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自分はできる、そう信じなさい。

2021/9/9 ドラマ記録no.55「おかえりモネ 84ー私たちにできることー」

今日、放送されたおかえりモネ。これまでは、モネや気仙沼の幼馴染、菅波先生にスポットが当てられていましたが、今日は報道気象班キャスターをしている、今田美桜さん演じる神野マリアンナ莉子さんがメインでした。

前任の朝岡さんがキャスターを降りて、中継キャスターをしていた神野さんがスタジオのキャスターに就任しました。でも、朝岡さんがメインをしていた時よりも、明らかに視聴率が落ちてしまって…

世間に求められている自分像と、自分が目指している理想像。真面目で、説得力のある、固い話は求められていないと、神野さんは自分を責めます。そんな状態で、同じ報道気象班である内田くんがスタジオでマイクテストをしている映像が流れてくるんです。

酷すぎる…

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ポカーンってなりますよね。こりゃ、たまらないですよね。明らかに、神野さんは用済みで、メインのキャスターは内田くんに変わるのが、誰に言われなくても察することができます。

辛すぎる…

そんな中で、高岡早紀さん演じる高村さんが言ったセリフが、すごくすごくすごく良かったので、ご紹介します。


自分は出来る、そう信じなさい。

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やめなさい。仕事に優劣つけてるならそれは失礼よ。それから、自分で自分を貶めるのもやめなさい。まぁ、私も昔おんなじ理由で番組降りたけどね。ていうか、降ろされた。私みたいなのはなんて、言っちゃダメよ。もうそういう時代じゃない。誰よりも自分が、あなた自身で実力で勝負できるって信じなさい。信じられるくらいになりなさい。あなたが闘う場所は、私が死守するから。

高村さんも、過去はキャスターとして仕事をしていたことを明かしています。同じような経験があるんでしょうね。だからこそ、「私が死守する」と言い切るカッコ良さには震えました。

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これを聞く、今田美桜さんの演技が素晴らしくて。涙がポロポロ流れ続けるんです。心の奥底から湧き上がる悔しさが、本当に伝わってくる。これは、見てて苦しかったですね…


デジャブ感がするのは、気のせい…?

神野さんのイメージである、明るい・可愛い・華やか・元気!このイメージが“報道”というお固いモノからは中々受け入れてもらえない。

でも、結構前、モネの両親の馴れ初めが放送された回があったんです。当日音楽をしていた父親、音楽家というのは、影や陰などがあった方が魅力的だけど俺はそんなの持ち合わせてないと、肩を落とすのに対して、母親は…

正しくて、明るくて、ポジティブで、前向きであることが、魅力にならない世界なんて、クソです!

と言っちゃうんですよね〜!!亜哉子さん、最高です。笑

このセリフと、今日の神野さんの姿がなんかリンクするなぁ…と思いました。


自分が持ってる、魅力や強みについて。

そりゃ、報道ってとてもお固いモノです。私も学生時代アルバイトでテレビ局の報道にいたので、少しだけなら分かります。でも、固さだけが集まるのは面白くない。「じゃない方」の人たちがいてこそ、テレビというものは幅広い年齢層に支持されているんだと思うんです。

だから、この場所には神野さんは絶対必要な人。それを朝岡さんも高村さんも分かってるからこそ、今日みたいなちょっと意地悪とも受け取れる試練を与えたんだと。

人一倍きっと努力家だから、苦しいと思う、悔しいと思う、でも「神野さん、頑張れ!」って心から応援しちゃいました。

・仕事に優劣つけないこと

・自分で自分を貶めないこと

・私みたいなの、なんて言わないこと

誰よりも自分が、あなた自身で実力で勝負できるって信じること。信じられるくらいになること。

これから生きていく上で、高村さんからとても大切なことを教えてもらった気がします。

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カッコいいなぁ。一見冷たそうに見えるけど、ちゃんと見ててくれる、こんな人と一緒に働けたら頼もしいな…。なんなら、高村さんみたいな人になりたいな。


おりょう☺︎

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