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目の前のその先の未来には、きっとヒカリがある。

2021/3/24 自分記録no.37
「興味がなくても、知らないことを知るって、結構楽しい」

私は今、事務の仕事をしています。

でも、観光バスの方にも在籍しています。
ここ数日前に運休が解除され、晴れやかに再開したと連絡が入りましたが、
平日フルタイムで働いていると、やはり休みがないと部屋が荒れるもので。

レッスンとか、美容室とか、ヨガとか、資格の勉強とか、
色々したいことが積もりに積もっていて、
さすがに「働きづめ」は何もできなくなるから、
今は、観光バスの方には全く入っていません。

ここ半年ほど、事務の仕事ですね。
もう半年も経つと思うと、本当にあっという間だと痛感しています。


興味がなくても、楽しめるのは…

事務の仕事は、最初全く興味がありませんでした。

当時はコロナのせいで観光バスが無期限の運休になって、
ほぼほぼ、それで生活していた私は完全に収入源をなくしてしまって、
生きていくにはどうしたらいいか、
どうにか、なんとか、何か、できることはないか必死でした。

そんな時、「事務の仕事は興味ないか?」と連絡があったんです。

連絡があった時は、
本当に切羽詰まっていたから即座に「興味あります!」と言いましたが、
正直、興味も何も、そんなこと考えている暇はなかった。

明日のお金はあっても、
1ヶ月後、自分がどう生きているのかも分からない極限の状態で、
迷っている時間はなかった。

だから、採用された時は、本当に安心しました。

でも、この時ですら「興味がある」とは言えない状態でした。


あれから半年…

今の私は、とても楽しんでいます。
最初は全く興味がなかったけど、
今もやっぱり興味は他のことにあるけど、
でも、知らないこと知れる今の環境は、とても楽しいです

興味がなくても楽しめるのは、
きっと私の良いところなのかなと、最近気づきました。


今日は。

交通事業社の事務をしているのですが、
会社自体が新しいので、そのシステムもまだ完全とは言い難い状態で、
何度も何度も、話し合いをしている社員さんを見て、
こうやって私たちの日常は作られているのだと、実感しています。

街が新しくなって、また街に人が少なくなって、
そんな中で何が求められているのか、
どういう風に地域に寄り添えばいいのか、
私たちの暮らしがより良いものになるように、
いろんなことを考えて、それを作り上げている人がいます。


今日は、社員さんと現場検証に行きました。
実際に見た方が勉強になると、連れて行ってくださいました。

車を運転しながら、もう1人の社員さんがパソコンを動かし、
携帯を触りながら、システムの検証をしていく。
その作業を私も手伝わせてもらって、
社員さん2人の言ってることは少ししか理解できなかったけど、
こうやって実際に自分たちの足で確かめて、
一つ一つ原因を突き詰めて、システムを改善していく。

この地味だけど大切な作業が、私たちの暮らしを支えているのだと、
2人の背中を見ながら思っていました。


この時間は、きっと何かに繋がっている。

今している仕事が、具体的に何かに役に立つなんて、
そんな単純な世界ではないことは既に知っていることですが、
でも、何かしらこの時間は、何かに繋がっていると思うんです。

直接的に繋がるとか、そういうんじゃなくて、
自分の血となり肉となる、何かがあるんじゃないかなって。


学生の頃、テレビ局でアルバイトをしていました。
原稿を印刷したり、電話を取ったり、編集長のご飯を買いに行ったり、
スタジオに走って行ったり、取材の入力をしたり、
そんなことをしていました。
パッと見ると、雑用に思える仕事でも、
ここで得たものは、いつのまにか”自分”を作り上げてくれました。

いつのまにか、優先順位をつけて作業できるようになってた。
いつのまにか、何度も確認する癖がついていた。
いつのまにか、時間に余裕を持って行動するようになってた。

こんな風に、当時は雑用だと思っていたあの時間も、
今は、私の「私自身」になっているんです。


だから、事務で仕事をしている今の時間も、
あと数年後には、必ず私の「私自身」になっているんじゃないかな、と。

この先何があるか分からないけど、
でも、目の前のその先の未来には、きっとヒカリがある。
私はそう思っています。

無駄なことなんて何もない。
どんなに興味がないことでも、何かしら力になる。
知らないことを知れる環境を楽しいと、心から思える日がくる。

好きなことではないけど、
自分がやりたいと思ったことではないけど、
それでも、ここにいるということに、意味があるに違いない。

だから、私は今はこの場所で、楽しむことにします。


おりょう☺︎

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