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フリーターの苦悩

その1.未来への不安

フリーターとして生きていると、未来への不安が定期的に訪れる。3年後、5年後なんてどうなっているか分からないのに、分からない未来に不安を覚える。今自分は未来に向けて努力していると思っても、その努力が実るかどうかは分からなく、その努力が果たして自分の理想へと繋がっているかも定かではないのだ。そう考えると僕たちは分からない未来に不安を覚え続けていて、そんな訳も分からないことに心配する必要もないのだ。今書いているこの文章だってこれから先一生誰かに読まれるわけもないのに、この文章を書き続けている自分がいる。でも心のどこかでは、この文章が本となってフリーターの皆さんの心を癒す1冊になればいいなという期待もある。そう。僕たちは期待しているから努力し、夢を見るのだ。自分への期待。自分ならできるんじゃないかという数パーセントの期待。でもその期待も一瞬で儚く散ることもあれば、散っても散っても諦めず努力し続けられる人もいる。僕もそんな人間でありたいと強く思う。最近は心が落ち込む日々が続いている。だからこそこうして文章を書き、さっきは1枚絵を描き、1日の中でなにか少しでも自分は前に進んだぞと思える証を刻みたいのかもしれないな。心は凹んでも現実だけは少しだけ進めておく。心は凹んでも、手は身体はどうにか動かせる。いや、無理やり動かすことで心の凹みが少しずつ平らになっていくのかもしれない。書けば書くほどみなぎる力。文章にして、自分の胸の中にある言葉を吐くことは効果絶大だ。そこらへんの薬よりも効果があるかもしれない。ぜひ試してみてほしい。僕はいつもこうしてノートの上に文字を書き連ねることを日課としている。少し嘘をついた。ここ何ヶ月も日記を書いていなかったのだが、つい最近また日記を書き始めた。それは自分の心が落ち込んでいたからだ。今そう気づいた。人は落ち込むと誰かに胸の内を聞いて欲しいんだと思う。でも僕は自分の弱音を誰かに言うのは苦手で、だから紙が僕の話を聞いてくれている。紙に返事はないが、たまに天からメッセージが舞い降りてくることがある。昨日は、

自分がやれるだけやって、それでダメならしょうがないじゃない。そんなに自分を責めたらいけないよ、きっと大丈夫。

という言葉が降ってきた。不思議でしょ。これは天から降ってきたのか、自分の心から湧き出てきたのかは分からないけど、でもどこからか急にこのメッセージが近寄ってきたんだ。ありがとね。僕は今24歳のフリーターで、今年の7月で25歳のフリーターになる。現在は実家暮らしで親に甘えている。情けないよね。自分でもそう思う。でも甘えられる環境があることは幸せだなとも思う。いいんだよ、きっと大丈夫だから。フリーターでも希望は持てる。フリーターでも苦悩はある。でもそれはみんな一緒だよね。全人類何かしら悩みはあって、どこかに希望があって、みんな悩みと希望を行ったり来たりしながら人生を進めている。人生はゲームだ。RPGだ。神様は僕に試練を与えている。試練なんていらないのに!と思っても、試練のない人生もつまらないなと思う。そして、どうせ試練を貰うなら自分の進みたい道で試練を貰いたい。実はこれで本を書くのは3冊目で、でも1冊目も2冊目もまだノートの中にしまってて、一生ノートの中にしまってるのかもしれない。ノートをWordで文字にするのが面倒でずっとそのままだけど、でもそれでいいんだと思う。だって今この瞬間が楽しいから。自分の気持ちを文字にするのが楽しいから。だから僕は本にならなくても、こうして言葉にし続けられることでずっと楽しいんだ。今回の本は「フリーターの苦悩」というタイトルにしたけど、僕の中にある苦悩を言葉にすることで、苦悩を喜びや楽しさに変えていけたらいいな。苦悩し続けることは苦しくて、今日も考えすぎて頭が痛いけど、今日は頭をよく使ったなと思って、頭のいい運動になったかもしれない。日頃どれだけ頭を使ってないんだろうね。後今は手が疲れてきている。僕はタイピングが苦手だから紙に文字を書くんだけど、大量の文字を書くことは結構きつい。だから書き終わるときはいつも手が疲れたときなんだ。そしてそれと同時に脳もシャットダウンされる仕組みになっている。いい感じだよね。今日も楽しい日記が書けたな。この日記を書くだけで明日に希望が持てる。この日記は宝だ。別にお金になるわけではないけれど、僕に夢を抱かせてくれる。それはお金以上に価値のあることだ。楽しい夢を見るには、苦悩を吐き出すこと、苦悩を全て吐き出し、ありのままの自分を認め、自分の好きなことをやってみる。好きなことがなければ、少しでも興味のあることを、後はそれを続けていると毎日が少しずつ明るくなる。続けることは難しいけれど、他者と比較せず、自分が作るものは全部良しの精神で今回も前に進めていけばいいよ。僕の文章も最高だ。だって僕にしか書けない文章だから。僕の絵は最高だ。だって僕にしか描けない絵だから。これでいいんだよ。楽しいでしょ。明日も一緒に夢を見よう。ではまた。

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