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デビュー10周年を迎えて。

2021/9/4 芸能記録no.53「金スマ・Kis-My-Ft2スペシャル」

昨日放送されてた、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」。ゲストは、Kis-My-Ft2のメンバーで「Kis-My-Ft2 デビュー10周年SP」という内容でした。

私は、ジャニーズめちゃくちゃ好き!というわけではないし、正直Kis-My-Ft2のメンバー全員の名前もフルネームでちゃんと言えるか、自信はないです。笑

でも、今回の放送を見ていて、少しだけグループの見方が変わったのも事実。だから、今日は昨日のスペシャルを見ていて私が感じたことをまとめていこうかな、って思います。


Kis-My-Ft2とは。

Kis-My-Ft2は、北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、二階堂高嗣の7人で結成されているグループです。

率先的にKis-My-Ft2の楽曲は聞いたことないけど、音楽番組とかで耳にすることは多いので、知っている曲は何曲かあると思います。

個人での仕事も増えて、玉森くんはドラマのイメージだし、藤ヶ谷くんは鶴瓶さんと一緒にA-StudioのMCさんしてて。他のメンバーもバラエティとか、CMとか、その活躍はテレビを通して沢山知ることがあります。

ただ、私の中でずっと頭に残っていたのは、前列3人と後列4人の衣装の色が違っていたこと。このグループ大丈夫なのかな?って、ある意味心配しながら1視聴者としては音楽番組を見ることが多かったです。

このスペシャルでは、デビューしてからのメンバー内格差や、デビューする前の暗黒期など、メンバーそれぞれが当時どう思っていたのか、赤裸々にインタビューに答えられていました。


落ちこぼれ集団だった?

ある意味、Kis-My-Ft2はデビュー組から外され続けて、集められた人たちだったそうです。

デビューする前は、それぞれ色んな人とグループを組んでいて、ジャニーさんがその中から見極めて1つのグループを改めて結成して、デビューさせる流れのようで。

一緒にグループで踊ってた人たちが、NEWSとして、Hey!Say!JUMPとして、デビューして。そこから要らないと判断された人たちが集まってできたのが「Kis-My-Ft2」と言っていました。

ただ、Kis-My-Ft2は、メンバーの頭文字で形成されているようでしたが、実はMというのは宮田くんではなく、のちにNEWSとしてデビューした増田くんのことだったようで。元々は増田くんセンターのグループを作ろうとジャニーさんは考えていたけど、増田くんはNEWSにして、代わりに「M」を使える宮田くんが加入したような感じでした。

なんかもう、すごい世界だなって思います。年齢や所属歴は全く関係なくて、ジャニーさんの見極め力でデビューが決まっていくというのか、独特の世界観だなって思いました。


中居くんがいじってくれた。

デビューしてから、メンバー内格差が明らかになっていったKis-My-Ft2。衣装は違うし、テレビの露出も違うし、本当可哀想になるくらい前列後列で扱いが違いました。

当時本人たちは、とても気まずかったようです。後列4人は、ペラペラのワイシャツを着せられて「なんで?」って思うし、前列3人は、なぜか豪華で華やかな衣装を着せられて「なんで?」って思っていたと。でも、何も言えなかったそうです。もし自分が逆の立場にいても同じで、何も言えなかっただろうな、とも言ってました。

でも、そんな中で中居くんがいじってくれたと話していました。音楽番組のトークコーナーで、後列4人に向かって「なんでそんな地味なの?」とか「早くジャケット着れるといいな!」とか言われたらしく。最初はなんと答えていいか分からなかったようですが、メンバーと話して、中居さんと受け答えがスムーズにできるようになって、嬉しかったと言っていました。歌ってる時は注目されないけど、トークコーナーではカメラを向けてもらえる、誰かが見てくれる、話せる、楽しい!って思ったそうです。

その後、中居くんプロデュースで、後列4人のユニット「舞祭組」が結成されて、4人だけで音楽番組やCDを出すことになりました。

これはメンバーみんなにとってプラスだったようで。後列4人は、純粋に注目されて嬉しいし、前列3人は、舞祭組のおかげでバラエティーなど活躍できる場が増えて認知度も上がるから嬉しい。

正直、当時は驚きましたよね。舞祭組というグループ名にも唖然としたし、楽曲もかっこいいとはお世辞にも言えないくらいダサかったし、笑

でも、確実に認知度は上がりましたよね。中居くんプロデュースすごい。


エースがいないグループだからこそ。

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Kis-My-Ft2は、今年で10周年を迎えたそうです。先にデビューしたNEWSやKAT-TUNは、メンバーが脱退や退社していたりするけど、Kis-My-Ft2はこの10年誰一人かけることなく、7人で活動してきました。

ジャニーさんは野球のコーチをやられていたそうで、ジャニーズのグループを決める時も、野球の知識が絡んでくるようです。まず四番エースを選んで、そこから周りを固めていく感じ。それを3人にするか、5人にするか、それ以上にするか。

そんな話になった時、「Kis-My-Ft2は、4番がいない状態から始まった」とメンバーの1人が言っていました。

確かにデビューしたグループを見ると、明らかに4番エースは存在してる気がします。Hey!Say!JUMPで言えば山田くんとか分かりやすいかも。異例かもしれないけど、Kis-My-Ft2にはエースが居なかった。でも、だからこそ10年続けてこられた、とも言ってました。

エースがいないから、お互いが尊重し、認め合って、力を合わせて、ここまで来たのだと。


まとめ。

昨日番組を見ながら、思わず涙が出そうになりました。ジャニーズ事務所という場所がどれだけ異質な世界なのかも知れましたし、デビューに至るまでの努力と葛藤、苦しみや悔しさ、きっとこれはほんの一部でしょうけど、ここを乗り越えて今のジャニーズの人たちはデビューしてきたんだなだな思うと、また見え方が変わってきます。

Kis-My-Ft2のことは何も知らなかったし、ただジャニーズグループの1組としか認識してなかったけど、暗黒の時期があって、それを乗り越えて今の彼らがいるのだと思うと、とても応援したくなりました。

きっと他のグループも、色んな過去を乗り越えて、今の彼らになってるんだろうな。

彼らのことを少しだけ知れた、とても素敵なスペシャルでした。


おりょう☺︎

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