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誰もが持っている商品

誰もが持っている商品。それは「自分」。この自分という商品を磨かず、どこか自分以外に頼ろうとする自分がいた。お店を開くにしても、自分以外の商品メニューや器、内装、そんなとこばかり考えていた。もちろん、それらは非常に重要な部分で、自分以外の部分も真剣に考えなければならない。ただ、自分という人間が疎かな状態で、自分以外で勝負しようとすることは非常に危険なのではないかと思う。自分という人間性が欠落しているにも関わらず、自分以外で勝負したところで、自分以外が認められ、自分は認められないというどこか悲しい現実が突きつけられるのではないか。お店とはサービス業であり、サービス業とは人であると思う。人とは自分であり、従業員であり、商品の主は自分だ。自分を毎日お客様に見せ、その後、自分以外の商品を見せる。自分は完璧な状態でお客様に見せれるだろうか。いや、完璧ではないと自覚した上で、完璧ではない自分でもお客様に出来ることは何かないかと考えられるだろうか。完璧ではない自分を認め、日々自分を磨き、無駄なプライドを捨て、お客様と真正面から向き合えるだろうか。お店をしたことのない24歳フリーターが偉そうに語っているが、これは誰もフォロワーのいない1人の世界noteなのでどうか許して欲しい。僕は僕の考えを日々noteにまとめ、自分と向き合う習慣をつけたい。いや、自分がお店を開くときに、自分も向き合った上で納得のいくお店を開きたい。変なこだわりがあるせいか、自分が決めること全てに理由を持たせたいのである。そのためには、自分と向き合うことが必須なのだ。まだまだ、よく分からない。何が分からないのかも分からない。僕はこのままでいいのだろうか。経営をしたことも学んだこともなく、ただ本が好きでカフェによく行く24歳のただのフリーターがお店を開いてもいいのだろうか。大丈夫なのだろうか。そんなことを心配したところで何か変わるわけでもなく、ただ今はお店を開くための資金をアルバイトで貯め、自分と向き合いながらも、自分以外の人の考えを聞きながら、どうにか自分にも素敵な考えを取り入れていきたい。頑固な僕でも、その頑固さを時には柔げながら、柔軟な心を持って受け入れる。人生の先輩から学ぶ。また、頑固さも大切にする。曲げない部分は曲げない。絶対に大切にしたい信念だけは曲げない。そこを曲げてしまったら、信頼を失う気がする。僕がお店を開く上で大切にしたい気持ちは「ごゆっくり」の精神だけだ。これだけは何としてでも曲げない。売上、回転率、それらは店を開いてないから想像もできないし、まだよくわからない。けど、ごゆっくり過ごして欲しい。何も気にせず、のんびり過ごして欲しい。この気持ちを大切にしつつ、いつか開くお店のイメージを日々膨らませていきたい。きっと大丈夫。うまくいくよ。

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