どれを持って、どれを持たないか、決めるしかない。あとは持ち方を工夫するか。
2021/5/13 ドラマ記録no.40
「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」
このドラマは、去年放送されていたドラマです。
私は「ものづくり」が好きだからか、
どうしても、仕事の中身を覗き見したくて、
このドラマを見るようになりました。
世間から見れば、というより、コンセプトもですが、
仔犬系男子の優しい年上男子と、ドSキャラで毒舌の年上男子。
この2人から迫られる、主人公の女の子。
この恋愛ストーリーにキュンキュンするという方が多いかと思いますが、
私は、そっちよりも雑誌が作られる過程を見るのが面白かった。
やっぱり私は、仕事>恋愛、みたいです。笑
仕事に対しての姿勢を学ぶことができたので、
ここで、印象的なセリフをご紹介していきたいと思います。
ドラマについて。(公式ホームページより)
上白石が演じる主人公・鈴木奈未 は、
その名の通り「仕事も恋愛もほどほどに。
人並み で普通の幸せを手にしたい」というイマドキの安定志向の持ち主。地方の田舎町で生まれ育った奈未は、
夢もやりたいことも特にない平凡女子だ。
東京で暮らす幼馴染で片思い中の健也を追いかけるため、
東京の大手出版社の備品管理部の求人募集を見つけ、面接を受ける。
採用されたはいいが、
備品管理部ではなくファッション雑誌編集部に配属されてしまう奈未。
そこで出会ったのは、最年少編集長である宝来麗子 。
彼女はまさに「バリキャリ」「超敏腕・毒舌・冷徹」な鬼上司だった!
麗子は生半可な気持ちで働く奈未に対して冷たく当たる。
「なんで私がこんな目に!?」人並みに仕事をして、
普通の幸せを手にするはずだったのに…
それでも麗子の仕事に対する姿勢を間近で見ているうちに、
奈未の「仕事をすること」への意識が変わっていく。
さらに、ひょんなことから出会った子犬系イケメン御曹司で
カメラマンの潤之介から突拍子もない提案が!!
鬼上司にも、子犬系御曹司にも振り回される奈未。
仕事も恋愛も「そこそこでいい」はずだったのに…!?
でも、今、彼女は全力で走り始める!!
物語の舞台はファッション雑誌編集部。
出版業界冬の時代において、出版部数を伸ばし、売り上げを上げること、
さらに紙媒体だけではなくデジタル化への展開が至上命題。
本作では、華やかに見えるファッション雑誌編集部の華やかなだけではないリアルな裏側も見どころのひとつ!!
印象的な言葉。
雑用すらできないのに、普通や人並みなんておこがましいんじゃない?
夢って、なきゃいけないのかな?夢を持っている人を否定はしないけど、
別になくたって良いんじゃないかな。
夢に縛られたり、夢を持つことに囚われたりして、
それで笑えなくなったら意味なくない?
人はよくばりな生き物だから、一つ手に入れたらもう一つ欲しくなる。
でも、人が抱えられる量は決まっているから、
どれを持って、どれを持たないか、決めるしかない。
あとは持ち方を工夫するか…
地味なことって実はとても重要。
編集部の仕事は事務作業ばかりでとても地味・・、
だけど、そのどれもがとても大事なことなんだ。
人並みで良いなんていうのは、
平均以上の能力やステータスがある人間が使える言葉。
あなたは、普通や人並みがどれだけのものか分かっていない。
あなたは「人並みがいい」とか言って、努力することから逃げてるだけ。
思入れが強すぎると、自分の思い描いたストーリーを作ろうとしてしまう。だから、一歩引いて見る。
私たちの仕事は、誰かの人生を変えてしまうかもしれない。
でも、誰かに新しい夢を見つけてもらう、
きっかけになるかもしれない。そう、思っているんです。
結果がどうでも、ちゃんと自分が納得するまでやれたんなら、
次のステージが見えてくる。昨日までとは違う景色。
そうやって一段ずつ、階段を登って行くんだよ。
考え方なんて人それぞれだから、答えなんて出るわけないだろ。
いろんな考え方があって、いろんなスタイルがあって、
総じて仕事、でいいんじゃないの。
まとめ。
夢がなかった主人公。
何もかも「人並み」でいいと、「人並み」がいいと、
そうやって割り切って生きてきた女の子。
主人公の年齢設定が、今の私とあまり変わらなかったから、
自分と重ねて見てしまったところがあると思います。
最初は、やる気がなかったことでも、
続けて見ると、その面白さに気づいて、周りの動きも見えてきて、
相手が何を求めているのか、考えているのか、段々分かってきて、
そういう経験が私にもあるから、
だから、このドラマを見ていたのだと思います。
学生をしていた頃よりも、
社会人として働いている今の方が、
お仕事ドラマの本質のカケラを見られているんじゃないかな、
って思います。
あの頃よりも、セリフの意味がよく分かる気がする。
(まだまだ社会人経験はないですが。
というより、会社員経験は一度もないですが。笑)
現場を覗き見できるお仕事ドラマは、やっぱり面白いです。
おりょう☺︎