたいなと感じましたね。(まだデビュー前ですが。笑)


人って、変わりながら、そして変わらないまま、少しずついろんなことを経験して、成長していくのだと番組を見ながら改めて思いました。

もうすぐ今年が終わります。私も、少しずつ前に進めているといいな。


おりょう☺︎

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