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個人で、会社を買収。

2020/12/12 芸能記録no.18「マツコ会議で知った、新しい現実に驚愕!」

この番組は、
隠れていることにスポットライトを当ててくれるので、
結構見ることが多いです。
個人的に好きな番組ですが、
今回ピックアップするのは、先週5日に放送された回。

この回では、個人で会社を買収した社長さんたちと、
中継を結んでお話をするという内容でした。

M&Aが今年に入ってから過去最高の3196件になっており、
個人で会社を買って社長になる人達が増えているそうです。

今日は、社長さん方のエピソードと共に、
私が感じたことをまとめていきたいと思います。


社長さん紹介。

この回では、3名の社長さんが登場しました。

1人目。

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・2児の母
・30歳の新島ユリアさん
・東京・青山で創業10年のドレスショップを購入
・譲渡希望額は1000万円、最終的には870万円で購入
・年商1200万円から、3000万円に!!

とにかく、結婚式にいい思い出があり、
憧れていたブライダル関係の仕事がいいとネットで探していたときに
M&Aのマッチングサイトで会社を見つけたんだそう。
前職は看護師と答えた新島さんに
「近い業種の経験もなく、知識もないのによく買えたね」とマツコ。
そんな新島さんはフォトウエディングも含め4回も式をあげていると告白。その経験だけを頼りに、
新婦さんと同じ目線で考えたアイデアがあたり、
コロナ禍において売り上げは絶好調だという。

話を聞いたマツコは「好きっていうだけで会社やるの、、、ありかも!」
と思わすつぶやく。

番組を録画していなかったので、
一言一句はさすがに覚えていませんが、
新島さんの案としては、
半年くらいの長い期間、ウエディングドレスを貸し出した。
と言っていました。

コロナの影響で、大勢で集まっての式が挙げられなくなった。
だから長期間レンタルをすることで、
家族、友人、写真用、など少人数の場で使うことが可能になったと。

この理由を聞いて、「なるほどなー!」と納得しました。

ドレスは同じでも、何回も、違う場所で、
お気に入りのウエディングドレスを着てお祝いができる、
この方自身が結婚式がすごく好きだからこそ、
その光景が頭に浮かんで、形になったんだろうな、と思いますね。

やっぱり、好きって、強い。


2人目。
・学習塾を買収
・33歳の河原さん
・25名だった生徒を40人に増やした

早速マツコは、
「ちょっとよく分からないんですけど、、、、何で学習塾を選んだの?」
と声をかける。
前職はサラリーマンで、31歳の時に起業しようと会社を探していた時に、
リスクが少なくて、継続できる仕事が良いと考えたときに、
学習塾にたどりついたという。
その理由に思わず「なるほど。。。」と感心するマツコだった。

こちらも、記憶が曖昧ですが、
理にかなっている、という話だったと思います。

塾だから在庫を持ちません。
よって、リスクがないし、保管場所もいらない。
そして、従業員問題。
アパレルとかだったら、
お客さんがいない時でも、ずっと在中しないといけないけど、
塾だったら、生徒がいる時だけ先生に来てもらえばいい。

これまた、その通りだなー、と強く頷きましたね。


3人目。

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・24歳の加登さん
・新潟県佐渡にある天領盃酒造を買収
・当時全国最年少酒蔵の買収者としても取り上げられた
・前職は証券マン

個人的には、この方が一番衝撃的でした。
何と言っても、私と同じ歳!!!!
多分、だからこそ食い入って見てしまったのだと思います。

佐渡に、8000平米以上の土地の天領盃酒造を買収したという。
日本酒の会社は自分で立ち上げるのが難しく、
造る量が一定基準以上初年度から造るようにならないと免許が下りない。
買収当初は従業員から反発の嵐だったという。
反発を受けながらも経営の改善に取り組み続け、
最初の1年間は杜氏に付きっきりで日本酒造りを勉強していたという。
新規参入が難しい日本酒の会社経営を目標に証券会社で経験を積み、
赤字経営で後継者のいない酒蔵を買収。
当初は「反発の嵐」だったが、
一年間杜氏につきっきりで日本酒造りを学びながら経営改善を進め、
利益は向上。若手の新入社員も入るようになったという。
熱意が評価され銀行から買収資金の全額融資を受けたエピソードとともに「お酒造りはすごく楽しい」と笑顔で語る。

昔から作ってる銘柄は天領盃で、
新しく立ち上げたブランドが雅楽代だと話した。

なんかもう、全てが凄すぎて、話についていくのが精一杯でした。
現在24歳なので、多分買収したのは22歳とかですよね。21歳かな?
証券会社に勤めていたのに、
そこを辞めて、会社買収という挑戦をしたことが凄すぎるし、
心折れず、勉強し続けて、さらに新たな銘柄も開発して。

行動に移す人は、本当に強いし、たくましいし、
かっこいいと、純粋に思いましたね。
さらに同じ歳なので、余計その思いは大きく、
なんだか、私までパワフルに、元気を貰った気がします。


放送を見て思ったこと。

私の憶測ですが、多分、
歴史があるお店は、継続したいけどきっと後継者問題で悩んでる。
さらに、いま世の中がこんな大変なことになって、
経営を続けることすら、危ういという危機的な状況になっている。

だからこそ、
M&Aのようなサービスが過去最高の記録を出しているんだろうな、と。

個人で会社を買収するなんて、そんなことできないと思っていました。
でも、こうやって身近にそういうサービスがあって、
若い世代が次々に挑戦して、
倒産する前に立て直して、売り上げを伸ばす。

きっと、歴史を重んじる日本だからこそ、
そこに価値を感じて、
今の時代のニーズに合うように、
若い人の柔軟な考え方が需要にヒットしているのかな、とも思いました。


実際、私は会社買収なんて考えたことはないですが、
この放送を見て、そのようなサービスがあることを知って、
少しだけハードルが下がったのは事実ですね。

もし、これから、
「会社買収」「経営」などに興味を持つことがあったら、
その時は、”好き”だけを強みに、挑戦してみたい気もします。

新たな選択肢として、
「会社経営」というカテゴリーが追加されたことは、
私にとって、刺激的な学びになりました。

こういう動きが広まっていけば、
これからの日本の未来は、きっと、明るい。


おりょう☺︎


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